2017年2月10日のブログ記事でも予告したとおり,福山大学経済学部の主催により,下記のように元読売ジャイアンツ鈴木尚広氏の講演会を開催いたしました。鈴木氏は,当学部経済学科スポーツマネジメントコースの中村和裕助教と旧来からの友人であり,その縁もあって今回の講演会を開催することができました。
日時 2017年2月23日(木) 19:00 - 20:30
場所 福山大学宮地茂記念館
演題 走塁のスペシャリストとしての生き方
主催 福山大学経済学部
当日は本学学生以外にも,大勢の高校生や一般の方々を含めて200名を超える受講者が熱心に講演内容に耳を傾け,後半では質疑応答,集合写真撮影も行われました。
鈴木尚広氏
司会はスポーツマネジメントコースの学生(横川君と小出君)が務めました
早川経済学科長
主催者代表として,ジャイアンツファンでもある早川経済学科長から挨拶がありました。その中でも特に会場が沸いたのがこのセリフ。
「最近,福山大学5学部のカラーが決まったのですが,経済学部のオフィシャルカラーは,カープの赤ではなく,ジャイアンツのオレンジに決まりました(笑)」
以下,クロストークの内容を一部抜粋して,対話形式で再現します。
鈴:鈴木尚広氏(元読売ジャイアンツ)
中:中村和裕助教(経済学科スポーツマネジメントコース)
藤:藤本倫史助教(経済学科スポーツマネジメントコース)
藤本倫史助教
クロストーク
藤「鈴木さんが今回福山に来ることになったきっかけをお聞きしたいと思います」
鈴「やっと喋れますね(笑)。みなさんはじめまして。昨年まで現役で野球をさせてもらってたんですけども,広島には行ってましたが,福山には初めて来て,凄く栄えている印象を持ちました。城が好きな私にとって,福山城というよいお城を見させていただいて感動しています」
藤「今回鈴木さんにお越しいただいたきっかけを作ってくれたのが中村助教なのですが,どういったご関係なのかお聞きしたいと思います」
中「私は2015年4月から福山大学に勤めているのですが,その前はプロの格闘家をしておりました。当時のトレーナーが鈴木さんと一緒でして,このようなご縁をいただきました」
鈴「2008年くらいから中村先生とはトレーニングをさせていただいて,10年くらいのお付き合いをさせていただいています。どうしても来てほしいと言われまして,こちらには”広島熱”というのがあるのですが,今日は話をお聞きいただけたらと思います」
父親の影響で幼少の頃から野球を始め
一気に野球の虜になったという鈴木氏
一気に野球の虜になったという鈴木氏
藤「高校では甲子園に出場されたのですか?」
鈴「福島県相馬市の相馬高校という男子校に在籍しておりました。残念ながら甲子園への出場は叶わなかったのですが」
藤「それでもジャイアンツにスカウトされたというのが鈴木さんの凄いところです。どういったきっかけがあったのでしょうか」
鈴「春の大会で,スカウトの方が第2試合のある高校の選手を見に来られたのですが,私たちの第1試合が15回まで延長した影響で,私がそのときホームランを打ったり盗塁したりしてたので,偶然にもスカウトの方の目に留まることができました。ここで私が言いたいのは,”いつどこでチャンスが巡ってくるかわからない”ということです。ですので,常にチャンスは目の前にあると思いながら行動することが大事だということです。『チャンスがない』とおっしゃる方は,本当に自分にチャンスがあると思っていない。チャンスは常に平等にあります。それを如何に自分がキャッチできるかということ。これは凄く大事なことです。そのことを常に意識できるかということです。チャンスは自分から掴むものなんですね。だから,相手から貰うものではなくて,常に自分のことをしっかりやっておくことで,チャンスはいつでも来るんだということです。常にどこかで誰かに見られていることを意識して,そういった姿勢でいることで,チャンスは必ず巡ってくると思います」
鈴「自分がやりたいことについて,コーチや指導者をうまく利用することが必要だと思います。メジャーに行った選手からもよく聞くのですが,メジャーでは”自分から動かないと何も始まらない”と。コーチは言わないと何も教えてくれない。でも自分から言うことで,何か手を差し伸べてコーチングしてくれる。日本とアメリカのコーチングの立ち位置の違いもあるのかなとは思います。ですが,日本のプロでもいます。ずーっと指示を待っている人間というのが。でも,それでは育っていかないです。一軍に上がる人,二軍にいる人の差っていうのは,”自分が如何に行動していけるか”,”自分がどこでどういう存在なのか”,”自分の魅力って何なのか”,”チームにおいて自分の役割は何なのか”,そういったことを常に考えられる,マネジメントできるということに長けている人が,やはり一軍で活躍します。私はプロ野球選手というのは”孤独であるべき”だと思うし,どうしても指示待ちになってしまうと,みんなが動いていくところに自分も動いていってしまう。そうなってしまうと,自分がやりたいビジョンというのが見えてこない。私は20年間プロの世界を見てきましたが,そういった差というのは圧倒的に違います。選ばれてプロ野球に入ってきますので,どの選手も能力としては変わらないです。人それぞれに魅力があります。足が速い,肩が強い,ボールが速い,ボールを遠くに飛ばせる。いろいろな魅力がある中で,自分の魅力に気がつけるということが,一軍に行けるか二軍のまま終わってしまうかの差だと思います。プロに入れば,自分の魅力を磨くのがプロです。一軍に行けるか,一軍で活躍できるか,自分のオリジナルを磨く心構えがひとつの差だと思います」
鈴「そうですね。野球はある種チームプレーですが,プロ野球では”個対個”の勝負なんですね。ピッチャーであればバッターと対決する,バッターであればピッチャーと対決する,ランナーであれば盗塁で対決する。如何に自分が孤独になって,やるべきことをやるかの戦いです。そうしないと勝負はまともに受けられないんですね。プレッシャーから逃げるのは簡単なんです。誰しもプレッシャーはかかるし,緊張もあります。でも,孤独になって自分というものをしっかりマネジメントできると,より自分の強さというものが出てきます。誰も助けてはくれません。プロというものは結果がさらけ出されます。孤独になって強くならなければ,打ち勝っていけないんですね」
藤「巨人という球団に入って,どうやって勝負していこうとお考えだったのでしょうか」
鈴「巨人というのはメチャクチャいい選手がいっぱい来るんですよね。毎年活躍しても毎年補強します。大物選手が次々とやって来る中で,僕らというのは常に逆境なんです。保障がないんですね。でも,僕はこの人たちと比べないことにしたんです。だって魅力が違うじゃないですか。この人たちがもしかしたら活躍しないかもしれない。使うのは監督なんです。自分が自分の魅力を出せば,もしかしたら監督は使ってくれるかもしれない。僕が大事にしてたのは”他人と自分を比べない”ということです。使うのは僕じゃない。僕はトップの人間じゃなくて,扱われる人間ですから,自分が魅力を出してそこで輝ける存在感,必要とされる存在になれば,使わざるをえない。そういった存在になろうと思ったので,一切比べたりしなかったです。比べないことで,自分の軸というか,芯の強さを作り出せたんだと思います」
中「初めから自分の強みで勝負されていたんですか?」
鈴「高校時代は(牽制で)刺されることもなかったので,それなりに自信はありました。だけど,プロの世界は圧倒的に違ったんですね。クイックモーションとか牽制の速さであったりとか,格段に違うわけですよ。まったく走れなかったです。今となれば”走塁のスペシャリスト”と言われるようにもなりましたけれども,5年目くらいまでは失敗の数のほうが多かったですよ。能力的な差じゃないんですね。思考的な差,考え方の差で失敗したというのがありました。僕は背番号が12番だったんですけども,その前の10年間,68番としてやっていた時代をご存知の方はあまりいらっしゃらないんですね。僕は失敗から何かを学んで成長していって,みなさんから足のスペシャリストとか神の足とか,そういった形容詞までいただいたこともあったんですけども,僕は最初から成功してきたわけじゃないんです。ですからみなさんにも,僕が最初から成功していたわけじゃなくて,失敗から何かを学んだということを理解していただきたいと思います」
藤「失敗というのは非常に大きいと思うんですよね。失敗の中から成功体験や自信につなげていくプロセスというのをどのようにお考えですか」
鈴「盗塁と一緒で,スタートを切らないと何も始まらないですよね。そこに立ってるだけじゃなくて,何かアクションをしないといけない。しかし,結果を求められるスポーツというのは,みんな失敗をしたくないわけですよね。でも,失敗をすることで学んでいくことがたくさんあるんです。だから,若いうちは失敗してもいいと思うんですよ。歳を重ねるほど,求められるものは高い位置に来ます。若いうちに失敗をする。同じ失敗は繰り返したらいけないですけど,失敗の中で何か自分が足りないもの,何か必要なもの,というのを常に考えていかないと,『あ,失敗した』では何も始まらないですよ。失敗から何を経験していくか。失敗することで,何か結果を出すための準備だと思ってください。いい失敗,悪い失敗というものがあります。内容のある失敗,内容のない失敗というのもあります。でも,失敗することの意味合いを考えることで,成功することの準備が整ってくるんです。マー君みたいに24勝するスーパーピッチャーもいますが,それはほとんど稀です。何勝何敗,負けることはあります。完璧な人間なんていないんです。だから失敗していいんです。
ただ,その失敗の仕方を自分で考えないといけないんです。そうすることで自分と向き合えるようになるんです。監督やコーチに怒られることもあるでしょう。ただ,それをしっかりと受け止めながら自分で考えていって,苦しみながら苦しみながら考えることで,成功というもの,そして自信というものが出てくるんです。だから,成功ばっかりしてくると,失敗したら急にスランプに陥りやすいですよ。失敗をすることでいろんな経験値が増えて,自分というものが出来上がってきて,結果というものに繋がっていくと思うので,野球部のみなさんも,”失敗することは成功するための準備”だというふうに思っていただけると,失敗を恐れない,結果を恐れないというように考えられると思います。
矛盾しているかもしれませんが,結果にこだわりながら結果と離れないといけないんです。しっかりと準備していくことで自分を許せるようになるんです。やってない人というのは,やっぱりどこか他人の責任にしますよ。グランドコンディションが悪かったとか,ピッチャーがよかったとか,いろんな要素を責任転嫁しやすいんですよね,準備していないと。自分というものをしっかりと受け止めることで,次に繋げていくことができるので,何事に対しても失敗を恐れない,というように考えてもらえるといいかなと思います。
巨人でお世話になって20年,僕もこうしてみなさんにお話しすることはほとんどありません。うまく伝わらないこと,伝えにくいこともあると思います。ただ,僕は失敗を恐れません。こうして経験を積むことで自分の経験値が上がってきます。みなさんにもそう思ってもらえたら僕は嬉しいですね」
中「走塁のことについてお聞きしたいと思います」
鈴「僕は原監督のもとで見い出していただきました。足のスペシャリストとして育てていきたいと。先ほども言いましたが,巨人軍って本当にいい選手がいっぱい来るんですよ(笑)。自分も調子のいいとき,悪いときがあります。人生と一緒で,やっぱり波が出てきます。レギュラーとして一歩身を引かざるをえないという状況が出てきたんですよね。レギュラーとして”投げる,打つ,走る”ということが当然求められるんですが,打てなくなってレギュラーから段々落ちていきました。そうなると,立ち位置が代走や守備固めというものにシフトチェンジしていったわけです。いい選手が次々と来るので,自分の”我”だけでは勝負できなくなっていったんです,年齢とともに。じゃ,そうなったときに,自分の魅力って何だろう,自分が求められていること,自分の役割,自分しか持っていないものは何なんだろうと考えたときに,『あっ!足だ』と。
みなさんはそう思わないかもしれないんですけど,代走は本当は自分から行きたいと思って行ったんじゃないんです。レギュラー目指したかったんで。でもレギュラーと自分というものを切り離していって,チームとして考えたときに,『自分はレギュラーじゃなくても絶対に外されない人間になろう。必要にされる人間になるんだ。人の魅力はそれぞれ違うんだ。じゃ,自分の魅力は何なんだろう』と。そこで気づかせてもらったんですよ。だから気づきとかチャンスとかはどこにでもあるんです。それにどうやって気づくか。原監督には気づかされました。ただ,代走は怖いんですよ。失敗が続けばチームとして要らなくなりますし。レギュラーだったら”投げる,打つ,走る”の3つのカテゴリーがある中で,どれか1つ失敗しても取り返せるんですよ。でも,盗塁は1つです。それがダメになってしまったら,プロ野球そして巨人軍に居る意味合いがなくなってしまう。それでも,そこに行かないといけなかった。やるしかなかった。だからバッティングや他の一切を切り離して,覚悟を決めて,代走として誰にも負けない,走塁のことだったら自分が一番だという,”より超えられない存在”,”そこ(走り)だけに特化した存在”になろうと決めた瞬間でもありましたね」
中「移籍することもなく,FAを使うこともなく,20年間巨人軍一筋でやって来られたわけですが,その秘訣というのはどこにあったのですか」
鈴「FAについては悩みましたけどね(笑)。それで親に相談したんです,他のところでやってみたいと。そうしたら『お前,何年間お世話になってると思ってるんだ』と言われました。僕は当たり前のことに気がついてなかったんですね。当たり前のことに感謝することもできていなかったんです。それで親に気づかされて,FAはしないで巨人軍一筋で行こうと決めましたね。僕はそういった”気づき”のことを”バースデイ”だと思っています。新しく気づくというのは発見じゃないですか。
それでなぜ20年間やって来られたかということですが,僕は”準備が大切”だと思っています。気持ちの準備だとか,体の準備だとか。常に朝起きたら野球のことだけです。どうやって準備していくか。常に僕は野球から背を向けたことがないです。シーズンオフでも常に野球がベースでした。野球が一番です。それで僕の場合は求められるレベルが非常に高いです。常にみなさんから『鈴木が出たら何とかしてくれる』と期待されているんですね。だから責任が出てくるんです。責任が出てくるとやらなきゃいけないです。諦めるとかは簡単なんです。でも孤独と向き合うことで常に進化してきている。怪我もしない。僕は30代になってから怪我をしなくなった稀な人間なんですけど,ではなぜ怪我をしなくなったか。それはずっと野球と向き合ってきたからです。プロの世界というのは結果がすべてなんです。結果に対して準備することで,勝利というのは手繰り寄せることができるんです。僕はいつも後輩に言うんです。『自分の人生を考えてみなさい。野球人生は何年あるんだ』と。僕は運よく人生の半分,20年間の野球人生をやってこられたんですけど,1年で辞める人もいる,2年で辞める人もいる,誰しもが入れるわけじゃない憧れの世界で,注目される場所で,君たちは一生懸命やりなさいと。一生懸けなくてもいい,懸命にやりなさいと。自分と向き合いなさいと常々言うんですね。聞いてるほうはポカーンとしてるんですけど(笑)。でもそこで気づかないことで『あ,この人はまだ気づくときじゃないんだな。まだまだ焦ってないんだな』と。やっぱりプロというのは危機管理。いつも如何に危機感を持ってやれるかというのは大事です。危機感から責任が生まれ,そして結果が生まれる。そういうことが20年間,少し他の人よりも多くできた秘訣だったんじゃないかとは思っていますけどね」
中「試合中の精神コントロールというのはどうでしたか」
鈴「自分のマインドというのは自分で変えられるんです。他人では変えられないんです。自分の心の持ち方で変わるので,やるべきことをやっているから言えるんですけど,『自分は大丈夫だ』と自分に暗示をかけたり,人に見えないところでマイナス感情を吐き出したりしてコントロールしてました。代走ですから他の人が塁に出てもらわないと自分からは出られないわけで,このバッターが出たら行くぞと言われても出られないケースもたくさんあるわけです。でもそこで一息ついちゃいけないんです。そうする(緊張の糸が切れる)ことで自分に隙が生まれるんです。その隙が次の機会に行くことで凄くマイナスになってくるんです。だから僕は常に80%くらいの気持ちでいました。20%の心の余裕を持つようにしていました。そうすることで凄く楽になれました。監督が『代走鈴木』とコールした瞬間に100%(まで気持ちを高める)ということをやっていましたので,常に隙を見せませんでした。そして僕は,監督になったつもりでいつも自分を見てました。『僕が監督だったら鈴木尚広という選手をどうやって使うだろうか』と,先を見越してシミュレーションしていくわけです。そうすることで,急に行けと言われてもやってくれと言われてもドキッとしたりしない。『はい,わかりました。はい,できます』と。そうすることによって,監督と自分との信頼関係が出てくるんですよ。常に準備してるなと。中には居るんですよ,言われても準備してこない奴とか(笑)。常に準備をして戦う姿勢,チームとしての流れを意識しておくことが重要だなと思います。指示待ちではなくて,自ら動く。自ら先を読む。そうやって静かに準備をするということをやっていたからこそ,監督も信頼してくれたんじゃないですかね。監督は『いつでも自分の好きなときに行っていいぞ』と言ってくれるんですけど,それって責任重大ですよね。でもそれだけ信頼されてるんだなと感じましたし,次の日の準備にも繋がります。そのように感じると,人間って伸びると思います。そういう意味で,原監督はマネジメント能力が凄いなと。人の使い方,適材適所に人を使うことに長けてた方だなと思いますね」
他にも,「緊張からしか成長は生まれない」,「これでいいと思ったら人間は堕落する(=現状維持や妥協することへの戒め)」など,名言が次々に飛び出しました。
福島県相馬市出身の鈴木氏は
東日本大震災からの復興支援活動にも尽力されています
東日本大震災からの復興支援活動にも尽力されています
クロストーク後には,受講者との質疑応答も活発に行われました。
一部ご紹介します。
神辺旭高校野球部2年生からの質問
「選手時代にこれだけは譲れないというこだわりは何かありましたか」
鈴「誰よりも早く来て準備をして試合に臨んでいました。7時間前に入って準備していました。ただ単に早く入ればいいっていうものではなくて,やるべきことがあるから7時間前に入っていたんですが。それくらい前から自分の予定を組み立てていたということです。でも僕の走る時間って3秒くらいしかないんですよ(笑)。割に合わないでしょ。でもそのくらいやらないと,成果っていうものは生まれてこないんです。僕は後から(塁に)出てくるんで,どうしても勝負の世界は一瞬なんです。緊張感の中でやってるんです。一瞬の勝負だから,レギュラーの選手よりもやらなきゃいけない。動かなきゃいけない。準備するしかないですよね。レギュラーの選手から『逆に申し訳ないですね』と言われたら僕の勝ちなんです。僕の考えで言えば,それだけやらないと結果というものは出せなかった。勝負は一瞬だったので,取り返しがつかなかった。だからそこだけは大事にしました。それはもう143試合やってました。だからデーゲームが14時開始でも,朝の7時には東京ドームに行ってました。それが僕の生きる道だったんです」
他にも,
・二盗と三盗のコツ
・食事で気をつけること
・盗塁の一歩目で上体が浮いてしまうことの改善方法
・9年ぶりのホームランを打ったときの心境
などの質問にも鈴木氏は快く答えてくださいました。
活発な質疑応答が続きました
最後に,鈴木氏を囲んでの集合写真撮影。講演会は大盛況のうちに終了しました。
(※ブログでの公開を了承いただいた方のみ撮影,掲載しています)
以上,多くの示唆に富む,とても熱い講演会となりました。
鈴木尚広氏,中村助教,藤本助教をはじめ,ご来場いただいた皆さま,学生スタッフ,経済学部事務室職員等々,多くの方々のご協力により講演会は大成功を収めました。
この度は貴重な機会をご提供いただき,誠にありがとうございました!!
学長より一言:すばらしい明言の数々。。。ウーン、思わずうなるほどの明言のオンパレード。。。自分や状況を内省するメタ認知能力が「す・ば・ら・し・い」。。。鈴木尚広様、学生には何よりの言葉の贈りものを、ありがとうございました!