情報処理学会第79回全国大会で情報工学科の学生が発表し,そのうち1件の発表が「学生奨励賞」を受賞しました。本発表について,中道准教授からご報告です.
--------------------------------------------------------------------------------------
3月16日(木)から3月18日(土)にかけて,「情報処理学会第79回全国大会」が名古屋大学にて開催されました.学会の研究発表会なのですが,約1,450件の一般セッション,学生セッション発表に加えて,特別講演・招待講演企画,その他,多数のイベント企画セッションや展示会が開催されています.
今年も情報工学科から学生が発表に行きました.日頃の研究成果を発表する場として立派に発表してきましたので紹介させていただきます.
まず、「視線による処方監査能力の点数化の検討」という題目で,薬学部との共同研究として行っている薬の処方内容をチェックする能力の点数化を目指している研究です.将来的には,薬学部の教育にもどんどんITが導入され,視線の動きから「あなたの処方監査能力は70点です,もう少し患者情報に着目してください.」なんて評価が,演習で提示されるかもしれません.
コミュニケーションデザイン研究室(中道研究室)の神原君
つぎに、「Beaconによる屋内危険空間への接近通知の認識」という題目の研究です.こちらは企業との共同研究を実施している内容でBeacon の電波を受信し携帯端末を鳴動させ,利用者に危険空間への接近を知らせる携帯端末上のソフトウェアの内容になります.
コミュニケーションデザイン研究室(中道研究室)の辻川君
数ある発表の中,神原君の発表が「学生奨励賞」に選ばれました!選んでいただいたポイントは研究背景,研究目的,研究内容が一貫している点,また研究で分析するためのデータとして大量の行動データを集計している点だったそうです.本当におめでとうございました!
神原君,学生奨励賞を受賞!
発表を終えて記念写真,終えた後なのですっきりした表情をしています.ちなみにいただいた奨励賞の中身は写真立てでした,研究エリアで展示されています.
中道研究室の記念写真
せっかく名古屋まで来たので手羽先を食べながら打ち上げもしてきました.今回は二人とも3年次生でしたが,出張で不在が多かった指導教員に代わって論文やプレゼンテーションのチェック,指導をしてくれた先輩方に本当に感謝ですね.
打ち上げでのひととき
2人ともまだ3年次生なので来年度もさらなる研究発信ができればと思います,本当にお疲れさまでした.
--------------------------------------------------------------------------------------
以上、中道准教授からの報告でした。学長から一言:情報工学科の中道研究室は、本当に元気ですねッ!おめでとうございま~す!!!来年度は、さらに研究内容にも発表技術にも磨きをかけて、優秀賞を取っちゃおう!!!