2017/12/27

【人間科学研究科】心理臨床学専攻1年の薛小凡さんが,日本心理学会学術大会優秀賞を受賞!

心理学科の学長室ブログ担当、野寺です。

今日は、人間科学研究科で心理臨床学を専攻している1年次生、薛小凡(せつしょうはん)さんの学会賞受賞と受賞した研究の内容についてご紹介します!以下は、薛さんの指導教員の青野篤子教授からの寄稿です。

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日本心理学会では,2013年度より,主に若手研究者による研究発表の奨励と研究の質の向上を目的として,学術大会優秀発表賞(約20名)及び学術大会特別優秀発表賞(約10名)を授与しています(詳しくはこちら)。

薛さんは,2017年日本心理学会第81回大会で,「日本語の命令・依頼表現に及ぼすジェンダーの影響」というテーマでポスター発表を行い(青野との共同研究),これが受賞の対象となったものです。

この研究では,男女大学生に,話し手が「かなり怒っている状況で」家族・先生・友だちに(が)どのような表現を用いるのかをたずねました。その結果,女性が話し手・聞き手である場合に「ていねいさ(politeness)」の傾向が強いことがわかりました。下に結果の一部を示しています。

男性大学生→先生       女性大学生→先生

学校の友達→男性大学生    学校の友達→女性大学生

薛さんは,中国・首都師範大学外国語学院日本語学科在学中の2014年9月から1年間心理学科に交換留学生として在籍し,すでにこのときに福山大学の学生さんの協力を得て調査を行っています。それをまとめたのが今回受賞の対象となった研究です。

そして2017年4月に心理臨床学専攻に入学し,「日本語表現,ジェンダー観,セクシュアリティとの関連モデルについての検討」というテーマで修士論文の研究に取り組んでいます。

いわゆる「オネエことば」はメディア等でつくられた虚構であり,本来彼ら・彼女らが語りたいことばはどのようなものなのかを探求しようとしています。

薛さんは大学院生として学部ゼミの活性化にも貢献してくれています。下の写真は,ゼミの一環として,福山駅周辺で「福山市民100人に聞きました」というフィールドワークを行った時のものです。彼女のテーマは「同性婚に賛成ですか?反対ですか?」というものでした。また,地域の女性グループで活動している「ふくやま女子会」の有力メンバーでもあります。

福山駅前でフィールドワーク中の薛さんと青野ゼミ生
修士課程修了後は博士課程への進学を考えています。今回の受賞はきっと励みになることだと思います。天体観測,旅行,アニメなど趣味も多く,指導教員である私はいつも小言を言っていますが,人間と研究の幅を広げてくれるものかもしれません。


おめでとう、薛さん!

学長から二言:薛小凡さん、福山大学の学び、福山大学での生活が、素晴らしい成果をあげましたねッ!おめでとう!!!これからもしっかりがんばってください!期待していま~す!さて、今年の学長室ブログはこれで終わりです。。。愛読してくださった皆さん、ありがとうございました!来年もよろしく。。。1月1日にお目にかかりましょう!!!

2017/12/26

【機械システム工学科】地元のデニムメーカー「カイハラ」との共同研究報告会を実施! 

こんにちは。学長室ブログメンバー、機械システム工学科の内田です。

今年5月より、地元福山市のデニムメーカー「カイハラ」との共同研究を行ってきましたが、その完了にあたり、12月19日(火)にカイハラ本社で報告会を行いました。


カイハラは、デニム生産量で国内シェア50%を誇る有力デニムメーカーです。私たちがよく知っている国内外のジーンズブランド、カジュアル衣料品ブランドの多くがカイハラのデニム素材を採用しています。そうした企業なので、製品の品質(仕上がり)には厳しいこだわりを持っています。

共同研究は、そのデニムの品質に関するものです。品質指標(仕上がりの評価点)の数値を、原料特性や生産条件から予測できるようにし、品質の維持・向上に役立てるのです。報告会には、共同研究のメンバーであるカイハラの技術者のみなさんと、カイハラの生産関係部門のトップの方々が出席されました。


ひとくちに原料特性や生産条件といっても、カイハラでは紡績・染色・織布・加工までの一貫生産を行っている(国内唯一)ために、扱うべきデータは膨大で、関連する品質項目も多岐にわたります。そのようなデータの分析で最も苦労した点は、どうしたら品質指標を正確に予測できるかということでした。

最初は、統計学の手法である多変量解析を試してみたのですが、精度の良い予測結果が得られなかったのです。そこで次に「機械学習」と呼ばれる方法論のひとつを適用してみました。機械学習は、データの傾向やパターンをコンピュータが繰り返し学習し、その学習結果をもとに予測を行うという、新しいタイプのデータ分析手法です。この手法を用いることで、やっと満足のいく予測ができるようになりました。

多変量解析による品質指標の予測結果。
測定値(横軸)と推定値(縦軸)が一致せず、精度の悪い推定になっています。
機械学習による品質指標の予測結果。
測定値(横軸)と推定値(縦軸)がよく一致し、精度の良い推定ができています。

報告会では、カイハラの生産部門トップの方々から、今後の研究に向けての提案や感謝の言葉をいただきました。この共同研究は、研究の進展の面でも、また地域の知の拠点としての大学の使命のひとつを果たすという意味でも有意義なものでした。それらを糧に、次の新しい研究テーマに取り組んでいきたいと考えています。


学長から一言:多変量解析でもそれなりの予測が出来ているのに、それで満足せず最新の機械学習を使ったのですねッ!!!多くのデータが得られるときは、コンピュータに学んでもらう方が、ずっと精度がよいと言うことは。。。人の頭の使いどころは?!?学生さん、大変ですよ!

2017/12/22

夫婦で参加、親子で参加! 保証人との就職懇談会を開催。

こんにちは。就職課の学長室ブログメンバー、平です。

12月16日(土)に福山大学において、保証人との就職懇談会(経済・人間文化・工・生命工の3年次生対象)を実施しました

9時の受付開始前から、遠方から越しの保証人の方が続々お集まりになり、すでに、9時30分の開始時には、駐車場もほぼ満車状態となりました。




930分から大学会館のホールで、全体会を開始しました。

全体会では、就職委員長が、昨年度の内定実績や今年度の支援の取り組みを話しました。面倒見のよい担任教員とキャリアの専門知識を持った就職課員とが連携して、支援をしていく本学の姿勢が伝わったと思います







次に、キャリタス就活のサイトを運営している株式会社ディスコより、井嶋講師をお招きして、「現在の就職活動と企業が求める学生像について」お話いただきました。

特に、井嶋講師は、平素より企業の人事担当者へ求人のアドバイスをされている立場から、企業が今どんな学生を求めているか、生の声を聞くことができました。




そして、現実問題として、地方都市である福山市からは、就活の遠征費もかなりかかるようです。 一般的な広島エリアの就活の支出の平均は14万円だとか・・・。あくまで平均の目安です。

親心で、交通費を全て与えたくなるところですが、そこは、「交通費を貸す」ことで、子供の意識も変わるとのことでした。




 印象に残った 保証人様の心構えは、 
   ~ 過干渉すぎず、無関心すぎず 「いい塩梅」~ だそうです。





全体会の最後は、学部の代表者5名による、就職活動の体験発表です。コーディネーターは、就職課 千葉課長です。

保証人の方々には資料として、学科から代表1名に就活の体験談を書いてもらい、発表者のレジメとともに、まとめたものをお渡ししました。

公務員内定代表の経済学部の白井君、経済学部より広島銀行内定の片岡君、人間文化学部は野村証券内定の佐藤さん、工学部はエフピコ内定の明石君、生命工学部は湧永製薬内定の並里さんが、発表者です。




アンケートに書いてあること以外の話も 保証人の方が聞きたいだろうからと、千葉課長が発表者の皆さんに、変化球の質問を投げました!が、さすがに、難関の面接を潜り抜けてきた皆さんは、緊張の中にもしっかりと答えてくれました。






体験発表会の最後に、保証人へ一言! とお願いしたら、「あれこれ口を出さないで!でも、こちらが相談したいときには相談に乗って欲しい。」という声が多くありました。 これが、過干渉すぎず・無関心すぎずということなのでしょうか。
 
全体会のあとは、各研究室の先生との懇談です。保証人の方は教員と話をされ、少し不安がとれたようでした。そして、懇談会終了後の週開けより、就職課を訪れる学生も増え、学生のやる気を強く感じられるようになりました。



学長から一言:保証人との就職懇談会も、なかなか工夫されてきましたねッ!質の高い、学生の資質に合った就職が出来るように、教職員一丸となってがんばっていますので、保証人の皆様も、つかず、はなれず、しかりお子様の支援をよろしく!!!

2017/12/21

「びんご建築女子」OGによるキャリア講演会8  建築設備の超スペシャリスト「設備設計一級建築士」の仕事!

こんにちは、学長室ブログメンバーのSです。

 建築学科が取り組んでいる女子キャリア教育プロジェクト「びんご建築女子」の活動の続報です。学内で実施する第8回目の「OGによるキャリア講演会」についてです。

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 びんご建築女子運営メンバー、建築学科2年次の児嶋亜美、志賀美月です。

 びんご建築女子の第8回目のOGキャリア講演会が9月30日に行われました。講師に来てくださったのは、清水建設株式会社 広島支店設計部の本村さんです。講演のテーマは、「設備設計一級建築士の仕事と今に至るまで」です。本村さんは育児と仕事の両立をしながら、第一線で活躍されています。

 建築の中でもとてもレベルの高い国家資格「設備設計一級建築士」の話です.
本村さんは福山大学大学院工学研究科を2000年に卒業しました。その当時の就職率はとても低く、就職氷河期の中、就職活動にはとても苦労されたそうです。そして、広島市内の個人建築設計事務所に就職しました。しかし、仕事を続けているうちに住宅だけでなく大規模な仕事をしたいと思った本村さんは、覚悟を決めて毎日勉強し一級建築士の資格を取得されました。そして、大手企業の清水建設株式会社で働くことになりました。また、仕事をしながらCASBEE評価員、消防設備士、空衛学会設備士、建築設備士、設備設計一級建築士などの資格を取得されました。

 清水建設では設計部で設備設計の仕事を担当されています。設備設計の仕事は私たちが普段目にすることのないトイレの給排水等の配管や部屋の空調機、換気設備の設計です。目立たない箇所の設計ですが建物には必要不可欠なものです。それらを後々のメンテナンスのことも考え、空間のデザインに影響しないようにまとめる難しさがあります。最近ではコンピューター上で3Dに表現するBIMを使うそうです。今回お話を聞き、設備設計という仕事が存在し、とても細かいところまで考えるということを初めて知りました。

本村さんはやさしい話し方でとてもわかりやすく話してくれました
本村さんは今までの経験から個人企業と大手企業、それぞれの長所、短所をわかりやすく説明してくださいました。また、専業主婦の場合と働いている場合とでは将来貰える年金に大きな差があり、老後のことを考えると長く働くべきであると学びました。

そして、会社の方針も働き方に大きく影響し、女性が働き続けるためには職場環境も大切です。本村さんは女性活躍推進をしている働きやすい職場環境のおかげで出産・育児休業を経て復職されています。

今回、本村さんのお話を聞くことができ、私達は非常に有意義な時間を過ごすことができました。人生設計をしっかりと立て自分がどんな分野の仕事に就きたいのかを考えることが重要であると学ぶことができました。

恒例の記念写真です.台風の影響で日程が変わって参加できない人がいたのが残念です.
本村さんお忙しい中、貴重なお時間を私達のために割いていただき、本当にありがとうございました。


学長から一言:すばらしい先輩ですネッ!人生への姿勢と覚悟が学べましたか!?!皆さん、ぜひぜひ後に続きましょう!!!

【スマートシステム学科】イルミネーション!!松永ライトアップ2017に協力しています!!!

こんにちは、工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)学長室ブログメンバー伍賀です。

クリスマス直前のこの時期、街角では様々なクリスマスのイルミネーションや電飾の飾りつけを見ることができます。福山大学の最寄駅である山陽本線松永駅でも、駅南口のロータリーをLEDとプロジェクションマッピングでライトアップした「松永ライトアップ2017」が12月2日~1月8日の日程で開催中です。

実は、福山大学工学部スマートシステム学科は、この松永ライトアップ2017に協力しており、駅の時計台のプロジェクションマッピングには、スマートシステム学科の学生有志が協力して実施してくれているのです。

12月初めの冬空の下、松永駅南口のロータリーの影でこっそりとプロジェクションマッピングを準備する学生の姿がありました。
 これが松永ライトアップの舞台裏

12月2日より、午後7時以降になると松永駅南口の時計台付近は以下のような青色LEDを中心に飾り付けられた姿となります。時計台のモニュメントのスペースに映像が映し出されているのがわかるでしょうか?
 松永ライトアップ2017の様子

プロジェクションマッピングの部分を拡大しました。主催の松永未来塾のロゴが見て取れると思います。
 プロジェクションマッピングその1(松永未来塾)

プロジェクションマッピングは時間とともにスライドショウ形式で切り替わります。このような立体構造物に映写すると画像が分かりづらかったりしますが、下記の画像「スマートシステム学科」のロゴがはっきり分かりますね。
 プロジェクションマッピングその2(スマートシステム学科)

近年のこの時期に始まった松永ライトアップ、普段は少々地味な、松永の塩田で作業する人物像もLEDで飾り付けられ華やかです。LEDが目立つイルミネーションですが、今回ご紹介した時計台モニュメントのプロジェクションマッピングも注目して頂けると嬉しいですね。

また、このプロジェクションマッピング、クリスマスバージョン、お正月バージョンで切り替わります!そちらもチェックしてみてください!
こちらが正面?松永ライトアップ2017

ということで、今のクリスマスバージョンの動画をお披露目します。残念ながら、少し見えづらいので、是非、実物をご覧ください。
クリスマスバージョンです。少しずつ変わるかも。

また、このイルミネーションは松永駅からでも以下のように見えます。山陽本線で松永駅を通過の際には、チラっと見て頂ければ幸いです!
松永駅ホームからの様子


学長から一言:クリスマスの豆電球がキラキラからプロジェクションマッピングへ、時代の変化は大きくても、裏方でがんばっている学生の姿は、昔ながらで「ほ・の・ぼ・の」

メディア・映像学科の講義紹介 1分映像の中間発表会!

こんにちは。寒い日が続きますね。学長室ブログメンバーのメディア・映像学科の阿部です。

先日、メディア・映像学科の1,2年次生が受講している「メディア実践」という授業の様子をご紹介しました。すでに各グループでの撮影が始まっていまして、今日はその中間発表会が開かれました。その様子をお伝えします。


本授業では、GoProや一眼レフカメラといった機材をグループに割り当てて、撮影・編集を行うことになっています。今日は撮影の2日目ということで、それぞれのプランを基に、撮影を進めていたようです。


いろんなグループの撮影の様子を上から撮ってみました。私には、3分も立ってられないくらいの極寒でありましたが、


学科生のみなさんにとっては、寒さなんかなんのその。学年を越えて、和気あいあいと撮影に夢中になっているようでした。


この時期はすぐに暗くなってしまうので、わずかな時間を狙って撮影作業を行います。



今日の授業の後半では、各グループがどのようなプランの下に、どんな映像を撮り集めているのかを発表する時間を設けました。それぞれうまくいっている点、うまくいかない点などがあるようでしたが、その機材ならではの使い方を模索しながら、いろんなアングルで撮ろうとしているようでした。

「課題用に選択された音源が、この冬の時期にあっていないので難しい」との声も聞かれましたが、こういった点こそ、編集の工夫のしどころと思います。来年の授業では編集作業がメインとなりますので、細部まで気を使いながら「おっ」と思う1分映像が出てくることと期待しています・・・!


学長から一言:いよいよ面白くなってきましたねッ!文章も長くだらだら書くより、字数制限内でピリッと書く方が技術がいるのと、同じかな?!?

今年も活動!薬物乱用防止を目指した劇団「危防(きぼう)」

こんにちは、薬学部の学長室ブログメンバーGoです。

今回は、昨年誕生した劇団「危防」による新市中央中学校での劇を中心とした薬物乱用防止の活動について紹介します。

福山新市ライオンズクラブからの要望により昨年に引き続き(昨年の様子)、劇団「危防」が薬物乱用防止についての劇を新市中央中学校で行うことになりました。今年の「危防」は薬学部3年次生 田中 麻貴さんを座長、そして石津 隆 教授を顧問として薬学部2、3年次生の12名で構成されています。因みに「危防」というのは危険ドラッグ防止の略で、希望へとつなぐことを意味しています。

劇についての作戦会議

まず、劇団員が集まり劇の運営方針について協議しました。そこでは「どうすれば薬物乱用防止について上手く伝えることができるのか。」ということに議論が集中しました。その結果、「薬物乱用はどれほど怖いのか」、「薬物乱用に巻き込まれないようにするにはどうするべきか」ということについてステージ上で繰り広げるストーリーを通して中学生に呼びかけることにしました。

劇で使う小道具の作成

このような考えのもと、座長の田中さんが2つのストーリーからなる劇の台本をつくりました。そして12月1日に新市中央中学校の体育館で全校生徒に練習してきた劇を披露しまいた。最初の劇では、仲のいい女の子の三人組がいて、そのうちの一人が覚せい剤を別の二人に言葉巧みにすすめるというものであり、もうひとつの劇は先輩が後輩に無理やり覚せい剤をすすめるというものです。それぞれの劇のあとで、このようなときどうやってそれぞれの誘いを断るかについて観客も交えてみんなで考えてみました。また、劇の合間には「ブルゾンちえみとWith B」に扮した3人組も登場させ、薬物乱用防止を呼びかけました。
劇の一場面(1)


劇の一場面(2)

劇の一場面(3)

鑑賞した中学生からは「劇の内容が分かり易く薬物乱用の怖さがよく分かりました。」や、「危険な薬物の誘いにはしっかりと断ることの大切さを学ぶことができました。」などという感想をいただきました。また、中学校の先生方からも「薬物乱用防止を伝えていくことの大事さが分かりました。」という感謝のことばをいただき、団員一同このような劇をとおして薬物乱用防止ということで地域貢献ができたことに喜びを感じているところです。

感謝状の贈呈

そして今回の劇に対して福山新市ライオンズクラブより感謝状が授与されました。

劇団「危防」のメンバー


学長から一言:劇団「危防」の皆さん、薬学部学生にとてもふさわしい社会貢献活動ですねッ!!!「す・ば・ら・し・い!」


2017/12/20

自主ゼミ「F4」!「優秀賞」受賞の報告で学長室を訪問

こんにちは、学長室ブログメンバー、大学教育センターの前田です。

今回は、自分未来創造室を拠点に活動する自主ゼミ「F4」の2年次生メンバー藤井香帆さんに、先日の学長室訪問について報告してもらいました。それでは藤井さん、宜しくお願いします!

■F4の「社会人基礎力育成グランプリ」に関する過去の投稿はこちら
自主ゼミ「F4」、社会人基礎力育成グランプリ中国・四国地区予選で優秀賞を受賞!

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初めまして。人間文化学部心理学科二年の藤井香帆です。去年に引き続き、今年も自主ゼミ「F4」としてエントリーした、社会人基礎力育成グランプリの中国・四国地区大会の出場結果と来年度の抱負を、松田学長に報告して参りました。今回はその様子をお伝えします。

入室してすぐ、届いた賞状を学長にご覧いただきました。その後、「質疑応答を練習してきたので」という前田先生の言葉をきっかけに、質疑応答が始まりました。はじめに我らがリーダー生命工学部生物工学科三年の稲垣先輩に「去年に比べてどんなことが成長しましたか?」という質問が投げかけられました。

F4のリーダー・ゼミ長 稲垣先輩(生物工学科3年)

「個人としては、時間のオーバーはあったものの、それは去年に比べ余裕をもって落ち着いて話すことができたということで、意味あるものだったと考えています。チーム全体としては、学内だけの活動であった去年と比べ、今年はそこに加え地域の方々とも関わっていったことが評価をいただけた一つの要因ではないかと思います。」


さすがリーダー。しっかり受け答えをするリーダーを横目に私は、次聞かれるであろう、自分の質問に対する答えを考えていたところ「ではどうすれば最優秀賞を狙えると考えてますか?」というまさかの違う質問を投げかけられました。動揺しながらも「私たちは質疑応答が弱いため、意図しない質問が投げられても即答できる応用力をさらに磨いていくことで、最優秀賞を狙えるのではないかと考えます。」と答え、今回の社会人基礎力育成グランプリでほんの少し磨かれた応用力が、さっそく活きることとなりました。

すると続いて生命工学部生物工学科一年の大久保くんに「では、その応用力を伸ばすためにはどうしたらよいと考えますか?」という質問が投げかけられました。

左から大久保君(生物工学科1年)、藤井(心理学科2年)、稲垣先輩(生物工学科3年)

大久保くんは「そうですね、このような突然の質問に対して臨機応変に答えるような場をたくさん経験することが大事だと思います。」と答え、今回の報告は応用力を鍛える良い機会となりました。


去年は奨励賞で、「今年こそは最優秀賞を」と望み挑んだ今回のグランプリ。惜しくも最優秀賞は逃したものの、優秀賞と去年よりも確実にレベルを上げていることは、着実に最優秀賞の夢へと近づいている証拠だと感じています。

来年は私たちの代が引っ張る番です。世代交代をして今度は私たちが先輩のしてくださっていた役割を担い、今よりもっと素敵なF4というグループを築いていきたいです。


学長から一言:「F4」の皆さん、優秀賞おめでとうございます。。。来年こそ最優秀賞を! ところで、私の質問力はいかがでしたか?

学友会二輪部 2017キャンパスオフロードミーティングに出場・個人優勝!


学長室ブログメンバーの学生課の岡野です。二輪部顧問の田中哲郎教授から活動報告が届きましたのでお伝えします。

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福山大学学友会二輪部は,去る1126日長野県大町市ワイルドクロスパークGAIAにて開催された2017キャンパスオフロードミーティング全国大会に出場しました.本全国大会におきまして,本学生命工学部 海洋生物科学科3年生の渡辺栄貴君が,エンデューロ学生上級クラスで優勝を果たしました.総合でも15位と健闘しました.また,本学生命工学部海洋生物学科2年生の藤井瑠也君はエンデューロ学生初級クラス7位(総合46位)の好成績をおさめました.今回,これらの結果と二輪部の活動状況について学長室への報告訪問を行いました.
福山大学学友会二輪部の部員諸君も渡辺君の活躍に大いに刺激を受け,親睦を図りつつ次の大会への出場に向けて練習に励んでおります.また,西日本地区の他大学二輪部との連携による大会についても,次年度広島での開催が決まり,福山大学学友会二輪部は主催としての大役をうけるようです.このように二輪部は和気藹々と活動の範囲を広げつつ,着実に飛躍しております.今後のますますの活躍が期待されます.引き続き福山大学学友会二輪部の活動にご理解とご声援,さらにはさらなるご支援を賜りますよう,よろしくお願いいたします.

学長室訪問の際の写真とともに,大会でのスナップを掲載します.なお,渡辺君が撮影した臨場感ある動画のサイトを紹介しておきます.さあ,皆さん,このブログをきっかけに,本学学友会二輪部でエンデューロをはじめて見ませんか.












 









動画URLはこちら

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学長から一言:渡辺君、おめでとう!!!君の、がんばり、粘り、努力が、みのってきていますねッ!これらがこれからの卒業研究に役立ち、社会人となったときの基礎力になることを期待していますよ!!!