2016/02/29

ドライブレコーダーを交通安全に活用するチャレンジ(情報工学研究の最先端研究)

こんにちは,学長室ブログスタッフのKMです.

今回は情報工学科金子教授からの投稿です.

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こんにちは,情報工学科の金子です.今回はドライブレコーダーについてお話します.ドライブレコーダーは,「大事な場面を残したい」というときに役に立つものですが,コンピュータをうまく活用することによって,
 ・運転者の個性や癖を解析して,数値で示す.
 ・動画像の中の動きや変化を読み取る.
といった,新しいことができるようになってきました.交通安全に役立ちそうです.情報工学科で取り組んでいる,ドライブレコーダーについての最先端研究を紹介します.

 下の図をご覧ください.左が元画像,右がコンピュータで解析した結果です.ドライブレコーダーの動画像を解析すると,路面や対向車や街並みの動きを解析できます.動きの向きや量が数値で得られるというのがコンピュータの強みです.

 このことを,交通安全に利用しようとしています.現在,福山大学が,広島県警察と共同で「広島県警察と福山大学における交通安全教育等に関する共同研究協議会」のもとで,共同研究を実施しています.その中で,ドライブレコーダーの活用にもチャレンジしています.
 ここでの鍵は,運転の状況や周りの状況が変化すると,それがコンピュータによる解析結果にすぐに現れるということです.そのことを,簡単に紹介しましょう.

(1)通常走行の場合
 例えば,下の図は,通常の直進走行です.左側の景色は左に流れ,右側の景色は右側に流れるという様子を,コンピュータが読み取っています.


(2)右折の場合
 今度は,右折している場合です.このときは,景色全体が左に流れます.この様子も,コンピュータは正しく読み取っています.

(3)停止している場合
 今度は,車両は,交差点の前で停止しています.このとき,交差点の中を他の車両などが往来しています.コンピュータは,そうした動いている車両だけを読み取ることができます(下の図をご覧ください).

さて,天気であれば,気温や湿度のグラフが描けるように,人間であれば,心電図や体温変化のグラフが描けるように,コンピュータの助けを借りることによって,ドライブレコーダーの動画像から自動でグラフを作ることができます.その様子を下に示しています.下の図の右下にあるグラフが,1本の動画像を1枚のグラフとして描いた結果です.


このようにして作成したグラフを,運転者の癖や個性を解析したり,動画像の中から大事な場面を探すのに役立てようとしています.それが実現できれば,交通事故の削減に役立ちそうです.いま,情報工学科では,そうした新しい取り組みにチャレンジしています.


学長から一言:これは面白いですね。。。こういうところでも情報工学がしっかり役立つのですね!!!感動!!!


第3回 心理学科長杯争奪戦ぷち運動会!

こんにちは。心理学科 学長室ブログ担当の川人です。
今回は,「第3回 心理学科長杯争奪戦ぷち運動会」の様子を皿谷助手に報告してもらいます。

では,早速。
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こんにちは。心理学科の皿谷です。

人間文化学部心理学科の様子を紹介させていただきます。

修士論文公聴会(2月16日、学科ブログ【もしくは研究科HP】)、卒業研究・課題実習発表会(2月18日、学科ブログ)を終え、あとは修了・卒業・進級の判定を待つのみの心理学科の学生さんたちです。

が、心理学科の学生さんたちはじっとはしておりません(笑)

2016年2月22日(月)、通称「猫の日(ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2))」に、

SIP29&学生サポーター企画
「第3回心理学科長杯争奪戦ぷち運動会」

を開催いたしました!
このイベントは2年前より行っており、今年で3回目となります。




とある学生さんが、「インドアな心理学科の唯一アクティブなイベント」といっておりましたが、心理学科は結構アクティブ派が多いと思っております(笑)
1年生から4年生、そして大学院生までの有志を集い、約100人の学生さんの参加のもと行いました(おかげさまで、年々、参加者が増えております。)

まず、このイベントを企画/運営しています「SIP29」「学生サポーター」について紹介させていただきます。

「SIP29(Twitterアカウント名:@shinnri29)」とは、Student Innovation Project29の略で,学生が主体となって『心理学科(29号館)を住みやすい集まりやすい環境にして盛り上げて行こう!!』という目標のもと出来たグループです。主に,建物内のイメージチェンジを行なったり,学科内でのイベント企画を行ったりしています。

活動内容として最近では,殺風景な壁にウォールシールを貼って装飾を行ったり,心理学の歴史上の人物が何をしたのか,階段に歴史を学べるコーナーを作成したりしました。




他には,心理学科生(1から4年生)が関われるように,2年生(新3年生)に向けたゼミ相談会や、スポーツ大会、学生サポーターと合同企画として心理学科長杯争奪戦を行っています。




学生サポーターとは、学生間のコミュニケーションを促進するための活動を行っている学生さんたちのことです。

この学生サポーターもとい学生サポーター制度は、H23年度から人間文化学部心理学科の中で「ピア・サポート養成講座」として始まり,平成27年度から名称を変更し人間文化学部で,「学生サポーター」制度を開始しました。サポーター養成講座を受講した学生が中心となり,現在,心理学科の学生を中心に20名程度の学生が学生サポーターとして活動しています。




主な活動として,学内では心理学科の教養ゼミ内でのピア・サポート・トレーニングや新入生合宿の学生リーダー,下級生への学習支援などを行っています。また,学外においては,高校や中学校などに出向き,仲間づくりの支援などの活動をしています。その他にも,ハロウィンやSIP29と合同でプチ運動会などのイベントを企画しています。

心理学科の学生の活動についてはこちら

それでは、プチ運動会に戻りましょう。
基本ゼミ単位でチームを組み、ゼミ対抗で進めていきます。
2年生(新3年生)、3年生、4年生、院生は所属ゼミで、1年生は教養ゼミや希望ゼミに分けられて、チームを組みます。
人数調整も入り、ゼミの参加人数によっては合同ゼミになります。




レジャーシートも引いて、応援席も確保しています。

競技種目もたくさんあります。
騎馬戦、アジャタ(玉入れ)、リレー、大縄、なんでも競争(詳細は不明(笑))・・・etc.
競技種目は企画運営担当が話し合いで決めています。






この運動会は、ピアサポート活動の側面も含んでいます!
1年生から院生まで、一緒にイベントをすることによって、顔見知りになり、学生同士の中で助け合いができる繋がりを作ることができます!

また、この時期、2年生は配属ゼミが決定となります。
自身が所属するゼミの先輩たちとの顔合わせも担っています。

そして、数々の試合で白星を挙げ、第3回の心理学科長杯争奪ぷち運動会を制したのは・・・


(ダラララララララララ…ジャン!!)

教育心理学研究室(野寺ゼミ)!!
おめでとうございます♪


最後に最後まで参加した参加者全員で集合写真!




参加した学生さん、お疲れ様でした(^◇^)
SIP29と学生サポーターの皆さん、企画・運営お疲れ様でした&ありがとうございました(^^)/

心理学科では、学生が学生のためのイベントを行っています。
よって、授業や教員との関係以外でも、イベントを通じて、学生同士でつながりができていることによって、学生同士の助け合いができているのだなと感じています。
こういった、先輩/後輩(ときどき教員)といった縦横斜め?のつながりが強いのも心理学科の魅力だと思います。

4月には新たな新入生を迎え、心理学科はさらにパワーアップしていくことでしょう。
新入生の皆さん、4月に会えることを楽しみしています!


学長から一言:さすが心理学科! ピア・サポ-ト精神があふれていますね! ぷち運動会でも、しっかりアクティブ・ラーニング!!!
ピア・サポ-ト精神に興味のある方は、学長短信No.65もどうぞ。
http://www.fukuyama-u.ac.jp/rector-statements/entry-2151.html

2016/02/27

海洋生物科学科の卒業研究発表会

2月22日(月)と翌23日(火)の2日間に亘って、
海洋生物科学科の卒業研究発表会が開催されました!!

ほぼ1年前にスタートを切った卒業研究の成果を、
思いっきり披露する大事な大事な発表会・・・

102名の緊張と息吹が、一つの教室に集結しました。

初日はまず、学科長の満谷教授から開会の挨拶があり、皆を励ますとともに、
自らの若き日の体験談を語って会場を和やかな雰囲気にしてくれました・・・(これで4年生の緊張も少しは解れたかな???)。

ドキドキの卒業研究発表会
さてさて、こうして始まった発表会。
初めは「食品衛生学研究室」の発表です。
海藻を有効利用するための分解酵素の探索や、巻貝からの生理活性物質の探索と作用など、
海洋資源の有効利用を目指した研究内容満載でした。
最初の発表とあって随分と緊張しているかと思いきや、みな堂々と成果を発表していました!!

2番目は、因島キャンパスに所属する「水族遺伝育種学研究室」です。
研究室の前には瀬戸内海が広がり、この立地条件を活かした研究は多種多様です。
魚に貝に、マダコやイカに、エビ・カニからゴカイ、動物プランクトンにまで至る幅広い研究テーマがつづきました。

お昼休みをはさんで・・・

3番目は、「海洋動物行動学研究室」。
最新の調査機器を駆使し、スナメリやナルトビエイなど野生の海洋生物の生態を解明しています。
明るく元気なプレゼンが、会場に花を咲かせました♪

4番目は、「海洋植物科学研究室」。
海藻類の環境適応機構の解明というミクロな分析から瀬戸内海の海藻類の分布というマクロな研究テーマによって、海の植物の世界を見せてくれました。

ここで、1日目は終わり。
そして、翌日・・・

5番目は、「アクアリウム科学研究室」から再スタート!!
因島キャンパスに在る附属水族館マリンバイオセンターで行った水生生物の飼育に関する発表が目白押し・・・。
卒業後は水族館の飼育員への道が決まってる学生もいて、魚たちを見つめる眼差しはキラキラしています♪

6番目は、「海洋環境保全再生学研究室」。
海洋環境と聞いて、まず頭に浮かぶもののひとつ・・・「赤潮」。
その発生防除を目指し、分析ツールを駆使したケミカルな研究内容です。
そして、水質環境との関連などを調べたフィールド調査の成果が披露されました。

お昼休みをはさんで・・・

7番目は、「水族病理学研究室」。
養殖や飼育の現場で問題となる疾病。
魚たちの病気を未然に防ぐにはどうすればよいのか?
餌の改良と免疫力向上、魚体に対する汚染物質の生理的影響の解明など、病理学のメスが節々に入っていました。

8番目は、「沿岸資源培養学研究室」。
瀬戸内海の有用種であるブリ、シロギス、シタビラメの種苗生産過程で起こる形態異常の防除を目指した基礎的研究や、金魚のあらゆる品種の形態的特徴など、魚を卵から育てることができる因島キャンパスならではの研究内容でした!!

最後は、「海洋動物発生学研究室」。
クラゲのオンパレード♪
クラゲを実際に飼育し、育ってゆく過程で起こる様々な発生メカニズムの解明を遺伝子レベルでとりくんでい解明しています。


2日間に亘った9つの研究室の発表会。
4年生は、この一年間で様々なことを学んだことと思います。
それは研究を行う上での戦略や実践、データ解析などは勿論のこと、
研究を遂行する過程で生まれた“不屈の精神”、“たすけあいの心”、そして“仲間への感謝”などなど・・・。

終わりの挨拶に立った南教授は、「この一年間の経験と体験が、将来にわたり皆の人生に必ず活きてくる」と語り、あと一月ほどで大学を卒業する学生との別れの辛さを話し、教え子を思うまなざしがじんわりと伝わってきました。

講評する南教授
この発表会は1~3年生も自由に聴講でき、たくさんの後輩たちが先輩の姿を目に焼き付けていました。
この先輩たちの姿を、自らののちの姿に重ねる想像が、彼らの“創造”へと発展するように、
我々教員もこの胸を熱くした素晴らしい2日間でした・・・。

(海洋生物科学科 Kenji♪)


学長から一言:瀬戸内にある本学の海洋生物科学科ならではの、すばらしい卒業研究のオンパレード!!!


半年間の留学を終え、中国に帰国します!


みなさん、こんにちは!
学長室ブログメンバーの国際交流課 神原です。


今日は、本学協定大学の一つである首都師範大学からの交換留学生2名が、中国に帰国するということで、学長室訪問を行いましたのでその様子をお伝えします。


【左】楊 迪(よう てき)さん、【右】郭 碩(かく せき)さん

2人は、首都師範大学で2年半日本語の勉強をした後、平成27年9月に来日し、約半年間本学で勉強をしました。 楊さんは、メディア情報文化学科(平成28年度よりメディア・映像学科に名称変更)で、郭さんは、心理学科でそれぞれ専門の勉強に励みました。 2人はそれぞれゼミに所属し日本人学生と机を並べ勉強していました。中国では、ゼミがないそうで、とても新鮮で貴重な体験となったようです。



慣れない海外生活で、不安や苦労もあったそうですが、同じ中国からの留学生や、本学教員からのサポートのおかげで、短期間ではあったが非常に充実した留学生活だったと語ってくれました。
また、松田 文子学長からは、中国に帰国したら、日本、福山、そして福山大学の魅力を発信してください。そして機会があれば是非また福山に戻ってきてください!とお言葉がありました。


 最後に松田学長と記念撮影


学長から一言:ゼミで教員や仲間との人間関係を築き、全人教育を目指す、という本学の教育システムを経験して、よい半年間になったようです。。。いつの日か、またお会いしましょう!!、


スマートシステム学科関田准教授による超小型人工衛星システム勉強会 -産学連携ー

こんにちは、工学部スマートシステム学科ブログメンバーのMGです。

今回は、2月22日に行なわれました「将来の衛星を活用するシステムの技術課題とビジネス展開についての勉強会」の報告です。
この勉強会は、当学科の関田准教授によって企画され、福山大学からは私も含めスマートシステム学科の香川教授、田中准教授、沖准教授の5人の教員が参加し、超小型衛星システムの技術課題についてのプレゼンを行いました。以前ブログで ひろしま産業振興機構マッチングフォーラム をご紹介しましたが、今回は、地元に縁のある企業、シャープ株式会社,株式会社ユーホー,株式会社御幸鉄工所,福山観光株式会社,NPO法人ひとまちスタジオ,また,東京の衛星技術支援をされている株式会社プラネットより,参加していただき当学科の進める衛星関連研究に関しての意見交換と勉強会を行うというのが趣旨です.


場所は,福山駅北口からすぐの宮地茂記念館です.出席は十数人とこじんまりとしていますが,産学連携の密度の高い勉強会と言えるでしょう.



発表内容は,「衛星活用土砂崩れ予測システム システム計画・今後の課題」(関田准教授)から始まり、衛星と連携する地上局ネットワークセンサの意義と構築方法のプレゼンが中心です。地上側のエナジーハーべスティングに関する研究(田中准教授)、ネットワークセンサの移動駆動系に関する研究(沖准教授)、土砂崩れ災害のための土中メタンガスのレーザーセンシングの研究(香川教授)が発表され、私もネットワーク構築法と群ロボットの研究のプレゼンを行いました.

この勉強会に関する教員側の感想ですが、
「衛星と地上センサーネットワークロボットについて我々と共に活動していただける企業が一同に会してこれからの計画と技術課題について共通認識を得られた意義は大きい.今後は,大学と企業双方で情報交換・討議を行いながら設計・検討を進めることで,概念設計を終了させ,試作試験を伴う基本設計段階に1日でも早く進むことが必要」(幹事の関田准教授)

「企業の方に、面白がっていただき、ここまで詳細に検討されているならばと、実機に近い試作の協力の申し出もありました。1年間、4年生、大学院生と共に研究してきた成果が、このようなお言葉で評価されるのも大変嬉しいものです。俄然ファイトが湧いてきました。」(香川教授)

「産業人の方の「ビジネスになるかどうか」 という感覚の鋭さを感じました。 同時に、3ヶ月で製品化をするような短TAT(Turn Around Time)が要求される産業界の厳しさも感じました。」(田中准教授)

産業界の意見を直接いただけるこのような集まりは非常に貴重です.
勉強会の後、懇親会もあったのですが、そこでも企業の方の様々な意見(というか本音)を伺うことができました。企業の方々からは,「大学は企業にはできないような「面白い」「突飛な」「ぶっとんだ」  研究をされることを期待します」 という意見をいただきました。

福山大学は総合大学としては大きい方ではありませんが、地域社会との垣根を下げて、産学官連携が形式だけにとどまらずにプロジェクトを進めて行けるようにしなければならないとの思いを強くしました。


学長から一言:この研究プロジェクトには、大学としてもとても期待しています。。。成功すれば、地域にとってもとても価値あるものとなりますし、プロジェクト遂行過程で面白い産物が次々と生まれてくるのではないかと期待しています!!!




2016/02/26

献血ルーム「ばら」で開催中! 健康増進キャンペーン!


こんにちは、生命栄養科学科のKです。
献血ルーム「ばら」で行われている「健康増進キャンペーン」について、参加したK助手から報告が届きました!



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2/22~2/25、2/28に、福山駅より徒歩5分ほどの所にある献血ルーム「ばら」にて、献血者健康増進事業として健康増進キャンペーンが実施されています。

健康増進キャンペーンとは、昨年広島市内の献血ルームで始まったイベントです。
献血は健康な体でなければ出来ません。そのため、健康な体を維持してもらうことを目的にキャンペーンが行われました。今年は福山大学 生命栄養科学科の学生10名がボランティアとして、福山市の献血ルーム「ばら」でのボランティア活動に参加しました。

実施内容は、主に2つです。1つめは、献血にいらっしゃった方や付き添いの方の血管年齢を測定し生活習慣の改善に関する動機づけを行うこと。2つめに、生活習慣病の改善や予防に関する簡単な資料を作成し、食習慣チェックをさせていただきました。

血管年齢とは、血管の弾力性を年齢として表したものです。実年齢とどれだけ差があるかによって点数が表示されます。本来、血管年齢を測定するには1時間ほど寝転がって計測するものらしいのですが、今回使った測定機は約18秒で測れるという優れものです。その血管年齢の点数もふまえ、予め作成したプリントを使いながら、食習慣のチェックを行いました。「野菜を食べない」「味の濃いものが好き」「運動をしない」等々のチェック項目にあてはまるものを選んでいただき、どうしたら野菜を摂れるか、塩分を減らすにはどうすれば良いか、というお話をしました。


【写真1】実際に話している様子

以下はボランティア活動に参加した学生の感想です。
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ボランティア活動をする際に、自分の持っている知識を総動員し、栄養カウンセリング論の講義で学んだ「否定をしない」「一方的に話して自分の意見を押し付けない」ことを意識しつつ、お話をしました。自分の勉強不足を感じながらも、一生懸命話を聞いて下さる方の様子を間近で見て、とてもやりがいを感じました。中には、栄養のことをしっかり勉強している方もいらっしゃって、こちらが勉強させていただくこともありました。
私自身、実際に栄養学を学んでない方に、栄養学を学んできた人間としてアドバイスをすることが初めてだったので、自分の至らなさも感じつつ、とても良い経験ができたと思います。機会をくださった先生と日本赤十字社の方、声をかけてくれた友人、指標になるわかりやすいプリントを作ってくれた学生の方々に感謝しています。このキャンペーンが来年も続いてくれるといいなと思います。
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キャンペーンは2/28にも実施されますので、是非ご参加いただけたらと思います。

【写真2,3】ボランティア活動に参加してくれた学生


学長から一言:ボランティア活動は、学生にとってすばらしいアクティブ・ラーニングの場ですねッ。。。栄養カウンセリング論なんていう授業の成果も、バッチリ活かせましたねッ!!!

新学期直前 福山大学春の見学会を開催!!

こんにちは(^o^)
学長室ブログメンバー、野球大好き小僧のK×2です。
今回は、3月19日(土)に開催されます「福山大学春の見学会」の告知をさせていただきます!

新しい学年を迎える前に、大学の雰囲気を感じ取ってみませんか?
福山大学では、高校1・2年生(新2・3年生)と保護者の方を対象に見学会を開催します。

学科ごとのイベントやタイムテーブルなどは、ホームページで紹介しております。
詳しい内容は、特設サイトをご覧ください(*^_^*)
皆さん方の参加をお待ちしていま~~す(*^_^*)

ここで、ちょこっとおまけ!
昨年の様子を少しだけご紹介します。
 
<心理学科>


 オリジナルの時間割を作成中!

 
<人間文化学科>


 "人間文化"って一体何を学ぶんだろう?

<建築学科>


 大学生のセンパイと楽しく交流しています!

<薬学部>


 入学から卒業後までの流れを説明しています。皆さん真剣!


学長から一言:もしかしたら???上のポスターの左下で挨拶している本学のマスコット「ふくりんちゃん」のゆるキャラが初登場するかも。。。乞う、ご期待!!!













2016/02/25

広島県警察と福山大学における交通安全教育等に関する共同研究協議会


こんにちは機械システム工学科のKです。

福山大学で、「広島県警察と福山大学における交通安全教育等に関する共同研究協議会」が平成28年2月19日に福山大学工学部2・3・4号館1階の社会安全工学教育・研究室で開催されました。

この共同研究は、機械システム工学科の、内田教授と関根准教授が広島県警と共同研究を実施しているものです。


この協議会には、広島県警察本部より土井交通部参事官兼交通企画課長をはじめ、4名が、また、安佐北警察署、福山西警察署、福山東警察署、福山北警察署、三原警察署、尾道警察署、因島警察署、府中警察署から、交通課長等の皆様にお集まりいただき、本学からは、冨士副学長をはじめ、機械システム工学科情報工学科スマートシステム学科心理学科メディア情報文化学科社会連携センターの教職員と機械システム工学科学生が参加し、総勢で30名を超す協議会となりました。


冨士副学長より、開会の挨拶で、今回の協議会は昨年の9月に広島県警察と福山大学が共同研究の協定を結び、その後、第1回の研究報告会を兼ねた協議会であることが説明されました。


工学部機械システム工学科関根准教授より「交通事故総合分析センターにおける交通事故調査・分析の紹介」があり、交通事故統計データによる事故統計分析や法令違反の特徴、事故発生プロセスの分析の紹介等の報告がありました。


工学部機械システム工学科内田教授より、「ドライビングシミュレーターによる交通安全の研究」の発表があり、福山市の神島橋付近の地形を画像化し、道幅を変えたり、障害物を取り除いたりしたシミュレーションを紹介し、実験データ解析の報告がありました。」


広島県安佐北警察署交通課より、行政と一緒に取り組んでいる「ドライブレコーダーを活用した高齢運転者の運転診断の取り組み」についての紹介があり、長時間にわたるドライブレコーダーのデータの分析に苦慮しているとの報告がありました。


工学部情報工学科金子教授より、「ドライブレコーダー動画像の解析による異常検知の可能性」について発表があり、ドライブレコーダー動画像から重要箇所自動抽出技術は、社会的意義が大であり、本学のポテンシャルをもってすれば、貢献できるところは大いにありますと、説明されました。


工学部スマートシステム学科伍賀准教授より、無料で使える動画解析ソフトや、低価格で作成できる全方位カメラシステムの提案がありました。


現在、内田教授が研究を進めているドライビングシミュレーターです。
当日は、学生による実演も披露されました。


これらの発表や実演を踏まえ、意見交換会の様子です。左が土井交通部参事官兼交通企画課長。右が香川工学部長です。
会議は、広島県の交通事故の現状、ドライビングシミュレーターの活用、ドライビングレコーダーのデーター解析等について意見交換があり、香川工学部長より、「今回のこの協議会に機械システム工学科、スマートシステム学科、情報工学科、心理学科、メディア情報文化学科の教員が参加していますが、福山大学は、経済学部・人間文化学部・工学部・生命工学部・薬学部を有する総合大学なので、もっといろんな見地から研究が進められる可能性がある。」と感想が述べられました。
また、土井交通部参事官兼交通企画課長より、「今回の大学の発表は、広島県警察が取り組んでいることとマッチしている。ドライブレコーダーの解析や高齢者の視覚解析に期待している。お互いに協力して安全な地域づくりを進めていきたい。」と、総評をいただきました。


学長から一言:協定を結ぶ際には、私も広島県警まで出かけましたが。。。成果を生みつつありますね。。。実り豊かな結果が地域の安全に還元されるようがんばりましょう!!

2016/02/24

「道の駅シリーズ」道の駅世羅へ2回目のアンケート調査

こんにちは、学長室ブログメンバーの社会連携センター 中村です。

 今回は、2月17日(水)に続いて、2月21日(日)に、道の駅世羅にアンケート調査に行った報告です。

 このアンケート調査の目的などは、前回の「道の駅シリーズ」道の駅のネットワーク化!!のブログで詳しく説明しています。
 また、1回目のアンケート調査の模様は「道の駅シリーズ」道の駅世羅でアンケート調査のブログで詳しく説明しています。

 今回のブログは、2回目のアンケート調査を学生が奮闘しながら行っている様子をご紹介しながら、道の駅世羅の様子を報告します。
 
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 1回目と同じように、2回目も駅レンタカー福山営業所に7時より少し前に集合し、受付を済ませて7時に出発しました。駅レンタカーでお借りしたトヨタのビッツに私と前回のアンケート調査で共にした学生3名を乗せて道の駅世羅に向けて出発です。
 道の駅世羅までの道順も前回と同じように、赤坂バイパスと松永バイパスを走って、福山西インターから山陽高速道路に乗ります。分岐の尾道ジャンクションを通って尾道本線料金所から出ます。出るとすぐに中国横断自動車道の尾道松江線(愛称:中国やまなみ街道)となります。そして世羅インターで降りました。道の駅世羅には予定より20分早く7時40分に到着しました。

 道の駅が開くのは8時なので、車の中でしばらく時間待ちをしました。
 前回は、途中から小雪が降り始め、道の駅世羅に着くと木立の枝にうっすら雪が積もっていましたが、今回は、全国的に発達した西高東低の気圧配置による夜半からの冷たい雨を伴った暴風雨の影響で、地面は冷え切った雨上がりの状態でした。
 よし、今日もがんばろう!! でも、外気温は2℃。車から出るとやはり寒いので身震いが・・・。


 前回と同じように道の駅世羅様に、前回のお礼と再びお世話になることのご挨拶をしてアンケート調査のスタートです。
 前回のアンケートは、2月17日の水曜日の平日でしたので、来客者は地元の人や仕事関係の方が多いように感じられましたが、今日は2月21日の日曜日で観光客のお客が多いと感じました。来客数は水曜日より今回の日曜日が多く、早くから道の駅内は来客者で繁盛していました。
 この客数なら今回のアンケート調査は順調に出来ると思いきや、そのように事は上手く運びません。観光バスや高速バスが到着するたびに客は「どっと?」増えますが、観光バスや高速バスによる来客者にアンケート調査をお願いすると、出発時間に間に合わないからと断られてしまいます。当然といえば当然で、学生と「仕方ないな~と」とあきらめ顔。
 さらに、バスのお客様と自家用車などのお客様が道の駅内で混ざるので、アンケート調査の対象者を見極めるのが大変でした。

 

 それでも、学生は学生間で様々な情報を交換しながら、アンケート調査を行ってくれました。

 


 

 
 
道の駅内には、道の駅世羅のイベント情報や尾道松江線の積雪や凍結などの規制情報が掲示されるホワイトボードがあります。広島県内のマップも掲示されていました。

 
道の駅世羅の特別企画として、2月21日には、株式会社ミカフェート中国・呉店の山下裕二様と尚美様ご夫妻が、「ここでしか味わえない、こだわりの世羅ブレンドコーヒー」をハンドドリップで提供されていました。
 このコーヒーは道の駅世羅限定で世羅町をイメージしたブレンドコーヒーだそうです。フルーティーですっきりとした味になっているので美味しいパンと一緒に飲んで下さいとのことでしたので飲んでみました。
 なるほど! コーヒーが苦手な人でも飲めるように仕上げられ、スッキリとした飲みやすいコーヒーでした。
 株式会社ミカフェートの社長さんは、世界中のコーヒー生産国を旅し、国内外で著名な川島良彰氏で、JICAの専門委員、タイ王室やカリフォルニア大学のコーヒーセンターのコーヒーアドバイザーなど多くの要職に就かれています。JALのコーヒーは、すべてミカフェートのコーヒーだそうです。

 
道の駅内では、世羅きのこ園の本池様が「松なめこ」や、「松きのこ」の試食と販売をされていました。昼前になるとバター風味の香りが胃袋を刺激し、空腹に拍車がかかります。
 この「松なめこ」は道の駅世羅のナンバーワンの人気商品でした。

 
道の駅内には、世羅ワイナリーで醸造されたワインも販売されています。福山大学でもワインプロジェクトが産声を上げて歩み始めています。また、地酒で山岡酒造の瑞冠(ずいかん)。これはおすすめです!!

 
世羅には美味しい世羅米があります。世羅は平均気温、水質、大きな寒暖差、土壌などの条件がそろっている地域が多いので美味しい米が取れます。量り売りや500gから30kgの米が販売されていました。

 
 
最近は市街地にも出没するイノシシの肉や鹿の肉が真空パック詰めで販売されていました。昨年は福山大学が借用している沼隈のぶどう園がイノシシの被害を受けました。

 
 
道の駅内のシアターコーナーでは、世羅高校の駅伝が2015年12月20日にアベック優勝したビデオが放映されており、駅伝復活に掛ける地元の期待の大きさが分かります。


 道の駅内では世羅高校の駅伝に関するグッズや世羅高校と広島東洋カープとのコラボシャツが販売されていました。カープは前田健太投手が抜けて痛いですね。地方球団ならではの事情による経営方針。やむを得ませんね。黒田投手のように意気に感じて帰ってくるかも・・・。


 道の駅の外では、吉野様が三原の「みはらタコボール」を売られていました。豆腐を生地にしたテニスボール大のたこ焼きです。ソースとマヨネーズに、ねぎがまぶされています。美味しそうなので皆で食べてみました!!表面のカリカリ感と豆腐がとても良くマッチしています。一口では食べられませんヨ。
 
 
前回と同様に、アンケート時間は8時間と決められているので、4時にアンケート調査を終了して帰路につきました。
 駅レンタカー福山営業所には、午後5時に無事帰着。
 学生の皆様、今回も朝早くからお疲れ様でした。
 次は、2月27日に2回にわたって行ったアンケート調査を元に、道の駅をネットワーク化させる方策の検討会になります。
 検討会は、9時30分から開始して、17時30分に終了します。場所は、事前説明会と同じ福山大学7号館2階のプロジェクトラウンジです。
 
 アンケート調査のように朝早くから出かけませんが、活発な意見出しをお願いします。


学長から一言:いやいや、2回のアンケート調査、お疲れ様でした。。。。これからネットワーク化の方策を考えるということで、観察もなかなか細かいですねッ。。。飲んでみるのも食べてみるのも、皆調査の一部!!!