2017/12/05

【スマートシステム学科】計測自動制御学会中国支部学術講演会に参加!

こんにちは、工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)学長室ブログメンバー伍賀です。

 11月25日(土)、26日(日)に鳥取大学にて、第26回計測自動制御学会中国支部学術講演会が行われました。この学会は、過去、第23回は福山大学第24回は岡山理科大学第25回は広島大学で開催され、福山大学のスマートシステム学科からも何件もの研究発表が提出される馴染みの学会です。今年度は、日ごろ卒業研究に取り組んでいる4年次生2名が発表しました。

学会会場の鳥取大学まで、電車、特急をのりついで福山から2時間半ほどかかります。この日の鳥取はニュースでも報道されましたが、ポケモンイベントでかつてないほどの人出で大混雑。なかなか大変な鳥取行きとなってしまいました。

 鳥取駅では、「しゃんしゃん祭り」の傘と因幡の白ウサギがお出迎え

香川研究室の4年次生、七川颯一君の発表「光リンクセンサーネットワークのための光軸トラッカーのモデル設計と評価」はこのブログでも何度か取り上げている小型人工衛星プロジェクトの地上センサネットワーク群に関する研究発表です。日ごろの努力の成果が発揮され、質疑応答もきちんとできていました。

七川君「光リンクセンサーネットワークのための光軸トラッカーのモデル設計と評価」

昨年までは計測自動制御学会中国支部の学会は1日の会期だったのですが、今回は鳥取という場所柄、土日の二日間にわたったスケジュールが組まれていました。二日目の午前中、田中研究室の4年次生、青木尚人君の発表は「ナースコールシステムのための会話システムの構築」です。こちらもスマートシステム学科の研究室見学会やイベントで活躍しているロボットの会話システムを基にしたアプリケーションの研究であり、しっかりとした内容にまとまっていました。

青木君「ナースコールシステムのための会話システムの構築」

学生の発表以外でも、スマートシステム学科の三谷教授、私(伍賀)が登壇し口頭発表を行いました。今回は鳥取大学という慣れない土地であり、ポケモンイベントと重なって大変ということもありましたが、参加した学生は「他の大学の学生や先生の前で発表するのはとても勉強になった(青木君)」「他の研究を知ることができ、大変興味深かった(七川君)」と、大きな刺激を受けた様子です。この経験を活かし、卒業研究に邁進して欲しいですね。
七川君、鳥取大学のキャンパスで記念撮影


学長から一言:学生にとって、学会発表は、学内での発表と違って、大変だけれども学ぶところも大きいですねッ!きっとよい卒業研究の発表につながりますよ!!!