昨年度から取り組み始めた日本語検定で、今年も「日本語検定委員会特別賞」を福山大学が団体受賞し、表彰状が届きました。
検定は、6月18日にありました。共通教育のひとつとしての「日本語表現法」の授業のなかで全新入生に案内し、その51%にあたる439人が受検申し込みをし、そのうち52.3%の223人が検定(3級)合格となりました。準認定組を合わせれば、受検者の84%が「認定証」か「準認定証」を手にしました。
昨年度と比べれば問題が少し難しかったこともあって、合格率はいくらか下降(3級 52.3%←69.0%)したものの、昨年と同じ団体表彰となりました。
日本語検定は、日本語母語話者を対象とする、定評のある検定です。検定受検に関しては、昨年度に引き続いて大学より検定料の補助があり、受検しやすくなっています。
検定までは、「日本語表現法」の授業の中で練習を積みました。学修支援システム「セレッソ」上での、検定に向けた学習も可能にしました。
2年連続というのは驚きですが、学生の頑張りからすれば、当然なのかもしれません。ともに喜びたいと思います。
日本語検定で問われる敬語や文法は、とても実践的なものばかりです。これから社会に出ると、まず心がけなければならないことばかりです。言葉を正しく使い、円滑なコミュニケーションを必要とするのです。そのためにも、この度の検定結果はひとつのスタートラインに立てた。そういう意味があるのだと思います。
日本語検定委員会のホームページで、この団体表彰についてはこちらに載る予定です。→こちら
学長から一言:「認定証」や「準認定証」を獲得した1年生の皆さん、おめでとうございます!!!ちょっと自信がつきましたねッ!指導の教員の方、ありがとうございます&お疲れさま!来年度は受験率をさらに上げたいですね!