2017/01/31

機械設計技術者試験3級の合格体験記

こんにちは機械システム工学科のKです。

機械システム工学科では、3年生に機械設計技術者3級試験の受験を勧め、授業で対策講座を実施しています。先日(1月17日)に合格発表がありました。

先日報告した、機械設計技術者3級試験合格に関して、報告第2報です。
5人の合格者は、多くの努力をしたに違いありません。合格した森上君、明石君にいろいろと聞いてみました。


試験問題を手にした森上君

 
まず、「意外と簡単だった!」という頼もしい感想を聞かせてくれました。
しかしそんなはずは、、、(この資格、なかなか難しいですよ。)
勉強方法を聞いてみました。
やはり大事なのは過去問の研究。多くの科目の試験があります。問題数の多い科目、少ない科目など、いろいろです。多くの問題がある科目(たとえば製図)に集中しよう!との作戦をたてたそうです。出題傾向が大体わかる科目、毎年傾向が変わっている科目など、いろいろあるそうです。それをつかんで受験勉強開始です。
受験勉強は2週間前から本格的に取り組んだそうです。
勉強時間は夜中に集中させたとのこと。大学の宿題は午前零時ころまでに終わらせ、その後、試験勉強のため1日6時間勉強したそうです。ということは、朝6時まで。
これはなかなか真似できません。すごいの一言です。

次は明石君です。先日は風邪で集合写真に写ることができませんでした。今日は病気も治り元気そうでした。



  
明石君です。

 

森上君と同様、過去問を主に勉強したそうです。特に製図に力時間をかけて。大学で習ったことが試験範囲なので、1年生から3年生のこれまでの授業内容を思い出せば、なんとかなるようです。日ごろの勉強が大事ですね。しかし、大学の試験はノート持込み可のものもありますが、この資格試験の持込みは電卓だけ。それで、いろいろな公式を覚えることが大切とのことです。

機械システム工学科ではこの資格取得を応援するため、「機械設計技術者試験対策講座」という授業を開講しています。7人の先生がご自身の専門教科を交代で担当します。11月の試験に合わせて後期に週二回集中講義です。グループディスカッションや、発表など、アクティブラーニングの要素を取り入れています。
 今年は大学から受験の補助金もいただきました。この記事が参考になって、来年も多くの合格者が出ることを祈ります。


学長から一言:森上君、明石君、ありがとう。。。後輩の励みにも参考にもなりますよ!授業内容をコツコツか、あるいは睡眠時間も削って短期決戦か!どっちにしても楽じゃないけど、得るものは大きい!!!