2016年10月15・16日に三蔵祭がありました。心理学科では2年生が主体となり,催し物として「心理学式お化け屋敷」を行いました。今日は,そのお化け屋敷の様子や心理学科の幾つかのゼミの模擬店の様子を紹介します。
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今回設営したお化け屋敷は,2012年に平教授が犯罪心理学研究室の当時の学生と一緒に,広島県立歴史民俗資料館 (三次市) 等の依頼を受け,「真夏の妖怪大行進!歴民お化け屋敷」として産学連携事業の一環として実施していたものがベースとなっています。
「見通しが悪い」「逃げ場がない」「誰かが隠れていそう」などの不安が高まる要素がこのお化け屋敷には多く取り入れられています。恐怖を高めるための心理学的なアイデアがぎっしりと詰まった,いわば「心理学式お化け屋敷」です。
2013年から,この「心理学式お化け屋敷」を心理学科の2年生が中心となり三蔵祭で行っています。
今年は,夏休み頃から本格的な打合せをはじめ,三蔵祭の数週間前から小道具の作成,前日の夜や当日の朝に会場設営をおこないました。
以下の写真は,当日の準備の様子です。光の漏れがないかや,音響のチェック,メイクの準備など・・・学生全員が忙しく働いていました。
記念すべき一組目のお客さんです。この後も,続々とお客さんがきました。
終始,部屋の中から,叫び声や笑い声(?)が聞こえてきました。時には,泣きながら出てくる人も・・・。それもそのはず,部屋の中にはこんな恐いお化けが待ち構えていました。
午前と午後の限られた時間での開催でしたが,2日間で345人ものお客さんがきました。非常に盛況で,数十分待ちは当たり前,日曜日の午後は1時間以上の待ち時間があったようです。
その他,三蔵祭の期間中には,心理学科から幾つか模擬店の出店がありました。平教授のゼミは「焼きそば」を,山崎准教授のゼミは「タピオカドリンク」を,私 (宮崎) のゼミは「はしまき」を,大学院生が中心となって活動する高次脳機能障害支援グループの夢々では「お団子」などを提供していました。
なお,三蔵祭では各模擬店に対する評価と,優秀な模擬店に対する表彰が行われます。今年は平ゼミが「味覚部門特別賞」に,夢々が「審査員特別賞」にかがやきました。
例年,三蔵祭後に学生たちの親密さや結束が高まるのを感じます。これから,2年生は様々な授業・グループ実習に向け,ゼミの3・4年生は課題演習 (プレ卒業研究) や卒業研究に向け,お互いに助け合い,励まし合いながらますます勉学に勤しみます。
三蔵祭を終え,絆の深まった心理学科の学生たちの活躍に,今後も注目していきたいと思います。
学長から一言:「心理学式お化け屋敷@三蔵祭」も、毎年工夫が凝らされ、その年度の学生のカラーが反映され。。。そして今年も大盛況でしたねッ!!!すばらしい、アクティブ・ラーニング!!!