今回は、10月8日(土)に開催した平成28年度公開講座(福山会場・第3回目)の様子をお伝えします。
福山大学公開講座は、本学教員の研究成果を地域社会に公開し、社会の人々に生活及び職業上の専門的な知識と一般教養を高める学習機会を提供し、生涯学習の振興と文化的、産業・経済的な発展に寄与する目的で、毎年、9月下旬から10月下旬にかけて5回シリーズで行っています。
また、今年の統一テーマは「ひと・まち・くらし<3>」で、講座の概要は「ひと・まち・くらし」をキーワードとして、地域の産業界や近隣の自治体組織と連携して知的資源を地域に提供したり、地域で活躍できる幅広い人材を育成したりするなど、地域の活性化につながるようなテーマに取り組んでおり、福山大学が地域と連携したさまざまなプロジェクトや活動をわかりやすく紹介します。
それでは、第3回目の担当であります工学部機械システム工学科の内田博志教授による『備後地域の交通安全問題とその科学的対策 』の様子をお伝えします。
第3回目担当の内田博志教授です。
当日の講義風景です。(その1)
当日の講義風景です。(その2)
講座終了後に熱心に質問をされている受講生がいらっしゃいました。
講師を努めた内田教授に、今回の講座について感想をお聞きしました。
『公開講座で話をするのは初めてでしたが、思いのほか多くの方に出席いただき、福山大学が地元の交通安全の研究に取り組んでいることを知っていただけて、有意義でした。質疑やアンケートを通じていただいた貴重なご意見を参考に、今後の研究を進めてゆきたいと思います。』
内田教授、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。受講者の方々もかなり熱心に聞いておられた様子でしたよ(^o^)
受講された方々の感想をいくつかご紹介しましょう。
◯大変勉強になった。自動車の設備が良くなっているので交通事故には注意したい。
◯交通事故の多さが非常に残念である。時間にゆとりを持って運転しようと思う。
◯今後の運転に役立つ事例があったので気をつけたいと思う。
◯高齢化を迎えてハード面の改善が必要になってくるので研究を期待している。
受講者の皆さん、様々な激励のお言葉をいただき、ありがとうございました(^o^)
次回の公開講座(福山会場・第4回目)は、学園祭(三蔵祭)の関係で10月22日(土)に行われます。『備後地域の食文化と伝えたい継ぎたい家庭料理』というタイトルで、生命工学部生命栄養科学科の石井香代子准教授が講師を努めます。次回の講座でも興味深い話が聞けると思いますので、是非、受講してみてはいかがですか(*^_^*)
学長から一言:内田教授は、平成26年4月にマツダの技術研究所から来て、研究と教育に新風を吹き込んでいます。。。地域の交通安全への貢献も大いに期待されるところ。。。受講生の皆さんからの期待も大きいですねッ!