2014/11/11

第35回EUiセミナーを開催しました!

 こんにちは。図書館の学長室ブログメンバー、Kです
 
  「第35回EUiセミナー」を平成26年10月30(木)~31日(金)2日間にわたり、本学大学会館3階 会議室1で開催しました。。開催当日は、大学会館入口に大きなEUの掲示物を見て、「これはなんだ?」と思った人が大勢いたと思います。
 
 EU情報センター(European Info.=EUi)とは、EU“ヨーロッパ=欧州連合”から送付された資料を保存し、一般に公開する専門機関です。国内のEUiは、1. 西南学院大学 2. 名古屋大学 3. 同志社大学 4. 早稲田大学 5. 中央大学 6. 東京大学 7. 慶應義塾大学 8. 北海道大学 9. 関西大学 10. 香川大学 11. 東北大学 12. 上智大学 13. 琉球大学 14. 福山大学 15. 金沢大学 16. 日本大学 17. 大阪市立大学 18. 一橋大学 19. 関西学院大学、そして 20..国立国会図書館の20カ所に設置されています。
   今年度は本学がセミナー開催の当番校でした。今回は3つのセンターの欠席があったものの、日本全国から、錚々たるメンバーが本学に集まってきました。このセミナーの目的は、EU資料を扱っている担当館として、各センターの活動状況報告や、問題点を挙げ、それに対する意見交換をし、時にはEU代表部からのガイダンスを受け、今後の活動につなげるというものです。


右端、駐日欧州連合代表部リチャード・ケルナー氏
今回のセミナーの中で、参加者が最も興味を示したことは、・・・数年前まではEU本部から本や資料の送付があり、それらを各センターが受入れ、確認することで、利用者からの問い合わせに対応していましたが、ネット化の進んだ今では、発行される殆どの本や資料はEUのサイトから誰でも自由に見ることができるようになり、必要なデータも自由に検索できるように変化してきています・・・ということで、保有している資料の管理の必要性や、利用者へのEUサイトの周知方法についての意見交換が行われました。また、利用者の目線に立った、パンフレットの作成依頼がEU代表部に対して行われました。


 本来は、このセミナーは今年7月初旬に行われる予定でしたが、台風8号の影響で急遽中止となり、大慌てしました・・・この10月末に無事終了することができ、ホッとしています。開催にあたりご協力くださった関係者の皆様、ありがとうございました。



学長から一言:当日は、駐日欧州連合代表部から、学術協力担当広報部のリチャード・ケルナー氏が出席、学長室を訪問してくださいました。。。EU内の学生が、大学間を移動して学べるエラスムスについて、本学からブルガリアのソフィア大学に留学している学生も恩恵を少々受けているので、いろいろ話を伺いました。