2014/01/30

教養科目「囲碁から学ぶ人間学」

 こんにちは。学長の松田です。

 すでに学長室ブログでも紹介済みですが、
http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2013/09/blog-post_27.html
http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2013/09/blog-post_26.html
今年度後期から教養科目「囲碁から学ぶ人間学」を開講し、最後の授業が1月29日(水)にありました。

 第1回目の授業にも参加したH教授に、最終回にも参加してもらいました。以下、その報告です。

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 近年、囲碁を正式科目として授業に取り入れる大学が増えています。集中力や論理的な思考力をつけることが主な狙いで、またコミュニケーション能力を高めたり脳を活性化したりすることにも大変役立っていると評価されています。
 昨年9月にあった最初の授業では、囲碁は初めての学生が多く、講師の山本賢太郎先生(日本棋院関西総本部)から基本的な説明を受け、石取りゲームから始めました。最後の授業では、受講生全員(約30名)と教員では松浦副学長、経済学部の尾田先生と平田の3名が9子で対局。学生たちは真剣な眼差しで学習の成果を存分に発揮し大白熱の対局でした。山本先生は学生たちの成長ぶりに大変驚いておられました。
 授業が終わって、人間文化学部1年生の丸島さんは「囲碁をとおして集中力が養われた。通常の授業は受け身だが、囲碁は自分がリードすることが大切。今後の生き方にも参考になる」と話してくれました。また山本先生は「上達のスピードには驚いた。小さな碁盤だが、大局を見ることは大変重要であることが分かったと思う」と話されていました。
 平成26年度も後期科目として、開講するのでご期待ください。
 
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ということで、なかなかの成果だったようです。最後の写真のこの学生目線を見てください!! 一点に集中して、刺さるようですネッ!!