2017/01/23

キャリアデザインの授業で、「新しい挑戦に取り組んだこと」をプレゼン!

大学教育センターの、学長室ブログ担当のT&Wです。今回は、授業突撃レポートです。

 

本学のキャリア科目の中に選択必修の「キャリアデザインⅡ」という授業があります。大学教育センターの津田将行講師が担当しています。

1月20日(金)5限、その授業を見に行きました。「飛び込む力」「考える力」「会話する力」を重視しているという、面白くて有意義な授業の一端を垣間見ることができました。質疑応答にも加わってしまいました。


授業の名称の通り、「将来をデザインする」ためには、足下のひとつひとつを充実させることが大事です。今回の授業では、「後期の3ヶ月に、新しい挑戦に取り組んだこと」というテーマでプレゼンしていました。各自作成したPowerPointを用いての4~5分の口頭発表です。発表テーマはじつに多様で、「バック駐車がうまくなるために」「(世界遺産検定や基本情報技術者試験など)検定へのチャレンジ」「シャーロックホームズシリーズを読破する」「筋肉を付けたい」「サークル活動における活動拠点の清掃、道具の新調、他校との交流の活性化」「毎日走る」「規則正しい生活」などでした。それらの目標が達成できた人、できなかった人、表情を交えての発表が続きました。


この活動、この経験を通して、先ずは自らをみつめ、プレゼン能力を自己評価し、加えて質疑応答などの相互活動のなかで、相対評価もすることとなります。多面的に評価を受けるこの活動は、今後も積み重ね、磨いていくことになります。

こうして、日々を振り返り、それを語り出しながら、将来へのデザインがかたどられて行くのです。これは2年生を中心とする約40名の授業でのささやかな取り組みですが、このようにして学生一人ひとりへの細やかなアプローチを蓄積していきます。
もちろん、学年が上がるにつれて、それぞれの専門における力を付けていくのですが、これらすべてが本学の高い就職率を支えているのです。


学長から一言:学生から社会人になるには、専門の知識や技能を身につけるだけでなく、こうした活動を通して、自分を見直す、それを仲間と共有する、ということもとても大切ですねッ!