今回は、社会連携センターニュースを発行する運びとなりましたので、社会連携センターの都祭センター長(建築学科教授)からのセンターニュース発行についての記事をお届けします。
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「社会連携とは?その行き着く先は?」
社会連携センターニュースを発行しようとの考えに至った経緯を説明しましょう。私は今年度の4月から社会連携センター長となり、福山大学が地域の社会と多岐にわたり繋がっていることを改めて認識しました。どのような繋がりがあるかは、とても一言では言い表せません。
社会連携の活動範囲は地域でいうと、福山・備後地域が中心ですが、西は広島、東は岡山までとなります。連携に関する協議や情報交換などを行う相手先としては、福山市や国の地方整備局などの行政、商工会議所などの非営利団体、何かの目的のために設立された各種団体、地域の中・高等学校、備後地域の大学、などがあります。
①上記関係先と福山大学の教職員が連携活動する上での基盤整備、
②様々な学外の連携に関する情報を教職員に広報することです。
①に関しては、協定などの契約や行事の準備など時間を要するものであり、社会連携センター内部の仕事です。しかし、②は期限がある多岐多様な団体からの情報なので、いかにスムーズに全教職員に伝達できるか?が重要となります。
情報伝達方法として決まった手法がなかったので、ホームページへの掲載、各学部事務室を通じてメール配信、などを考えましたが、どちらも情報も種類毎に調整が必要となります。そこで考えたことが、定期的な全教職員へのメール一斉配信です。これならば、必要な情報を社会連携センターから直接、伝えることができます。継続させることが一番難しいのですが、センターの皆さんのご協力のもと、頑張っていこうと思います。
社会連携センターからのニュース画面です。
ところで、社会連携とは何でしょう? “社会連携”というキーワードで検索すると、様々な大学の社会連携センターのHPばかりが出てきます。どこの大学のHPを開いても“社会連携”の何たるかを学生が理解できる言葉で説明したものはありません。このように考えるのも“社会連携”というものは、教職員だけが関与すれば良いというものではないからです。そこで、学生が理解しやすい(であろう)“社会連携”の概念を図化してみました。イメージが描ければよいかと思います。
では、社会連携や地域連携にはどんな活動があるのでしょうか? 研究・教育・人材の3分野が主な活動の幹になります。
○研究関係:共同研究、受託研究、研究成果発表
○教育関係:高校出前講義、公開講座
○人材関係:インターンシップ、合同企業説明会
これらの活動の主役は、言うまでもなく教職員や学生です。社会連携センターは、大学に代わって上記活動の管理・運営ならびに活動における相談・サポートをするところです。
今、大学は地域に根ざした「地(知)の拠点」として地域の発展・創生に貢献することが求められています。それは、“大学が地域の企業・団体と協同して学生にとって魅力的な就職先を創出すること”にも繋がります。どうしたらそのようなことができるのでしょう? 答えのない課題への挑戦を皆さんで考えていきましょう!
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最後に、社会連携センターの組織をご紹介します。私(中村)はセンターの専任教員という立場でセンターの管理・運営全般について技術者という観点からアンテナを張って情報収集しています。
他のスタッフの方々も専門性を活かして社会連携活動を盛り上げようと検討しています。
学長から一言:今や社会連携なくして大学は成り立ちません。。。特に地方の私立大学は、地域に学生を育ててもらう面も大きく、そうして育った学生が地域に出て行き、地域の未来を創造します。。。私たちは、地域の”未来創造人”を育てています!!!