5月19日(金)に、駐日ブルガリア共和国大使館から、今年1月に就任したボリスラフ・コストフ特命全権大使が来学されましたので、その様子を紹介します。
はじめに、松田文子学長を表敬訪問され、冨士彰夫副学長、岩本博行国際センター長を交えて歓談されました。
交流会の冒頭で、冨士副学長から「一国の大使とお話しできる機会はとても貴重な体験なので、今日は有意義に過ごしてください」との挨拶がありました。
次に、岩本国際センター長が、本学とブルガリアの交流の歴史を、パワーポイントを使って説明しました。
1999年に本学にお越しになった当時の駐日ブルガリア大使から交換留学のお話を頂戴したことをきっかけとして、翌年4月に初めてのブルガリア人留学生が福山大学で学びました。その後、ブルガリアの名門大学であるソフィア大学と協定を結び、以来、両大学の間では交換留学生を中心とした交流が続いています。
2016年には、ブルガリアでの2つ目の協定校として、ヴェリコ・タルノヴォ大学と学術教育交流協定を結びました。2017年からは、ソフィア大学と新たに締結したエラスムス・プラス プログラムにより、教員及び学生の相互交換が深化しています。
交流会に参加した学生は、それぞれ自己紹介し、大使に質問をしました。
今秋からソフィア大学に交換留学することが決まっている流尾智也くん(経済学部・国際経済学科)は、「ブルガリアではどんな人材が好まれるか」と英語で質問をしました。大使は、「明るく、積極的で、オープンマインドな人、心を開いて誰とでも話ができる人はどこの国に行っても好まれる」と答えられました。
ソフィア大学へ留学していた、森さんと杉田くんも質問をしました。杉田くんは、ブルガリア語を駆使し、留学の成果をアピールしていました。
大使は、学生からの質問一つひとつに丁寧に答えてくださいました。
最後に参加者全員で記念撮影し、交流会は終了しました。コストフ大使、ご多用のなか本学にお越しくださいまして、本当にありがとうございました。
学長から一言:これまで本学は4名のブルガリア大使をお迎えしています。。。地方の私立大学としてはとても珍しいことだと思います。。。私もお二人の大使とお目にかかりました。。。いずれもとても誠実で意志の強い方との印象を受けました。。。お国柄でもあるのでしょう。。。今後も学生や教員の交流がますます盛んになるとよいですねッ!!!