今日は、「ある木曜日のプロジェクトラウンジ」の風景を紹介したいと思います。
プロジェクトラウンジは、2015年4月、7号館にできた新しい空間です。
プロジェクトラウンジの詳細については、2月14日付けの学長室ブログ「もうすぐ始動！ みんなの学修スペース「プロジェクトラウンジ」（http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2015/02/blog-post_14.html）」や3月24日付けの学長室ブログ「『共同利用センター・社会連携センター』 開設記念オープニングセレモニー！（http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2015/03/blog-post_52.html）」を参照してください。
さて、では、利用していた学生20数名にアンケートに答えてもらったので紹介します。
ＫＳ：あなたの利用の目的はなんですか。
学生Ａ：勉強をするために。
学生Ｂ：学科の部屋では、人が多くて、狭いので空間がほしくて。
学生Ｃ：暇つぶし、昼寝をするために。
学生Ｄ：動画を見るために。
ＫＳ：
プロジェクトラウンジは、今のところ静かな空間です。一人、二人、数人で勉強するにはとても良い環境のようです。また、ちょっと、授業の谷間に休憩をするのにも最適なようですね。
注）プロジェクトラウンジ内での使用に限られていますが、タブレットＰＣ（10台）、ipad（20台）の貸出もしています。アンケートに答えたくれた学生は、このタブレットＰＣで動画などを見ていました。また、プロジェクター（3台）や電子黒板も完備しています。
ＫＳ：プロジェクトラウンジをどこで知りましたか。
学生Ｅ：授業で教えてもらった。
学生Ｆ：先生との雑談から知った。
学生Ｇ：先輩から教えてもらった。
学生Ｈ：友人を通じて。
ＫＳ：今回アンケートに答えてくれているのは、海洋生物科学科、生物工学科、経済学部、薬学部の1年生や2年生です。
ＫＳ：プロジェクトラウンジの印象（イメージ）について教えてください。
学生Ｉ：勉強にいい環境
学生Ｊ：きれい
学生Ｋ：めっちゃいい
学生Ｌ：憩いの場、多目的室
学生Ｍ：快適
ＫＳ：とても良い環境のようで、これらの回答以外にも、使い始めたら「やみつき」になる、「やばい」という感想も回りから聞こえてきました。
ＫＳ：まだ、使ったことのない人のためにコメントをください。
学生Ｎ：秘密の場所（「隠れ家」）です
学生Ｏ：穴場です。
学生Ｐ：静かに使いましょう。
学生Ｑ：使わないで。
ＫＳ：このほかでは、プロジェクトラウンジを利用しているほとんどの学生が一様に
「人に教えたくない」
という声を聞かせてくれました。
そのコメントを聞いていて、私は利用している学生とっては、子供の頃に遊んだ「秘密の隠れ家」「秘密基地」なんだなぁと思いました。今時の学生たちが、「秘密の隠れ家」「秘密基地」で遊んだことがあるかどうかは分からないので表現があっているのか分かりませんが、一度皆さんも足を運んでいただければ学生たちの「人に教えたくない」という気持ちが分かってもらえるかと思います。
大変気持ちの良い空間なので、多くの方に利用してもらいたいところですが、利用している学生の気持ちも大切にしてあげたいですね。なんとも難しい課題を投げかけられた感じです。
ＫＳ：プロジェクトラウンジは、たいへん良い空間ですが、あえて何か要望がありますか。
学生Ｒ：飲食できるようにして欲しい。
学生Ｓ：トイレに手を乾かす機械（「ハンドドライヤー」「エアータオル」という）が欲しい。
以上でアンケートは終わりです。
プロジェクトラウンジは、4月からの３ヶ月で、450名以上の学生や教職員の訪れがありました。その利用方法は、学生は「アンケート」の通りですが、そのほかの利用方法としては、サークルや委員会、教養ゼミでの見学や利用、授業のＳＧＤなどで利用があげられます。さまざまな形で自由に利用いただいてもらっていますが、「先生がひたすらしゃべって、学生はノートを取るだけ」のいわゆる講義での利用は、利用している他の学生の迷惑になるので遠慮してもらっています。また、10名以上のグループで利用される場合は事前に利用できるかご確認ください。
最後に、まだ、教職員の小さなグループでの利用はありません。学生たちと同じように「秘密の隠れ家」「秘密基地」として使っていただける日がいつか来ることを期待しています。
ぜひ、木曜日の昼下がりやその他の時間に、学生・教職員の皆様も授業、研究、業務の間に、1度足を運んでみてください。教室とは違った空間や学生たちの息吹がきっと感じられることでしょう。
以上、プロジェクトラウンジそばの踊り場から、ＫＳがお伝えしました。
学長から一言：このプロジェクトラウンジは、学内のどこからも比較的アクセスしやすい場所にあります。。。プロジェクトラウンジを含む7号館（共同利用センター･社会連携センター）は、まだまだ整備して、多くの人が快適に･有意義に過ごせる空間にしていきますので、「お・た・の・し・み」に！！！
