2017年11月11日(土)・12日(日)にエフピコRim ものづくり交流館で開催された「じばさんフェア2017~地場産業を体験しよう~」にスマートシステム学科が出展しました。こちらのブログでは、社会連携センターからの報告でしたが、今回は工学部の当学科を中心に紹介したいと思います。
昨年に続き、今年のじばさんフェアもエフピコRimでの開催となりました。エフピコRim7Fのものづくり交流館は、備後地域の産業の紹介や展示を積極的に行っている催事場です。今回は、じばさんフェアのために会場が整えられており、大学がある松永地域の下駄の紹介などもされていました。
エフピコRim7階 会場の看板
このようにブースでは、福山大学ブランディング研究プロジェクト~瀬戸内の里海里山学の研究展示、当スマートシステム学科の研究展示、情報工学科コミュニケーションデザイン研究室の展示で多くの来客者の方がありました。
来客者で賑わう福山大学ブース
スマートシステム学科では、主に三つのテーマで出展しました。まず、「超小型人工衛星開発プロジェクト」より、今回、8月に参加した能代宇宙イベントで開発に注力したCansat(写真では透明パイプに入っている)小型衛星の展示、地場のメーカーさんと共同開発している小型人工衛星(写真では四角型)の展示を行い、また、能代宇宙イベントの報告展示を行いました。こちらのブースでは、実際に能代宇宙イベントに参加してくれた学科4年次生の白井君が説明役で参加してくれました。
様々な超小型人工衛星と白井君
次に、このブログでもたびたび報告しておりますが、ETロボコン中四国大会の報告を行い、実際にレゴNXTで製作したロボットのコース走行を展示しました。このように実際のロボットが動いているものなので、小さなお子さんから、ご年配の方まで関心を惹く展示となりました。
ETロボコン走行体のデモ
昨年のじばさんフェアでも出展しましたが、仲嶋教授の進めている「スマートベッド」の研究開発から、横になっている人の耳元でだけ聞こえる音場制限スピーカ、パラメトリックスピーカアレイの展示を行いました。
仲嶋教授とパラメトリックスピーカシステム
スマートシステム学科の展示は、学部長の香川教授、仲嶋教授、沖准教授、多くの4年次生のゼミ生の皆さんの協力があり、来場者の方々に興味を持っていただけたのではないかと思います。
香川教授、沖准教授、白井君(沖研究室4年)
福山大学ブランディング推進のための研究プロジェクトである、「瀬戸内の里山・里海学」プロジェクトからは、機械システム工学科の内田教授が提唱する、「瀬戸内海の藻場の生物多様性涵養機能を探る海中・海上探査ロボットシステム」が紹介され、マイコンとカメラ、超音波センサーを実装したロボットの試作モックアップが展示されていました。同じ工学部としてはこちらも大変興味深い分野です。
試作ロボットを手にする内田教授
情報工学科コミュニケーションデザイン研究室からは、視線検出システムの実演展示やモーションキャプチャによるお絵かき体験が出展され、こちらも大変好評を得ていました。
情報工学科展示ブース
学長から一言:学生の皆さん、教員の皆さん、お疲れさまでした。。。福山大学工学部の高度な力を、易しく、目に見える、触れうる形で、地域の企業や人々に示すことが出来ましたねッ!!!