2017/01/12

機械システム工学科に、ジュニア自動車エンジニアたちがやって来た!

学長室ブログメンバーの内田です。

年末の12月17日(土)、銀河学院中学校2年生5人のグループが、機械システム工学科にやって来ました。並の中学生ではありません。「福山市市制施行100周年記念事業 託されたばらプロジェクト」のイベントの一つである「語ろう!夢を未来を 100周年プレゼン大会」の最終審査まで勝ち進んだグループです。

グループが選んだ夢のテーマは「自動車の機械設計がしたい」。事前に送られてきた資料を読むと、5人は自動車についてとてもよく勉強していて、アトキンソンサイクルという最近話題のエンジン形式にまで踏み込んで調査しているのです。そのグループが、大学の授業や研究で扱われている実際の自動車技術に触れてみたいと、本学を訪問してくれたのです。

迎える側の教員陣は、「答えられないような高度な質問でもされたらどうしよう」と、内心戦々恐々とした思いでいたのですが、当日の模擬授業ではそうした難事も起きず(ホッと安心)、中学生らしい、純真かつ好奇心に満ちた目で熱心に授業を受けてくれたのでした。


CAD/CAM教室で「自動車が動く仕組み」の講義

自動車実習工場で「自動車動力計測」を体験

学科で製作したフォーミュラーカーを前に記念撮影

熱い夢を持った未来の自動車エンジニアたちを迎えての授業は、学科の教員たちにとってもワクワクする楽しい時間でした。

5人のグループは、惜しくも最終審査での受賞は逃したそうですが、それにくじけず、夢を持ち続けてほしいと思います。夢は念じ続ければ、きっとかないます。そして縁があったらまたいつの日か、福山大学で会えることを期待しています。

※当日の様子は「福山市市制施行100周年記念事業 託されたばらプロジェクト」のページにも掲載されています。


学長から一言:中学生の皆さん、福山大学で素敵な経験とよい刺激を受けて、夢がまた膨らんだことと思います。。。これからの皆さんの勉学と成長につながることを心から期待していま~す!!!