2017/11/01

「教職フォーラム2017」を開催しました(大学教育センター)

学長室ブログメンバーの、大学教育センターのT&Wです。今回は、教職を目指す学生のための「教職フォーラム」についてレポートします。


10月26日(木)5限、「教職フォーラム2017」がありました。大学教育センターと教職課程委員会との共催で行うこのフォーラムは今年で3年目、通算4回目となります。

今年度フォーラムの趣旨については、以下のように謳っています。

 中学校の教員免許を取得するには「介護等体験」の実習が必要です。本学では3年生の段階で、その前半は特別支援学校に実習に出かけます。その実習が終れば、みなさんが「いい経験だった。何が大切かを考えさせられた。」と言います。
 折しも、全国の大学では教職課程の改革が求められています。近いうちに教職科目として特別支援教育の授業が必修になります。なぜならば、そこに教育の原点があるからなのです。
 今回の教職フォーラムは、そこに焦点を合わせ、主題を「教育の原点を語る」としました。皆さんの先輩を二人お招きしています。先輩先生がその現場で如何にだいじな仕事をしているのか、その話に耳を傾けてみましょう。



シンポジストは、心理学科OBの下村康剛先生(県立福山北特別支援学校教育相談主任)と経済学科OBの山口優人先生(県立沼隈特別支援学校非常勤講師)にお願いしました。


大学教育センター長・副学長の大塚豊教授による開会挨拶の後、約一時間、2人のシンポジストとの応答という形で進みました。実践に基づいた話のひとつひとつには、非常に説得力があります。福大生であった頃のこと、教師としての仕事、そこで考えること、特別支援教育の意味、そして教育についての思いが語られました。後半は学生との質疑です。このフォーラムの主題である「教育の原点を語る」ことができたのではないかと思います。


教職に関心を持つ約30名の学生の参加を得て、有意義なフォーラムとなりました。終了後も、OBを囲み、質問が続きました。


学長から一言:教職を目指す学生の皆さんにとって、とても有意義なフォーラムになったようですねッ!下村先生と山口先生、ありがとうございました!下村先生は心理学科の1期生で、昔(?)私も教えたので、学長室にも来てくれました。。。興味深い話しを、学長室でも聴くことが出来ました!