2018/01/29

福山市立蔵王小学校における本学学生のスポーツ教育活動!


 お疲れ様です。経済学科スポーツマネジメントコース助教で学長室ブログメンバーの中村和裕です。
1月22日(月)に経済学科スポーツマネジメントコースの学生が、スポーツ教育に関する社会貢献活動を行ってきましたので、参加学生にその様子を報告してもらいます。
 
 初めまして経済学部経済学科スポーツマネジメントコース3年の中岡巧実です。

 今回は経済学部経済学科スポーツマネジメントコースの学生で企画・運営をし、日本サッカー協会が社会貢献活動として行なっている「夢先生」の活動を参考にし、蔵王小学校5年生(約65名)対象に122日(月)AM9:15AM12:00の間、開催させて頂きました。その活動の様子を報告させていただきます。


<開催趣旨> 

「夢先生」とはスポーツ活動や夢先生の体験談を通して、夢を持つ事の大切さや、協力する大切さなどを考える活動となっています。今回の夢先生は中村和裕先生に担当してもらいました。

AM9:00に蔵王小学校に到着し、校長先生や5年生担当先生と本日のスケジュールや5年生の様子について打ち合わせを行いました。

AM9:45AM10:40の間、体育館にて、協力する大切さなどを考える<運動プログラム>を行いました。

AM11:10AM12:00mは、中村先生の<夢トーク>の時間でした。

本ブログでは、<運動プログラム>と<夢トーク>についての詳細と、企画・運営を体験した<学生の感想>を掲載します。

宜しくお願いします。


<運動プログラム>

 運動プログラムでは我々学生と小学5年生と夢先生がチームとなり対戦する形になっています。3種目行い徐々に難易度をあげていきます。目的はゴールすることよりもゲームの中で協力しチームワークの大切さを感じてもらうことです。

    夢先生 入場・自己紹介

小学5年生を整列させ、みんなで声を合わせて(夢先生――――!)と呼び、大きな拍手の中、入場させるように演出しました。そして夢先生が自己紹介をし、柔道をしていたことを話しました。そして実際に投げられたい人、投げたい人を決め、マットの上で夢先生が小学生を投げたり、投げられたりしました。児童達の盛り上がりは絶頂でした。

     

 

 

    ウォーミングアップ ダッシュゲーム

ダッシュゲームというのは、児童達が横一列に整列します。そして学生アシスタントと勝負をして誰も学生アシスタントに抜かれずにゴールできたら勝利というゲームです。

初めは当然のように学生アシスタントの方が早いので児童は負けるのですが、そこでハンデをあげることにしました。それでも児童達は勝てないため、夢先生と児童で作戦会議をし、最後は勝利を掴む事ができました。
  

 



    タンタンゲーム

このゲームは、児童全員と夢先生が輪になって手を繋ぎ、学生アシスタントが「タンタン前」と言うとみんなが前に一歩ジャンプするゲームです。それを前後左右言われるのでそれに合わせてジャンプするゲームです。

最初はできていたので、難易度をあげて行いました。学生アシスタントが「前」と言うと反対の後ろにジャンプするというルールにすると、児童達も難しかったようで、作戦会議を行いました。作戦会議の結果、みんなで声を出す事で、10回連続で成功する事ができました。そこで、素晴らしい団結力が見る事ができました。


 


    だるまさんがころんだゲーム

このゲームは、夢先生と児童を一列に整列させて手を繋いでもらいます。学生アシスタントが持っているボールが手から離れている時だけ夢先生と児童は動けます。

学生アシスタントはフェイントをいれたりして、児童達は騙されて動いてしまいます。

みんなでどうしたらゴールできるのか、夢先生と一緒に話し合い、ゴールをする事ができました



<夢トーク>

夢トークでは、夢先生が夢を持ったきっかけや、夢に向かっていく中でどのような困難があり、それをどのように乗り越えたのか、そしてどのような事が得られたのか。自身の経験をもとに夢曲線を書きながら児童達に伝えました。夢先生の体験談をもとに、「夢を持つことの素晴らしさ」、「夢に向かって努力することの大切さ」を伝えていきました。


 


夢先生の夢トーク後に、児童達の夢を「夢シート」という紙に書いてもらいました。

児童達がひとりひとりの今持っている「夢」を実際に字に書き、形に表すことで自身の夢や目標を明確にさせることを目的としてやりました。

学生アシスタント達が児童の周りを回っていると、子ども達が様々な夢や目標を持っていることがよく分かりました。その夢や目標の実現のためにできることや、やってみようと思っていることも書いてもらいました。

  

 

 




<学生の感想>


夢先生をやって、サポートをする側であったが、見ていて楽しかったです。

特にタンタンゲームでは生徒みんなで声を出し合ってやっていて、団結してやっているところが特に見事で、みんなでゲームを達成したときに喜んでいる姿をみるとサポート側でも嬉しかったし、やりがいというものを感じる事ができました。教室に移動してからは、生徒も意見を出してくれて、中村先生とコミュニケーションを交わすことより生徒も夢について考えられたと思うし、夢シートに自分の夢を書いてもらうときに、夢について生徒と話ができたことはよかったと思います。今回の夢先生は普段触れ合うことのできない小学生と触れ合う事ができ良い経験になりました。


・石川隆介(経済学科スポーツマネジメントコース3年)

今回はあまり普段ない子供達と関わる体験で、すごく為になる経験だったので、新鮮でとても楽しかったです。

また、夢トークでは、先生の夢についての話を聞けて、今後の自分にも響く大きな話でした。

本当に良い経験になりました。


・長代周也(経済学科スポーツマネジメントコース3年)

私は、この夢先生のプロジェクトに参加してみて、初めは少し不安を感じていました。小学5年生が対象だったのですが、自分達の伝えたい事がうまく伝わるのか、ちゃんと接する事ができるのか不安を持っていたのです。

しかし、実際にやって見ると生徒達の元気さや、積極的な意見を出しているのを見て、とても驚いて楽しくできました。

夢先生の夢トークでは、自分の夢を改めて見つめ直す事ができ、自分の為にもなったので良かったです。

自分の目標も達成できるように勇気を出して、出会いを大切にしていきたいなと思いました。


・中岡 巧実(経済学科スポーツマネジメントコース3年)

まずは、このような機会を頂き、開催にあたって協力してくださった蔵王小学校の児童や先生、関係者の皆様、サポートしてくれた仲間に感謝します。

普段接する事ができない小学生と交流し、貴重な体験になりました。

正直、最初は自己紹介のところからとても緊張しました。しかし、実際にやってみて緊張を忘れ、とても楽しくする事ができました。小学生にゲームの内容を伝える時、自分の中では伝えている気持ちになっていても相手からすると伝わってない場面が少しあり、意志の疎通が難しかったです。


みんなとても元気がよく活発で楽しくゲームをしていたので嬉しかったです。夢トークでは中村先生の体験談をもとに、「夢を持つ事の大切さ」、「協力する事の大切さ」を考えました。

夢シートにそれぞれ夢を書く際、様々な夢があり、個性豊かで素晴らしかったです。

最後まで楽しく活動できて良かったです。


学長から一言:学生の皆さん、貴重な体験でしたね。。。夢先生、良い経験を子ども達と学生の両方にプレゼントし、どちらにも、夢と協力の大切さを伝えることが出来ましたねッ!!!お疲れさま!