2018/01/20

【心理学科】こころ川柳の受賞作品が決定!

心理学科、学長室ブログ担当の野寺です。
本日は,心理学科が毎年一般の方を対象に募集をしております「こころ川柳」の選考結果について,皿谷陽子助手からの寄稿です。

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心理学科では毎年10月から12月にかけてテーマを決めて『こころ川柳』を募集しています。この企画も今年で9年目を迎えました!

この企画の趣旨は,幅広い世代に「福山大学人間文化学部心理学科」を知ってもらう為に始まりました。毎年,日本全国から応募いただいています。

そしてなぜ「川柳」なのかと言いますと…

『心理学を学び,研究することは「心の観察」を伴います。川柳は,元来,心の動きや世相,あるいは風刺などを五・七・五の音で詠む短詩として親しまれてきました。心を観察するためには,客観的な視点からその一瞬一瞬を鋭く切り取らなければなりません。ですから,川柳という短い詩にその内容を込めることは,心理学的視点を磨くことにもなります。』(と偉そうに言ってみましたが…)

要は,季語などは関係なく,短い文にテーマとなるものを「心理学的」に捉えよう!ということです。

心理学科棟周辺の自然を見ていると,一句詠みたくなりませんか?

第9回目となる2017年度のテーマは『ブラック』でした。

なお,テーマは,毎回,ニュースや流行語大賞などから決めています。
第8回は「○○ぶり」,第7回は「SNS」,第6回は「ありのまま」などなど。
過去の受賞作品は心理学科のHPに掲載しています。

また,受賞作品は,心理学科教員による第一次選考を経た後,最終選考として川柳家・書道家でもある土橋 蛍先生(書道家として活動される際は「一蛍」) に選出していただいています。

テーマとした『ブラック』は,印象としてはかなりマイナスなイメージが思いつくように思います。ブラック企業,ブラックバイトなど・・・
しかし,心理学の観点から,固定概念にとらわれず,どのような『ブラック』でもテーマになりえます。

第9回は1504件の応募がありました。その中より,栄えある受賞作品の一部をご紹介します。

最優秀賞≪1作≫
『黒革の 表紙の中は 母子手帳』(P.N. ヨリコのおまけ さん)

優秀賞≪2作≫
『白黒を はっきりさせぬ 年の功』(P.N.  蒼介 さん)
『黒髪に 戻して終わる 反抗期』(P.N.  青山涼 さん)


最優秀賞,優秀賞,佳作(5作あります。心理学科HPをご覧下さい)に選ばれた方には,記念品等を贈呈いたします。

以上,心理学科企画の「こころ川柳」についてでした。
来年度は第10回を迎えます。興味をもたれた方は是非,ご応募ください!
募集期間は2018年10月―12月を予定しています!詳しくは心理学科HPまで。


学長から一言:最優秀賞にも優秀賞にも、「ブラック」ではなく「黒」が使われているところが、やっぱり、日本の川柳!!!

福山大学生、人命救助!

学長室ブログメンバー学生課の岡野です。今日は2017年12月18日に福山西警察署長から感謝状が授与された学生2名を紹介します。

福山大学 経済学部 経済学科 1年 瀧本 駿里さん
福山大学 人間文化学部  メディア・映像学科 1年 辻谷 将真さん

瀧本さんと辻谷さんは2017年11月8日に側溝に脱輪している乗用車を発見し、左前輪から炎が上がっていたため、運転席でアクセルを踏んでいた女性を救出しました! 直後に車は炎上し、全焼しました。



このことについて学長室へ訪問し、報告を行いました。瀧本さんと辻谷さんは、炎上する車から人命救助という大変勇敢な行動をとりました。まだ人命救助をしたという実感が薄いという2人でしたが、誇りを持って今後の学生生活を過ごしていきましょう。
表彰状を持って記念撮影
左から、瀧本くん・松田学長・辻谷くん・田中学生委員長

学長から一言:いやー、思わず足がすくんでしまいそうな場面で、見過ごすこともなく、とっさに救助。。。「す・ば・ら・し・い!」 大学としても、こんな勇敢な学生がいて、とても誇りです!!!1月17日の恒例の学生表彰でも、しっかり学長賞を授与しました!



2018/01/19

【機械システム工学科】自動車部品メーカー「デルタ工業」との共同研究を開始!

こんにちは。学長室ブログメンバー、機械システム工学科の内田です。

昨年末の12月に、広島県安芸郡府中町に本社を置く大手自動車部品メーカー「デルタ工業株式会社」と、品質を高めるための製品設計法に関する共同研究を開始しました。そしてその初会合として、1月16日(火)、17日(水)の両日、デルタ工業本社で「品質工学講習会」を開催しました。約30人の技術者のみなさんが出席し、講師は私、内田が務めました。

ところで「品質」とは何でしょうか。例えばスマートホンを購入するとき、「某社製のスマホには、ときどき通話音がよく聞こえないものが混じっている。それに、地域によってはつながりにくい。」といった評判の機種があったとしたら、わざわざそれを選ぶ人はいないでしょう。「期待される機能や性能が、当たりはずれなく、いつでもどこでも同じように継続して発揮される」こと、それが「品質が高い」ということです。

講習会では、競技用紙飛行機のシミュレーションソフト(※)を用いて、「風速によらず長い距離を飛ばせる紙飛行機の設計」の演習を行いました。紙飛行機の飛び方はなかなか複雑で、飛距離は風の影響を大きく受けるので、どのような風速条件でもよく飛ぶ紙飛行機の設計は難しい問題です(†)。

紙飛行機シミュレーション画面の例
紙飛行機の飛行は複雑で、風の影響を大きく受けます

元の設計の紙飛行機の飛距離
風速により、飛距離が大きな影響を受けています
(初速度とは、紙飛行機を投げた直後の速度のことです)

設計変更した紙飛行機の飛距離
どの風速条件でも、安定した飛距離が得られています

デルタ工業の主力製品である自動車用シートには、耐久性、安全性、乗心地、座り心地、肌触り、美観などいろいろな面での品質が関係します。講習会では、品質工学に基づく安全予測や感性評価の話もしました。今後は、実際の製品作りに直結する技術課題について共同研究してゆく予定です。挑戦しがいのある難題がいろいろ出てくると思いますが、品質工学を応用してうまく解決していけたらと、今後の進展を楽しみにしています。課題の一部は学生の卒業研究にも取り入れる予定です。

※紙飛行機シミュレーションとしてインターネットで公開されているPPSim(桝岡秀昭「PPSim Ver1.3 紙飛行機用フライトシミュレータ」)を使用しています。
†上記ソフトでシミュレーションを行った感想です。私自身は、競技用紙飛行機の製作経験はありません。


学長から一言:紙飛行機は子どもの頃によく作ってとばしっこしましたが、奥が深いし、なかなか良い教材になるのですねッ!共同研究の成果が上がることと、そのことが学生の課題解決力の増進につながることを期待していま~す!!!

【スマートシステム学科】 三年次生の大実験「橋梁の安全を守れ」

こんにちは、工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)学長室ブログメンバー伍賀です。

スマートシステム学科3年次後期の学生実験「スマートシステム応用実験」の後半は、大実験として、今年は以下のようなテーマで年末より学生の皆さんが取り組んでいます。

「橋梁の安全を守れ!!」、ワンボードマイコンを用いたセンサネットワークシステムの構築。

昨年の大実験テーマは、インフラがヤバい インフラ崩壊から人命を救え! 、一昨年のテーマは 上空から目標点まで安全に移動するビークル(乗り物模型)の製作 でした。今年のテーマは昨年のものからプラスアルファした実用的なネットワークセンサの構築を目指しています。

今回は工学部棟3Fに片持ち梁の実験機材を持ち込み、ワンボードマイコンにRaspberry pi3 を使用し、これの外付け回路を製作することでインターネット経由で、橋梁(に模した片持ち梁)の揺れを計測し、警報を発令するようなシステムを製作するのが目的です。

 工学部棟3F(PC2室)
実験マニュアルより

少人数グループに分かれ、各班対抗形式でネットワークセンサシステムの製作に取り組みます。今、ホビーコンピュータ業界では熱い注目を集めている最新の Raspberry Pi ですが、通常のWindowsPCを使うのとは違って扱いこなすのには一苦労です。特に画像処理用のソフトウェア(Open CV)が重い・・・。インストールで数時間かかってしまい大変です。また、計測用のセンサ回路も自分たちで作らねばならず、まさにコンピュータ関連の総合力が試されます。

外付けセンサ回路を製作中

あれ・・・? 動かない・・・回路図間違ってない?

こちらは、RaspberryPiへのプログラミングに取り組んでいます。コマンド入力で設定変更、通信の確立、さまざまなソフトウェアのインストール。頭の中が文字列でいっぱいになってきますね。ガンバレ!
ワンボードマイコンと格闘中

こちらの班は、WindowsPCからTerminal ソフトを使ってRaspberrypiと連携。センサからの信号がRaspberrypiで取得され、ネットワーク経由でWindowsのTeminalソフトにやってくるところまで製作できました!
Teraterm経由でnanoエディタを開いてバリバリとプログラミング!

こちらが実験に用いる片持ち梁です。様々なセンサが張り付けてありますが、どのように活用するかは工夫次第。カメラで撮影した画像を画像処理プログラムで解析し、揺れの大きさを算出する・・・なんてことも可能です。ともかく、学生の皆さんの知恵の発揮しどころ、画期的なセンサネットワークシステムの誕生を期待したいです。

片持ち梁に力を加えて振動させています。

早くも完成した班も登場しました。橋梁実験担当の学生が梁に力を加えて振動させると、振動の情報が無線で離れた場所にある小型コンピュータに送られ、このコンピュータが異常振動だと判断すると警報音が響き渡ります!
(その様子を学科のFacebookに投稿していますので、ご覧ください!)
残りの授業でさらにシステムをブラッシュアップして欲しいですね!


学長から一言:今どきの工学部の授業の一端がよく分かりますネー。。。人間の知恵がコンピュータの力を、うまく引き出していかないと、スマートにはなりませんねッ!!!スマートシステムにするまでの泥臭い格闘が「ま・な・び」かな?

【メディア・映像学科】第2回尾道映画祭に出品します!

こんにちは。メディア・映像学科の学長室ブログメンバーの阿部です。

去年の終わりにもこちらのブログで、さまざまな映像機材を使った授業の様子をご紹介しました。今回は、2018年2月23日~25日に開催される「第2回尾道映画祭2018」にメディア・映像学科生の映像作品が上映されることとなりましたので、そのご案内です。


去年の「第1回尾道映画祭」でも、学科生の作品を上映していただきましたが(この時の学長室ブログはこちらにあります。)、今回も主に学科の2年次生が受講している「CG映像制作」で制作した短編映像を上映していただくこととなりました!

今年の受講生のみなさんがどのような作品を製作しているのか、学生たちに聞いてみました。

「浦島太郎やかぐや姫のパロディ作品を製作しています。アクションシーンを頑張って撮りましたので、そこに注目してほしいです。」

浦島太郎にアクションシーン・・・確かになくはないですが、かなり現代劇になっているようですね!
地域の雑誌掲載用に撮影風景”風”の写真を安田教授が撮影しました。
おそらくこんな感じに、和気あいあいと撮影をしていたのではないかと思います。

そして、尾道映画祭の実行委員の一人で、メディア・映像学科非常勤講師でもある大谷治さんからも、映画祭の紹介をいただきました。

福山大学の授業で製作した作品についても、大林宣彦監督からご講評いただく予定ですので楽しみにしていてください。

!!!!!

「尾道映画祭」の公式ウェブサイトをみますと、大林宣彦監督をはじめ、超豪華なゲストのみなさんがいらっしゃるようですので、どのような形で学科生たちの映像を評していただけるか本当に楽しみですね・・・!本映画祭は「2017年第91回『キネマ旬報』ベスト・テン 日本映画部門」にて第2位となった大林監督の最新作『花筐』をはじめ、60年代以降の大林作品を一挙に観られる機会でもあります。学科生のみなさん、最後の編集の追い込みをがんばってくださいね。

メディア・映像学科生の作品の上映は、最終日の2月25日(日)10:10~@尾道商業会議所記念館です。こちらの会については、無料でご覧いただけます。


第2回尾道映画祭のフライヤーです。

■第2回尾道映画祭2018
期間:2018年2月23日~25日
会場:2月23日 しまなみ交流館、24・25日 尾道商業会議所記念館
主催:尾道映画祭2018実行委員会

※詳細なプログラムやゲスト紹介、チケット販売については公式ウェブサイトをご覧ください。

「たくさんの方に観ていただけますように!」(撮影:安田教授)

学長から一言:メディア・映像学科の学生の皆さん、楽しんで、苦しんで、また楽しんで、素敵な作品を作っていることでしょう。。。尾道映画祭「お・た・の・し・み!」

2018/01/18

人間文化学部文化フォーラム2017「歴史」と「巡礼」(後編)~それぞれの「真実」を求める歩みと実践~

学長室ブログメンバー、人間文化学科のSです。こんにちは。

今回は、人間文化学部文化フォーラム2017(後編)として、第3回、第4回、第5回(最終回)の様子をお伝えします。

第3回 11月11日(土) 「アンネ・フランクが残した言葉を追いかけて」

以下、山川廣司教授による報告です。

第3回フォーラムでは、小原友行教授が「アンネ・フランクが残した言葉を追いかけて」をテーマに講演しました。アンネ・フランクが残した言葉「ジャーナリストになり、その後作家になりたい」といった思いは何か、また死の直前まで「まだまだ学ばなればならないことがいっぱいある」と考えていたこととは何なのかの答えを求めて、小原教授はアンネの生家や隠れ家、収容所、お墓、彼女に関わる博物館など世界各地を実際に巡り、平和な国際社会の実現を実感したことを話しました。また福山市には実感しながら学べる「ホロコースト記念館」もあり、吉田明生副館長から短時間ですがお話をしていただき、有意義なフォーラムとなりました。
アンネ・フランク像


第4回 11月19日(日) 「禅と西洋文化」

以下、Sによる報告です。当日は、講師のタン ウォーレン(Tang Warren)助教が、自身の座禅体験などを踏まえつつ、様々な角度から「禅」についてアプローチするという形式でした。
座禅(https://theunboundedspirit.com/how-to-practice-zazen/)
「禅」というと、その歴史はもちろん、関連文献も多く難解な印象もありますが、タン助教は、福井県小浜市の佛国寺における参禅体験など、身近なところから禅とのつながりを解き明かしていきます。まさに、禅宗の開祖とされる達磨の教え――言葉ではなく体験によって真の悟りを得るという「不立文字(ふりゅうもんじ)」――を実践していると感じました。

後半は、仏教の影響がいかに広範囲にまで及んだのかについての説明も踏まえつつ、今回のテーマともなっている「西洋文化」との関わりに及びました。仏像やキリスト教など他宗教から仏教と西洋文化との交渉を掬い上げ、西洋における「ZEN」の歴史や、現代における様々なアプローチについて解説しました。禅という内省的な世界が、世界中で広く学ばれ実践されていることに改めて驚かされました。

第5回 12月2日(土)フォーラム・ディスカッション

以下、山川教授による報告です。

第5回目の文化フォーラムは秋晴れの好天にも恵まれ、約20名の参加を得て、12月2日(土)10:00から12:00まで開催されました。

最初に柳川真由美講師が、「旅日記にみる近世庶民の巡礼」と題して、備前尺所村の富裕農・大森徳隣が仲間3人、荷物持ち2人と出雲大社に参詣した際に記した『出雲参詣道中日記』を地図や古文書を示しながら話し、参加者からも岡山から出雲までの道程や街道の情況、宿泊の様子、食べ物など多岐にわたる質問がたくさん出されました。

その後、今回の企画を担当した山川廣司教授より報告の概要と「巡礼」という言葉が宗教に限らない多義的な意味があること、巡礼を行うことによってストレスの発散や心の浄化など、心身のリフレッシュが図れることなどのメリットについて話があり、無事終了しました。
出雲参宮道中記
次年度の文化フォーラムも是非ご期待ください!


学長から一言:本学の人間文化学部ならではの「歴史」と「巡礼」についての文化フォーラムでしたねッ!!!Tang助教の本学の教員としての生活は、ひょっとすると彼の人生の中では巡礼?!?




2018/01/17

「老舗の永続繁盛の秘訣・日本型経営」経済学部講演会のご案内

学長室ブログメンバーの張楓経済学部税務会計学科)です。

今回は少し先のことですが、経済学部の備後経済研究会主催の講演会開催(4月26日)のご案内をさせていただきます。

講師の前川洋一郎先生は、元松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)出身の「老舗学」研究に関する著名な研究者です。前川先生は、個人的に全国企業家研究フォーラムで意気投合して年齢の垣根を超えた親交をさせていただいており、非常に気さくな研究者です。全国各地の老舗を知り尽くされている前川先生の新しい研究成果は、大学教員だけでなく、学生諸君や地域活性化に関心のある方々にも非常に役立つものと確信しておりますので、ぜひともご参加いただきたく、お願いいたします。
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講演会
「老舗の永続繁盛の秘訣・日本型経営」


講師:前川洋一郎先生
  (公益資本主義推進協議会・理事)

日時:2018426日(木)18:30~20:30

場所:福山大学宮地茂記念館(JR福山駅北口徒歩1分)

概要:日本は創業後100年以上の長寿企業「老舗」の多いことで有名である。一説に2万数千社とも5万社ともいわれている。では、なぜ日本は老舗大国なのであろうか?第1にそもそも老舗はどうして生まれ、今日まで生き残ってきたのか。そのメカニズムを姫路の鍛冶屋・明珍をケースに迫る。第2に老舗に共通する経営パターンを日本人の武士道、実学、商人道、家訓、企業家・実業道の歴史の中でひも解く。第3に老舗の大半が中小同族であることから日本独特の家伝と社伝を分析し、欧米型と違う日本型経営を浮き彫りにする。まとめに、最近脚光を浴びる公益資本主義経営の視点から永続繁盛の秘訣「老舗経営」を改めて見直す。

プロフィール:
1944年大阪生まれ、67年神戸大学経営学部卒業、同年松下電器産業㈱(現パナソニック㈱)入社、経営企画室長,eーネット事業本部長、取締役財界担当役員を経て、07年関西外国語大学や流通科学大学、大阪商業大学大学院で教鞭、現在老舗ジャーナリスト、公益資本主義推進協議会理事、専門は企業経営論、経営史『老舗学』。兼大阪商工会議所ツーリズム振興委員会副委員長、日刊工業新聞社キャンパスベンチャーグランプリ大阪審査委員、高知工科大学大学院起業マネジメントコース客員教授、企業家研究フォーラム監事、老舗学研究会共同代表ほか。所属学会は経営史学会、組織学会ほか。

主なご著書:
『カラオケ進化論』(編著)。『老舗学の教科書』(共編著)。『なぜあの会社は100年も繁盛しているのか』(単著)など。
 


<主催者:福山大学経済学部備後経済研究会(幹事:張楓)>


備後経済研究会は備後地域の企業・経営者を研究し、産業集積地としての備後地域の特徴を明らかにすべく、本学教員にとどまらず、企業経営者や行政関係者、さらに他大学の研究者にもご参加いただき、研究成果の報告やそれにもとづく活発な議論を行うと同時に、企業へのインタビューや論文の公刊、備後地域の皆さんに向けた研究発表を活発に行っています。
研究会は34ヵ月に1度のペースで開かれています。高校生でも大学生でも企業経営者でも、どなたでも参加は自由です。興味のある方は一度、備後経済研究会のホームページをご覧ください。サイト内では過去の活動内容とともに、多くの研究成果(ディスカッションペーパーや論文)がアップされています。入手できない場合、張楓(kaede@fuec.fukuyama-u.ac.jp)までご連絡ください。



学長から一言:「老舗学」という研究領域があるのですねッ!確かに、日本的な経営法の共通点がありそう。。。公益資本主義については、本学の教養講座で、大久保秀夫氏にお話しいただき、感動したので学長短信No.78(2016.5.1号)に紹介していますよ!

2018/01/16

【機械システム工学科】気球による瀬戸内海の藻場観測に挑戦!

こんにちは。学長室ブログメンバー、機械システム工学科の内田です。

福山大学のブランディング研究「瀬戸内の里山・里海学」の中で海洋探査ロボットシステムの研究を行っていることを昨年12月9日の記事でお伝えしましたが、1月12日(金)にその一部として、気球を用いた藻場観測の第1回目のトライアルを行いました。

気球は、自律飛行しながら探査活動を行う飛行ロボットとして完成させることが最終目標ですが、今回は気球だけでのテストです。気球にはラジコンで写真撮影する装置が付いているので、それを使って海岸の上空から藻場(※)を撮影するテストに挑戦したのです。テストには、「海洋探査学生プロジェクト」に参加している機械システム工学科の6人の学生が参加しました。場所は、因島の内海生物資源研究所(内海研)とその前の海岸です。

※藻場:海中に海藻が密集して生えている個所で、小魚などが生まれ育つ場所になっています。

気球にヘリウムガスを入れるなどした後、まずカメラなしで気球を約80mの高さまで上げてみました(最高150mまで上昇可能)。気球をつないだ糸を伸ばす糸巻き器は、釣り竿の改造品です。気球に興味を持ったのか、数羽の海鳥が寄ってきてつつかれそうになったりしましたが、何とか無事に初トライに成功しました。風向きもよく、気球は海上の空へと上がってくれました😄。

 

次はいよいよカメラを取り付けてのテストです。その準備中に、カメラの充電切れや、シャッターを切るラジコン装置のバッテリー切れに気が付きましたが、内海研から充電用ケーブルを貸してもらったり、スマートホンをラジコン代わりに使う裏技を使ったりして、なんとか写真撮影可能な状態にして海岸まで出ました😅。ところが...


おっと、風が強い😲!


風の強さで、気球が破れてしまいました。こうなっては、もう気球での写真撮影はできません。そういうわけで残念ながら、記事のタイトルとは裏腹に、今回は藻場観測のトライアルを行うには至りませんでした😢。


藻場観測のテストはできませんでしたが、しかし今回も多くのことがわかりました。気球にはもっと丈夫で軽い材料が必要であること、風が吹いても気球に大きな力が加わらないような工夫が要ること、気球を巻き戻すには意外に大きい力を要すること(糸巻き器の改良が必要)、テスト前には機器の充電状態をよくチェックしておくべきであること、などなど。

今回使った気球は市販品でしたが、次はオール自作の気球づくりにチャレンジしよう!と、プロジェクト一同はますます意気が上がっています。次回のテストにご期待ください。


学長から一言:まさしく課題解決型のアクティブ・ラーニングですねッ!失敗は成功の元!!!次回はどんな進歩が見られるか、「お・た・の・し・み!」ワク、ワク!!!

2018/01/15

<情報工学科>授業「実用ネットワーク管理」の紹介

 学長室ブログメンバーの情報工学科の池岡です。

 情報工学科の授業のひとつ「実用ネットワーク管理」の紹介を担当の山之上教授にしてもらいました。

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 現代社会では、スマートホンも含め、コンピュータネットワークなしの生活は考えられなくなっています。情報処理技術者はコンピュータネットワークの構築・保守・管理運営を担う役割も持っています。従って、コンピュータネットワークに関する色々な設定やトラブルシューティングができることは情報処理技術者の必須条件です。
 コンピュータネットワークの構築方法と管理運営方法を理解し、トラブル・シューティングを行うことができるようになるための知識を実機で作業しながら身につけるために、情報工学科では「実用ネットワーク管理」の授業を開講しています。
 授業の4回くらいまでは、ssh というコマンドを使って、コンピュータネットワークを経由して他のコンピュータを遠隔操作するための設定や、実際にsshを使ってコンピュータを遠隔操作する授業と演習を行います。
 授業の5回目と6回目では、Wireshark という、コンピュータネットワークを流れている情報を可視化するツールを使って、コンピュータネットワークには実際にどのような形で情報が流れているか調べ、暗号化されている通信や、暗号化されていない通信を見てみるための授業と演習を行います。
 その後、Raspberry Piという小さなコンピュータを使って、家庭用ブロードバンドルータと同じような機能を実現したり、同じくRaspberry Pi でWebサーバを構築したりする授業と演習を行います。今年はRaspberry Pi を、受講者一人一人に割り当てて、Webサーバを構築し、LAN(Local Area Network)の中に設置されたWebサーバを、そのLANの外から閲覧できるようするなどの演習を行いました。
 実用ネットワーク管理で使っている機材

 授業の中では4名くらいのグループに分かれて、グループ内で協力して演習を行っています。写真からもわかるように、グループ内だけでなく、グループを移動して、みんなで協力して演習が行われています。
実用ネットワーク管理の授業の様子

 この授業は複数の教員で担当していますが、そのうちの一人である私、山之上は、情報処理学会の「インターネットと運用技術」研究会に参加していて、その研究会の主査(研究会会長)を務めたこともあります。このことについて、河合塾の「みらいぶプラス」でも紹介してもらっています。

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 以上、山之上教授からの授業紹介でした。


学長から一言:コンピュータリゼイションの進歩とその進歩の恩恵を広く社会が享受することが出来るようにするには、人材育成が欠かせませんねッ!!!学生の皆さんの成長を、多くの人々が、期待を込めて待っていますよ!!!

2018/01/06

海洋生物科学科の新年特別企画展示~「犬も泳げば棒に当たる」

「犬も泳げば棒に当たる」-新年特別企画展示-

皆さま、明けましておめでとうございます。
海洋生物科学科 学長室ブログメンバーの Kenji♪ です。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

毎年恒例の新年特別企画展示が、今週からお披露目です!!

戌年にちなんでチンアナゴ!
福山大学附属水族館マリンバイオセンターの 戌年 Special♬

今回は、「犬も泳げば棒に当たる」水槽です・・・

「犬も泳げば棒に当たる」水槽♬

今年の干支「戌」にちなんだ “イヌ” に関わる名の付くお魚が、新年を祝います。

まずは・・・コクテンフグです。
庭を元気に泳ぎ回る犬顔の、通称「イヌフグ」♬
英語で「ドッグフェイス・パッファー(犬顔のフグ)」と呼ばれます。


犬顔のコクテンフグ♬

水槽の庭を所狭しとコチョコチョと泳ぎ回るとびきり元気なワンフグです♬
水槽内には、犬小屋もあります。

さてさて、お次は・・・チンアナゴ。
犬の「狆(チン)」に顔付が似ていることが、その名の由来です。
庭の芝の間から、ニョキッ! と顔を出す人気者!!

ニョキッと、チンアナゴ!



元気に泳ぎ回るイヌフグが、チンアナゴの棒に当たるのか・・・???
是非、水族館でご確認下さい♬

鏡餅の橙が、骨!!

この「犬も泳げば棒に当たる」水槽の展示期間は、今月末までです。
水族館の開館時間は、10時~16時です。(*ただし、日曜日と祝日は休館です)

みなさんのお越しを、心待ちにしています。
ぜひ、お参りください。

学長から一言:海洋生物科学科の学生と教員の皆さんは、なかなかユーモアのセンスがいいですねッ!ぜひ因島の水族館に出かけて、ゆる~い笑いを!!!これを鑑賞すれば、今年、特大の福が来ること間違いなし!!!福大(福山大学)の水族館だもの!

今年もおみくじは大吉!

明けましておめでとうございます。学長の松田です。

私は、どちらかというと信心の欠けた人間ですが、学長になると「苦しいときの神頼み」で、お正月の神社詣を欠かさなくなりました。さらにここ4年ほどは、おみくじも引いて。。。なんとなんと、オール「大吉」!!!
吉備津神社で
平成27年、28年は福山城にある三蔵稲荷神社、29年は今治城にある吹揚神社、そして今年は備後一宮の吉備津神社です。。。ただし、大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)のおっしゃるには、「吉運ですが かなわぬこと多し 御祈念しましょう」とのことですから、心を引き締めでがんばることとします。

大吉のおみくじ
大吉!!
読者の皆さんも、福山大学を応援してくださいねッ!!!

2018/01/05

【機械システム工学科】交通安全教育用自転車シミュレータの研究をスタート!

🎍 あけましておめでとうございます。🐶
学長室ブログメンバー、機械システム工学科の内田です。
今年もどうぞよろしくお願いします。

昨年11月にスタートした「マイクロメイト岡山」との共同研究「交通安全教育用自転車シミュレータ」の研究機材搬入が、年の暮れが押し迫った12月27日にありました。搬入場所は、工学部新館1階の「社会安全工学教育研究室」です。マイクロメイト岡山は、交通安全教育機器の研究開発などを行っている岡山市の企業です。

この日は、工学部の学生プロジェクト「ひと・まち・くらしプロジェクト」のひとつである「交通安心プロジェクト」から、機械システム工学科1年次生の丸山君が参加してくれました。丸山君は早速、各機材の梱包を解いて、これから行う研究の実験機材をひとつひとつ点検したり、組み立てたりしていました。

モニター台の組み立て。
左が丸山君、右はマイクロメイト岡山の三宅さんです
組みあがったモニター台にモニターを取り付けます。
大きく重いので、慎重に作業を進めます
この共同研究は、増加しつつある自転車利用者のための交通安全教育用シミュレータを開発することが第一の目的ですが、もうひとつ別の目的があります。それは、このシミュレータの利用者に「あなたの街」のシミュレータ映像を提供することです。

通常のドライビング・シミュレータは、CG(コンピュータ・グラフィクス)による道路映像を映し出しますが、その映像のもとになるCGモデルの作成には大変な手間がかかります。そこでこの研究では、CGの代わりにカメラで撮影した映像を用いるシミュレータの実現を目指しています。それぞれの自転車利用者の自宅周辺を実際に自転車で走行して映像を収集し、それを加工してシミュレータ用映像として用いるのです。そうすれば、どの人にも「あなたの街」のシミュレーション映像を提供することができるようになり、交通安全教育の効果が増すでしょう。

組みあがった装置を、さっそく試運転
(シミュレータとしての機能は、まだありません)
今はストリート・ビューの映像を使っています。
写真の映像は秋吉台カルストロードです


今は試験的にGoogleストリート・ビューの映像を利用して研究を進めていますが、今後は自分たちで各地の道路の映像を撮影して回る予定です。学生の定期試験終了後の2月中旬から3月にかけて、萩、錦帯橋、秋吉台、周防大島、角島大橋など、山口県内の主な観光地やサイクリングコースの映像を収録する計画にしています。

今年の春には、各地の早春の映像を使った自転車シミュレータの試作品を、このブログで紹介できると思います。乞うご期待、です。


学長から一言:これは楽しくて面白いものが出来そうですねッ!作るプロセスも、大変だけれども楽しそ~う!自転車シミュレータの試作品を待っていますよ!!!