2014/11/12

メディア情報文化学科主催 『Call Me Kuchu』映画上映会!

こんにちは。メディア情報文化学科の阿部純です。

今日は学科主催の映画会開催のお知らせです。学科主催の映画会は、今年で3回目を迎えます。福山駅前シネマモードの方々にご協力をいただきましてのこの企画は、学科の3年生が映画会の企画から作品の選定、交渉などなどを工夫しながら進めている手作りの企画です。



今年の映画会のテーマは、見えない偏見
ウガンダで「反同性愛法」が成立するにあたっての性的マイノリティの方々の葛藤を描いたドキュメンタリー作品です。作品上映後に、ゲストの方をお招きしてのティーチインを予定しており、今回はジェンダー研究者で東京大学特任研究員の飯野由里子さんをお招きします。ウガンダ、アメリカ、日本、そしてここ福山へと視界を移しながら、多数者の意見の中で見えにくくなっている性的少数者の置かれている環境について、共有する会としたいと思っております。ふるってご参加ください!!


上記は、映画会にまつわる意見交流会として、学科内で開いたワークショップの様子です。性的少数者に関する新聞記事を持ち寄って発表し合ったり、ティーチインで発表予定のスライドのプレ発表に対してコメントをしあうということをやりました。みなさん真剣です。この会の様子は、11月7日付の中国新聞にも掲載されています。

下記は、映画会の概要文章です。みなさんのご来場を心よりお待ちしております!!

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【福山大学メディア情報文化学科主催】
映画『Call Me Kuchu』上映会+ティーチイン
~ 愛することは罪か?「普通」でないと罰を受ける?~
日時:2014年11月29日(土)13:00開場、13:30上映開始-16:30終了予定
場所:福山駅前シネマモード(広島県福山市伏見町 4-33)
ゲスト:
飯野由里子さん(東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター特任研究員)
映画会概要:
福山駅前シネマモードのみなさんにご協力をいただいての、福山大学メディア情報文化学科主催の映画上映会も今年で3回目を迎えました。今年のテーマは「見えない偏見」。2009年にウガンダで制定された「反同性愛法」をめぐる当事者の人々の動きを追ったドキュメンタリー『Call Me Kuchu』を上映するなかで、「性」の意識の違いが一人一人の「生死」にまで判断が及んでしまう状況について考えます。更にティー チインでは、ジェンダー研究者である飯野由里子さんをお招きし、学生との対話形式でお話を伺います。映画の舞台であるウガンダでの出来事をきっかけとして、日本に住む私たちの性的少数者に対する認識を再確認し「見えない偏見・差別」を可視化、共有することを目的とします。
映画『Call Me Kuchu』とは:
2014年2月、アフリカ中部のウガンダで、同性愛者を終身刑にできる「反同性愛法」が成立しました。国際的な非難が巻き起こる中で、ウガンダに生きる性的少数者たちはより深刻な状況とおかれるようになりました。本映画はこの法案をめぐり2009年に闘っていたウガンダの性的少数者やその仲間たちを描いた渾身のドキュメンタリーです。民衆の差別感情を煽り立てるメディアや政治家と、それでも自らの存在を確かめ今日を生きのびる人々、神という名の暴力と希望……。「私が私である」ことによって奪われていく日常は、遠い国のことなのか、それとも私たちの別の姿なのか…。
(出典:映画について–映画『Call me kuchu』を日本でも! https://sites.google.com/site/callmekuchujp/event)
チケット:
前売り 一般 1000円、高校生以下 500円、福山大学関係者 500円
当日券 一般 1300円、高校生以下 800円、福山大学関係者 800円
チケット販売所
・福山駅前シネマモード
・福山大学 19 号館 4F 阿部ゼミ室(19402 教室)
企画・構成:福山大学人間文化学部メディア情報文化学科   
共催:やっぱ愛ダホ! idaho-net.
© 2010 Katherine Fairfax Wright
問い合わせ先:
callmekuchu.fukudai@gmail.com


学長から一言:映画上映会に至るプロセス、映画鑑賞そのもの、その後、すべてが、学生の心を突き動かすアクティブ・ラーニングとなるようですね。。。盛会を期待しています!