2017/11/25

「びんご建築女子」in讃岐~建築見学ツアー~ イサム・ノグチとジョージ・ナカシマに出会う旅

こんにちは、学長室ブログメンバーのSです。

建築学科が取り組んでいる女子キャリア教育プロジェクト「びんご建築女子」の活動の続報です。このプロジェクトは、学内で実施する「OGによるキャリア講演会」と、学外に出かけて建築体験をする「建築見学会」という二本の柱で構成されています。

その柱の一つである「建築見学会」については、「犬島建築見学」と「光のショールームと重要文化財見学」、「古民家改修プロジェクト」、「新国立競技場提案建築家の建築」を実施しており、建築体験をする様子のレポートを学長室ブログでご紹介してきました。

今回は「巨匠に出会う旅」に出かけたということで、1年次生の山本憂姫さんと山本夢翔さんの二人がレポートを担当してくれます。それでは、早速よろしくお願いします。

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びんご建築女子運営メンバーの建築学科1年の山本憂姫と山本夢翔です。私たちは、9月19日に香川県に建築見学ツアーへいきました!


イサム・ノグチ庭園美術館で記念撮影.場内は撮影禁止でここだけが撮ってよい場所です.

今回の目的は、多くの芸術作品や建物を見学することにより、さらに意欲的に建築について理解を深めることです。バスの中でのお楽しみゲームもあり、1年生の私たちはとても楽しみでした!

バスの中では学年混合で自己紹介ゲームをしました.最後に
「話しやすい人,出世しそうな人」などの投票があり盛り上がりました!


まず始めに「イサム・ノグチ庭園美術館」に行きました。イサム・ノグチは広島の平和大橋をデザインした世界的に有名な彫刻家で牟礼町に持っていたアトリエがそのまま美術館になっています。こちらには、イサム・ノグチが実際に住んでいた家やアトリエの中にはイサム・ノグチが使っていたものがそのまま残っていました。屋外には、まだ未完成の作品も展示されていて建物の中に完成した作品があり製作プロセスがわかります。アトリエの敷地は背後に五剣山があり,想像力があふれてくるようなパワースポットでした。

見学者はこの受付に集合して,説明を受けて学芸員に付き添われて場内を見学します.


その後は「四国村」に行き、四国村の中にある「うどんのわら家」で昼食をとりました。


名物のさぬきうどんです!これを目当てに参加した人も・・・(笑)




このお店自体が古い農家を移築した建物で茅葺の大きな家です.


 食べた後は各自で自由に四国村を散策しました。
自然に包まれているところで、身も心も癒されました。

植栽,水,石の配置もデザインされていて,造園の勉強にもなります.

四国村は,昔の建物を移築保存している博物館で,タイムスリップしたような空間でした

最後に「ジョージナカシマ記念館」に行きました。たくさんの椅子や家具がありました。正しい椅子の座り方や本物の家具に触れることで家具の良さを感じることができました。

ジョージ・ナカシマ記念館では,作品解説だけでなく,
家具製造の現在の問題や将来についても話をしてもらいました.

これは,椅子の正しい座り方のレクチャーを受けているところです.



 今回の見学で、たくさんの建物や家具を実際に見ることができ、いろんな事を学ぶことができました。世界レベルのハイクオリティの彫刻や地域によって違う建築や和洋折衷、家具のすばらしさを知り、ますます建築の世界に興味が湧いてきました。今後の活動や授業に生かしていきたいです。


学長から一言:楽しく、魅力的な学習の場を巡ることが出来ましたねッ!学生の皆さんの未来を花開かせる刺激になっていることを、大いに期待していますよ!