2014/02/08

ソフトウェアデザインロボットコンテスト-ETロボコン2013報告!


こんにちは。卒業研究シーズン真っ盛り、連日卒業研究に明け暮れている工学部電子・ロボット工学科(春からはスマートシステム学科)のMGです。さて、今回は福山大学の本学科が開催協力を行っている、ETソフトウェアデザインロボットコンテスト、通称ETロボコンの2013年度活動の報告です。



ETロボコンとは何か? 日本の産業に欠かすことのできない技術に「組み込みシステム」というものがあります。これは主に、家電製品や機械などに搭載されるマイコンシステムのことを指しています。この技術を習得するエンジニア育成を目的として、教育用レゴ・マインドストームを使って、指定コースを自律走行させることで競う競技です。コンテストは、秋に全国11地区で地区大会が行われ、勝ち抜いたチームが全国大会であるチャンピオンシップ大会に参加します。2013年の中四国地区大会は9月14日に福山駅前の福山大学宮地茂記念館で開催されました。

今回は、写真左のタイヤ付きの30センチほどのロボット、NXT君が競技選手です。顔に見えるのは超音波距離センサ、胴体部分はマイクロコントローラ、いろいろなセンサを使って左右のタイヤでバランスを取りながら、地面に引かれた黒いラインをたどって走行するロボットなのです。

中四国地区では、地区独自の勉強会や技術教育を月に一回程度のペースで実施しています。多くの場合、行事会場となるのは福山駅前のこの福山大学の記念館です。「中四国のへそ」と言われる福山の地の利を活用しているのです。積極的な運営活動に対し、先日、本部より学長あて感謝状もいただきました。。。それがこのブログを書くきっかけ。。。


中四国地区は発足3年目、2013年度の登録チームは企業・大学・専門学校・高校・個人で23チーム、地区大会参加は18チームでした。CS大会(全国大会)では、宇部高専ETロボコン同好会の「男子力∞MAKOTO」チームがアーキテクト部門全国制覇の快挙を遂げました!
 次回こそは、福山大学チームもCS大会に進出したいですね。スマートシステム学科のカリキュラムや学部全体で行う「みらい教育工学プロジェクト」でも、引き続きETロボコンがテーマの一つです。実習室の片隅には既に出番を待つNXT君の一団が。。。ゼミ室の机の上にも、マスコットのようなNXT君が卒研を見守ってくれているようです。


「中四国地区実行委員長 香川教授から一言」
 ETロボコン2014シーズンももうすぐキックオフになります。
まずは「実施説明会in福山」を、3月1日(土)13:00~15:30の日程で、福山駅北口の福山大学宮地茂記念館で実施します。どんな大会なのか詳しく知りたい方、興味をもたれた方は是非お気軽にご
参加ください。参加無料です。
今年の中四国地区大会は9月13日、14日を予定しています。 福山大学からも多くのチームが参加して、是非、CS大会出場 (優勝!)を狙って欲しいと思っています。
(2013シーズン大会URL)  http://www.etrobo.jp/2013/   
(本部)  http://chushikoku.etrobo.jp/  
(中四国地区) (2014シーズンのHPに間もなく更新されます。)


学長から一言:大学の予算ヒアリングの時には、「かならず全国大会に出場しま~す!」とのことだったので、疑惑(?)の目で見る法人を説得して、教員と学生の旅費と宿泊費も確保しておいたのですが。。。グスッ。