2012/09/03

カミナリ

こんにちは、ブログスタッフのKMです。

9月に入って最初の月曜日の今日、どこかに雷が落ちて昼過ぎに福山大学で停電がありました。

私のいる29号館は福山大学のキャンパス敷地内でも奥の方&高台に位置しておりまして、さらに私の居室は3階なので窓からの眺めが非常によく、遠くまで見渡すことができます。したがって、本日のような荒天のときは雲や雨の様子がよくわかります。

今日は昼頃に雷鳴が遠くの方から聞こえ始め、空が徐々に暗くなってきたと思ったら稲光が目視できるようになり、雨も降り始めました。しばらくの間、暗い空に刹那光る雷を見ていたのですが、突然パソコンのディスプレイが消え、部屋の照明が消え、エアコンが消え・・・停電になりました。私は幸い、このときはノートPCで文章を作成していたので突然PCが落ちることもなく、事なきを得たのですが、調べ物用に立ち上げていたデスクトップPCは停電の餌食となってしまいました。こういう時にこまめにデータをセーブしておかないといけないなぁと痛感させられます。

29号館の3Fにはサーバー室があります。ここには様々なサーバーが設置され、24時間休みなく稼働しているのですが、サーバーにとって停電は大敵です。サーバー機は突然電源が落ちることは許されないので、その対策としてUPS装置を設置してあります。UPSは停電になっても内蔵のバッテリーでサーバー機に電力を供給します。しかし、電源供給が可能な時間は短く、短いものでは数分、長いものでも数十分程度しかバッテリーが持ちません。停電が起こると、バッテリーが切れるまでにサーバー機を正規の手順でシャットダウンしてあげないといけません。停電が起こるとシステム管理者は大変です(^_^A)。

停電から復旧するまで満足な作業もできないので、とりあえず雷の写真を撮ってみることにしました。窓の外に向けてカメラを構えて、雷が落ちるのを待って・・・空が光ると同時にシャッターを押して撮影します!

下図がそのときの写真です。



・・・え?そんなやり方で撮れるわけない??

そうです、ウソです(笑)。

本当はビデオカメラを使って動画を撮影して、その中から稲光の1フレームを抽出したものでした。ハイビジョンのビデオカメラは1秒間に60枚の絵(60フレーム)を記録するのに、それでもやっと1フレームのみに写る速さです。雷ってほんとに一瞬ですね。
ちなみに上の写真は、29号館からテニスコートの方角に発生した落雷です。
落雷の動画も載せておくので観てください。こちらは29号館から西方を撮影したものです。

動画開始約4秒後にピカッとします。


学長から一言:あの雷の時,私は会議中で,カッカときていたのですが,あの落雷で,現実世界から一瞬「あの世」に転がり込んだ感じでした。もちろんすぐ「現世」に戻ってきて,薄暗い中で会議を継続。。。