2016/09/30

ブルガリア・ソフィア大学留学中の学生からお便り

みなさんこんにちは。学長室ブログメンバー、国際交流課の神原です。


今日は、今年の3月からブルガリアのソフィア大学へ留学中の森  沙久実さん(メディア・映像学科 4年次生)から、レポートが届きましたのでお伝えします。

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 7月上旬、私は思い切って日本までの往復の飛行機を予約しました。1年の留学生活の中で、一時帰国は「もったいなーい」って思いますよね。私もそう思います(笑) ですが、3月にブルガリアに来てからホームシックになってしまい、いつまでもいつまでもどこか寂しく感じていた私は「くよくよして時間を無駄に使うよりはマシ」と考えて一時帰国を決めました。この選択は結果としていい方向に転んだと思っています。

 まず日本のことばかり考えなくなりましたし、今の留学生活が貴重な時間なんだと改めて感じることが出来ました。すると「ブルガリアのことをもっと知ってみよう」という探求心が生まれ、以前は尻込みしていたことにも挑戦することが出来るようになりました。(ボランティアや後で述べる一人旅などです。)今ではブルガリアのことが前よりも好きになりました!

 今後留学される方でどうしても日本を恋しく感じてしまう人は一時帰国も選択肢の一つに入れておくと気が楽になるかもしれません。が、その際はお財布とよく相談してくださいね!


 初めての海外一人旅に挑戦しました!デンマークのコペンハーゲンを2泊3日です。今まで唯一旅行したことのあるギリシャも友達とだったので、とても勇気がいりました・・・。ですが、旅行を終えた今は「もっと世界の色んな場所に行ってみたい!」という気持ちでいっぱいです。また、英語を皆が学習するのもこういう醍醐味があるからなんだ、もっと語学面での学習を頑張りたいと思いました。

コペンハーゲンの中央駅です。


ローゼンボー離宮にある王冠。ルビーとサファイアが埋め込まれています。

ニューハウン。デンマークといえばこの景色。

レゴはデンマークで生まれました。

 デンマークの伝統料理「スモーブロー」。ビールと一緒に。

コペンハーゲン郊外にあるフレデリクスボー城のバロック庭園。
フランスの造園を見習って造られたそうです。

コペンハーゲンは港町として発展したので、運河をカナルツアーで一周できます。

 旅行先にコペンハーゲンを選んだ理由ですが、以前岡山県の倉敷市にあった『倉敷チボリ公園』のモデルとなった『TIVOLI』に行くためです。この遊園地は童話作家アンデルセンが童話の構想を練るためによく訪れたと言われる場所であり、またウォルト・ディズニーが『ディズニーランド』を建設するにあたって参考にしたと言われている場所です。

アンデルセンの像とチボリ公園の入り口。

 チボリといえばこの建物?倉敷チボリ公園にも昔ありました。

 クリスチャンボー城のロイヤル・レセプション・ルーム。
 

 11年間いつか訪れたいと夢見ていた場所で観覧車(といっても日本の観覧車とは違い、早いスピードで何回転もします)に乗って夜景を見たとき、勇気を出してよかった、留学してよかった、と思いました。


 留学生活はあと5か月ほど、長いようであっという間だと常々感じています。やり遂げたと最後に思えるように、頑張ります!

 最後に、9月21日に杉田君(建築学科 3年次生)と森山君(国際経済学科 2年次生)が無事ブルガリアに到着し、寮に入ることが出来ましたのでご報告致します。 写真には写っていないのですが、今回は日本語学科のソフさんにお手伝いして頂きました。ソフさんも2人に会うことを楽しみにしていたので、手続きのことや暮らしのことについて色々と教えてくださり、2人も熱心に聞き入っていました。
森山くん(左)と杉田くん(右)
二人は寮の部屋が一緒です。

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 森さん、近況報告ありがとうございました。 確かに一時帰国はもったいないような気もしますが、思い切って帰国してよかったですね。一時帰国中も、留学出発間際の森山君と杉田君に色々なアドバイスをしてくれましたね。ありがとうございました。森さんがいるおかげで二人はとても心強いと思います! 残りの留学生活も実り多い生活になるといいですね!

 杉田君は半年間、森山君は1年間ソフィア大学で勉強します。最初は慣れない文化の中での生活はストレスもあるかと思いますが、すぐに慣れると思いますので、楽しんでください!

 最後に1枚。。。

ヴェリコ・タルノヴォにあるツァレヴェッツの丘 でポーズを決める森さん


松田学長から一言:ソフィア大学とは、相互に留学生を毎年交換し、とても緊密な関係になっていますが、この森さんのレポートで本学からの留学希望者がさらに増えそうですね。。。森さん、続編を待っていますよッ!