「じばさんフェア2017」に参加した情報工学科3年の濱田君,武田君からの報告を紹介します.
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情報工学科3年の濱田,武田です.
2017年11月11日(土)・12日(日)の2日間にリム福山にて開催された「じばさんフェア2017」に情報工学科として出展してきました.じばさんは,新たなビジネスチャンスの創出や,新製品開発,新事業展開などを支援することを目的として開催されており,地場産業の実演やものづくり体験のほか,地域の企業や大学・研究機関の展示,全国物産の販売,飲食,ステージ,特別イベントなど盛りだくさんな内容です!
今年は,「じばさんフェア2017 - 地場産業を体感しよう -」ということで,普段オープンキャンパスや高校生の見学のときにしか,なかなか公開することができない情報工学科HCI実験室(HCI=Human Computer Interaction、人間とコンピュータの相互作用)での研究体験を展示してきました.
名付けて「うごきでつたわる魅せるコミュニケーション」.今回展示した内容を少しご紹介したいと思います.
「うごきでつたわる魅せるコミュニケーション」(チラシを拡大)
PIKAPIKA体験
PIKAPIKAは本来,光の芸術作品をペンライトで作成するものなのですが,指差しジェスチャーを利用して書けるように作られたものです.見た目にも楽しいので,子供たちが列を作ってまで体験してくれました.体験してくれた大人の方々はこの技術が応用された未来の世界を考えるきっかけになったようです.
福山大学CMを見ているときの視線計測体験
視線の計測体験では,福山大学のCMを見てもらい,そのときの自分の視線の動きを確認していただきました.普段なにげなく行っている「見る」という動作から,注目している位置を確認できることを理解していただきました.
観光経路(福寿会館)の迷い地点を見える化
福山市観光課とともにおこなった,福寿会館までの移動経路で迷い地点を計測したときの移動の様子をGoogle Map上に可視化した結果を見ていただきました.地元の方々にとって福寿会館は知っているものの「確かに迷うよね」というご意見をいただきました.
みえないめいろVR
10月に開催された三蔵祭のなかで展示していた壁のない「みえないめいろ」をVRコンテンツとして作成したものも見ていただきました.残念ながら子供達には年齢制限があるため体験していただくことはできませんでしたが,体験した大人の方々は,初めてのVR体験を楽しんでいただきました.
HappyPhoto
「ようこそHappy Mountain ふくのやま 福山へ」
福山のHappyスポットで観光者の幸せそうな写真を残せたらいいな,ということで3年次生を中心に開発して初お目見えです.Happyの「y」の字っぽく両手を挙げたら,写真を撮って,希望者の方に配布しました.じばさんの思い出ということで皆さんに体験していただきました.
中心となった3年生メンバーで記念写真
(左から,冨岡元,武田祐樹,濱田大祐,小畠祐里,小川和也)
今回は,3年次生が中心に責任者として,企画運営まで行いました.正直,スケジュールや機材の準備などあまりうまくできなかった面もありましたが,自分たちだけでなく,先生や4年次生・大学院の先輩方にご協力いただいたおかげで展示を無事終えることができました.先輩方がお客様にこれらの研究が将来的にどのような使われ方をするのか,わかりやすく説明される様子を見て,自分たちもこのように成長できたらと思う2日間でした.
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以上,情報工学科3年の濱田君,武田君からの報告でした.
学長から二言:濱田君,武田君、素晴らしいレポートをありがとう!!!これからの情報工学が、人間の生活にどのように関わっていくのか、ちょっと垣間見えましたねッ!これからの社会は、君たちの手に!!!
「じばさんフェア」については、こちらのブログ(スマートシステム学科の記事、社会連携センターの記事)もご覧ください。