海洋観光大学瀬戸内キャンパスは、日本財団が主催し、JTBが事務局となり、旅のプランを募り、教育旅行研究大会を実施しています。
今年のテーマは「子どもと海。いのちを育む瀬戸内の旅」です。しまなみ海道の玄関口に位置する福山大学としては、この大会に参加するのは自然なことですね!
大会はまず応募された旅行プランの中から、予選審査が行われ、優秀な作品9チームと特別参加の海外チーム1チームの計10チームが本選でプレゼンテーションをして最優秀賞を競います。
今年度は全国の大学・高等学校から34チームのエントリーがあり、福山大学国際経済学科1年生チーム「たまごかけマフィン」も見事に予選を通過して、本選プレゼンテーションに進むことができました。9月16日(金)に県立広島大学広島キャンパスにて本選があり、学生3名と参加してきました。
予選には地元の広島大学、愛媛大学、香川大学などの国立大学をはじめ、関東の大学から九州の大学まで日本全国からエントリーがありました。
本選出場チームは、昨年のチャンピオン東洋大学国際観光学科チーム、高校生として初の本選出場の倉敷商業高校チームなど強敵ぞろいで、今回の特別参加はハワイ大学チームでした。
福山大学国際経済学科1年生チームは、教養ゼミ全員でプランを練り上げ、そのうち7名が夏休みに実際にしまなみ海道の島々を巡り、フィールドワークを行いました。
フィールドワーク中道の駅で |
その結果作り上げた旅のプランは、「しまなみアイランドホッピング~食体験とミッション実行で仲間とともに学ぶ~」というプランです。愛媛県大三島、無人島の古城島、大島、広島県の生口島、因島を旅しながら、漁村や農村に滞在し、漁業や農業体験をします。漁村や農村の人たちや大学生ボランティアと触れ合い、ちょっぴり冒険する中で、前に踏み出す力や仲間と協力する力を身につけてほしいというプランです。
本選に出場したのは、県立広島大学、安田女子大学、福山大学、下関市立大学、倉敷商業高等学校、 香川大学、東洋大学、桜美林大学、実践女子大学、ハワイ大学の10校です。
控室で出番を待つ学生たち…緊張気味です |
予選参加チームのポスターセッションもありました |
福山大学チームのプレゼン |
倉敷商業高等学校のプレゼン |
最優秀賞に輝いた香川大学 |
特別参加のハワイ大学 |
また、関東の大学はわざわざ瀬戸内でフィールドワークをして臨んでいるだけあって、レベルが高かったです。 また、倉敷商業高等学校のプレゼンには驚きました!英語も交えて素晴らしいプレゼンでした。受験生なのに自転車で4,000枚のアンケートを配ったそうです。
大会後のパーティーでは色々な大学の学生と交流して、視野が広がったと思います。ハワイ大学の学生たちにも積極的に英語で話しかけていました。 どんどん積極的になってきています。
福山大学チーム・・・頑張りました |
倉敷商業&ハワイ大学 |
福山大学は今回初出場で予選通過入選ということで、賞状と記念品をいただきましたが、来年は最優秀賞(副賞旅行券10万円)を目指して頑張るようです。たのもしいですね!
この大会参加でうれしかったことは、フィールドワークに参加した7名の学生の中から「本選に進んだらプレゼンしたい人?」との問いかけに、はい、はい、はいとすぐに3名が決まったことです。
学長から一言:いい夏を過ごしましたねッ!!!すばらしいアクティブ・ラーニングでした!!!来年の夏がさらに楽しみ!!!