大学院工学研究科情報処理工学専攻1年次生の川野さん,浜君から高知工科大学での研究活動について報告をうけたので,紹介します.
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工学研究科1年の川野,浜です.中道准教授の「カツオのたたきを食べに行こう」という言葉に連れられて高知工科大学に行ってきました.
情報処理学会四国支部講演会として,2017年11月16日(木)に高知工科大学で開催された中道准教授の講演「イノベーションに向けてのUXデザイン」を聞いてきました.工学部横断科目である「みらい工学プロジェクト」として1年生のときに受講した「UXデザインに基づく大学Web改善プロジェクト」を思い出して懐かしいと思いました.そもそも「UXデザイン」を知っている人の比率も少なく,その授業を受けられる大学が少ないことを知り,受講できて良かったなと思いました.
情報処理学会四国支部講演会「イノベーションに向けてのUXデザイン」
講演会の後,高知工科大学鵜川先生のプログラミング言語研究室にて,福山大学中道従教授のコミュニケーションデザイン研究室とあわせて大学院生の研究交流会が開催されました.
私たちの研究テーマである「観光や避難に関する行動解析の研究」(川野)および「ジェスチャーによるポインティング動作の研究」(浜)について紹介しました.デモ機材も持って行き体験してもらったところ,思った以上に楽しんでいただけました.普段から見慣れていて普通のように思っていた私たちの研究技術も,実は最新の技術だったんだなと思い,新鮮な気持ちになりました.
ジェスチャーによるポインティング動作を体験中
続いてプログラミング言語研究室(鵜川研究室)の皆さんの研究について説明していただきました.プログラミング(ソース)の流れを視覚化してプログラミング教育システムの研究や組込みシステム向けJavaScript処理について説明を受けました.正直,詳しいことは難しくてわかりませんでしたが,教員同士で主に情報交換をしていました.私たち学生同士は,すごいなぁと感心して見ていました.
プログラム動作の研究について説明中
研究交流会の後,「カツオのたたきを食べに行こう」の内容が明らかになりました.まさかのバーベキューコンロでカツオを本当に藁焼きして,焼きたてのカツオのたたきをいただきました.中道准教授も焼くのにチャレンジしたようですが,ちょっと腰が引けていました.
カツオの藁焼きに挑戦中
他の大学や研究室に訪問し,専門分野以外の知識や経験を得ることで,何か視野が広がったような気がします.また他大学における研究環境を見学させていただいて,いつでも出入り自由な環境と広めの居室,そしてそこにあったバランスボールのようなイスが福山大学でも欲しいなぁと思いながら帰ってきました.
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以上,工学研究科情報処理工学専攻1年次の川野さんと浜君からの報告でした.
学長から一言:「普段から見慣れていて普通のように思っていた私たちの研究技術も,実は最新の技術だったんだなと思い・・・」という感想がいいですねッ!バランスボールのようなイスは、7号館のプロジェクト・ラウンジにあり、誰でもこの部屋は使えますよ。。。情報工学科専用ではないけど。