2015/12/08

スマートシステム学科学生の学会発表


こんにちは、工学部スマートシステム学科、ブログスタッフのMGです。

11月28日(土)に、第24回計測自動制御学会中国支部学術講演会 が岡山理科大学で開催され、スマートシステム学科からは5名の学生が登壇し口頭発表を行いました。計測自動制御学会中国支部学術講演会は、毎年秋に中国地方の大学で開催される、センサー、制御、ロボット等に関する研究発表の場で、昨年度の学術講演会は福山大学で開催されています

発表を行う学生5名は、院生1名、4年生3名、1年生1名の内訳で、ゼミ配属されている学生は自分の取り組んでいる研究の発表、1年生は福山大学の名物授業である初年次教育で製作したロボットに関する研究発表を行います。登壇者、原稿共著者だけでなく、ゼミ配属されたばかりの3年生もオブザーバーとして学会に参加しました。また、教員の研究発表も多数あり、福山大学関連で11件の研究発表がありました。

院生は日頃のゼミでの勉強の成果、4年生は先の中間発表会での練習もあり、みなさん無事に発表を行い、質疑応答もきちんと答えることができたようです。


ちなみに、この学術講演会には、中国地方の国公立大学、国立高専、岡山理科大、福山大、広島工業大を中心とした私立大から93件の研究発表があり、今年度の傾向として、ロボットに関する研究が多かったとの声が聞かれました。岡山理科大学で開催ということで、福山大学関係者は皆さん、早朝に福山から岡山まで移動。他の大学の研究に触れることが、良い刺激となり、貴重な経験になったのではないかと期待しています。

夕方より、東北大学大学院工学研究科の田所論教授の特別講演「災害ロボティクス」、岡山理科大学の藤本教授のチュートリアル講演「自然なロボット歩容を目指して」 が開催されました。
田所先生は、福島第一原発の事故処理に活用されているロボット「クインス」の開発にも深く携わり、非常に興味深い講演をしていただきました。

昨年度は福山大学で開催ということで、運営準備等でキリキリ舞していましたが、今年は研究発表に力を入れることができました。学生諸君の成長のきっかけになることを願っています。特に、今回は1年生が5名学会参加してくれました。この経験が、これからの長い大学生活の糧になることを期待しています。


学長から一言:1年生が5名も参加し、内1名は発表というのにはびっくり!!私が大学の1年生の時には、学会発表なんて考えもしなかったですね-。。。多分今でも、多くの学科ではそうだと思いますよ。。。スマートシステム学科では、鍛えられて学生がしっかり育ちそう!!!