2017/03/21

<情報工学科>産官学連携による福山市「ものづくり福の耳プロジェクト」支援

 学長室ブログメンバーの工学部情報工学科の池岡です.

 産官学連携による福山市「ものづくり福の耳プロジェクト」の支援について,中道准教授からのご報告です.

-----------------------------------------------------------------------------------

 福山市では,市職員が市内の中小製造業者を訪問する「ものづくり福の耳プロジェクト」が実施されています.
 広島県情報産業協会・福山市産業振興課・福山大学工学部では互いに協力し,「ものづくり福の耳プロジェクト」の支援を行っています.支援の内容は,おもにインタビュー時の記録データ入力を支援するソフトウェアの開発です.その主役は,福山大学工学部の学生たちです!

 福山市産業振興課とのどのようなソフトウェアが必要かといったインタビュー,広島県情報産業協会に所属する株式会社エースシステムズの岡田氏のアドバイスをいただきながら,開発したソフトウェアの試作品のレビューが3/15に行われました.

開発したソフトウェアのレビューの様子

 
画面を見せながら使い方を説明中

 情報工学科3年次生の神原くんを中心に4年次生や大学院生の先輩も巻き込みながら,ソフトウェアの開発が進められました.ソフトウェア開発では,情報工学科の中道准教授や株式会社エースシステムズの岡田氏に相談し,画面の設計のときにはアシスタントカラーコーディネーターの資格を持つ4年次生の川野さんに協力してもらい配色を決めました.どうやら福山市の花「ばら」を意識した配色になっているようです.

 レビューでは,かなり高い評価をいただきました.実際に運用するにあたって今後の運用体制も意識した機能の追加が求められましたので,今後はそのあたりの改善もおこなって早く利用していただけるように進められればと思います.

 工学部では,ICTを活用した地方創生モデル都市として注目されつつある福山市の支援を積極的におこなっています.

-----------------------------------------------------------------------------------

以上、中道准教授からの報告でした。

学長から一言:これもなかなか面白い社会問題解決型の学生参加型プロジェクトですねッ!!!「福の耳」は福山大学の耳でもあり、耳があるなら、きっと目も口も!!!情報工学科に期待していま~す!