2016/09/28

情報工学科生がファイナリストとして発表~ITを使って未来の旅行を変えるコンテスト~

 学長室ブログメンバーの工学部情報工学科の池岡です。

 工学部情報工学科4年生の川野由香子さんが、ITを使って未来の旅行を変えるコンテストTRAVEL×IT CONTEST」に参加し、「i-Spotパネル」という題目で発表を行いました。

 これは200余りの応募の中から選ばれたファイナリスト10組によるプレゼンテーション発表会です。学生による発表は川野さんを含めて10組中3組のみで、それ以外は(株)電通をはじめとする社会人によるものでした。

ITを使って未来の旅行を変える 「TRAVEL×IT CONTEST」


 本コンテストは、JTBパブリッシング・DNPDNPデジタルコムの主催による「ITを使って未来の旅行を変える」というテーマでアイデアを競うものです。今回は910日に東京市ヶ谷のDNPプラザにてファイナリストによるプレゼンテーションが実施されました。

コンテスト詳細


大賞になったのは(株)電通の下氏による発表「TraveRing」でしたが、やはりプロらしい素晴らしい発表だったそうです。また、 3組の学生のうち「自動走行キャリーバッグ」を発表したのはなんと高校1年生でした。そんな中、川野さんも「i-Spotパネル」の発表をがんばって行ってきました。

川野さんによる発表


 「i-Spotパネル」とは中道准教授のコミュニケーションデザイン研究室で川野さんを中心に、大学院生と大学院に進学予定メンバーで検討したアイデアです。これは一般的な情報収集のためのWiFi環境とは違い、旅行者が情報発信したくなるような場所に「i-Spotパネル」を置くことで、案内がスマートフォンを通して提供され、その場で旅行者自身が情報発信できる仕組みを提供するというものです。プレゼンテーションではパネルのデザイン案とデモソフトウェアを使い発表を行いました。鞆の浦の常夜燈を例に「i-Spotパネル」の利用シーンを紹介し、福山のアピールもしてきました。

 大学に戻って報告を済ませたあと、ファイナリストだけに送られるノベルティを持って研究室のメンバーで記念撮影をしました。本プレゼンに関わった研究室のメンバーのみなさんお疲れさまでした。



発表報告後のノベルティを囲んでの記念撮影(川野さん右)


なお、会場の写真は本学の工学研究科修了生で現在、DNP情報システムに在籍している渡辺恵太氏に撮っていただき、またコンテストの情報も渡辺氏にご提供いただいたことを付記しておきます。


学長から一言:情報工学科、がんばっていますね!!!その挑戦心、そしてファイナリスト10組に入るとは、すばらし~い!!!さっそく使えそう!!!本学も広いので、どうでしょう!?!