9月3日に今夏最後のオープンキャンパスがありました。毎回オープンキャンパスでは学部生や院生がボランティアで運営を手伝ってくれています。今日は,そんな学生達の活躍の様子をお届けしたいと思います。
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さっそくですが,写真と簡単な説明をまじえて,順番に説明していきます。
教育心理学研究室3年生の田中さんと福永さんです。今日はおもに教育心理学研究室の紹介を手伝ってくれました。前に出て,2人で一緒にリラックス体操のデモンストレーションをしてくれました。
福永さん (写真中央) は交流会のテーブルにおいても,自分自身のボランティア活動,発達障がいの子ども達の支援 (ひよこクラブ) について高校生の参加者に語ってくれていました。話を聞いた高校生が目をキラキラさせていたのがとても印象的でした。
児童臨床心理学研究室4年生の関戸くんと吉永さんです。関戸くんと吉永さんは,授業の都合でこれなくなった3年生に代わって,研究室紹介のお手伝いに急遽駆けつけてくれました。
吉永さんは,緊張した面持ちの高校生に気さくに笑顔で話しかけ,その場を盛り上げてくれました。つられて,研究室紹介のあいだ,高校生たちも終始笑顔でした。
写真はありませんが,関戸くんは保護者の方と一緒に研究室紹介の催し物に取り組んでくれました。高校生の参加者が研究室の催し物に参加している間,付き添いの保護者の方々が暇を持て余してしまわないように、しっかり配慮をしてくれていました。
認知心理学研究室3年生の濱田くんです。濱田くんは,福山大学心理学科を学生の視点で紹介してくれました。「どうして心理学を学ぼうと思ったのか?」からはじまり,ゼミの生活の様子や,現在取り組んでいるSIP29 (Student Innovation Project 29) の活動内容について参加者に説明してくれました。
濱田くんは私 (宮崎) の研究室の一員なのですが「Study hard and play hard」な自慢のゼミ生です。ゼミナールが行われる日は朝早くに来て研究室の掃除を進んでやってくれる気遣い屋でもあります。
ちなみに,SIP29は,「学生が主体となって心理学科 (29号館) を住みやすい・集まりやすい環境にして盛り上げて行こう!!」という目標のもと出来たボランティア・グループです。主に,29号館建物内のイメージチェンジを行なったり,学科内でのイベント企画を行ったりしてくれています。
小林くんは,大学院でヒトの「注意」に関する研究を進めています。どのようなときにヒトは物事を見落としてしまうのか?また,その見落としは,訓練することでどの程度改善されるのか?「注意の瞬き」という現象を軸に研究を進めており,今年中の論文投稿を目指して,いま頑張っているところです。忙しい合間をぬって,オープンキャンパスに協力をしてくれました。
こちらの写真は交流会の様子です。特に,教員側から指示するわけでもなく,それぞれの学生が自発的に幾つかのテーブルに散らばり,参加者の相談にのったり,その場を盛り上げてくれました。あたりまえのことと感じるかもしれませんが,恥ずかしがって気後れする学生もいたりします。普通にできそうなことでも,なかなか難しいことなのです。
残念ながら写真はありませんが,その他にも4年生の小丸さん,3年生の松本さん,近藤さん,中川くんは,大学会館で受付・資料配付を頑張ってくれたり,相談ブースで高校生の相談にしっかり受け答えをしてくれました。「はじめが肝心」とはよく言いますが,受付・資料配付・相談コーナーの印象が良かったおかげで,参加者が後々も気持ちよく参加出来たことと感じています。
それから,今回は紹介出来ませんでしたが,ここに名前を挙げた学生以外にも,これまでの4回のオープンキャンパス (7月2日・7月17日・8月21日・9月3日) で合計46名の心理学科の学生がボランティアで運営に協力をしてくれました。
参加者のアンケートを見る限り,どの日程でも心理学科のイベントの評価は非常に高かったです。これもひとえに,ボランティアの学生が能動的に明るく笑顔で運営に協力をしてくれたおかげだと思っています。
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学長から一言: 家庭の事情で、この春から他大学に転勤した教員に、久々に昨日会いました。。。「福山大学には『福山大学が、だ~い好き』という学生がたくさんいたけれど、今の大学にはいませんねー」。。。私も、福山大学の学生が、だ~い好きです!!!