2015/06/01

Maddie,頑張ってます!


こんにちは。大学教育センターのT&Yです。

本日はアメリカのインディアナ大学からの実習生、Madeleine Jeffers(マドレーヌ・ジェファーズ)さんこと、Maddie(マディ)の近況報告です。

414日付の学長ブログ「アメリカから学生TA来学!」(http://blog.fuext.fukuyama-u.ac.jp/2015/04/ta.html)でMaddieのことが紹介されましたが、Maddieが福山大学に来てはや7週間。今週が福山大学での実習の最終週になりました。


↑ 笑顔で授業


 授業としては、主に外国語科目の英語Ⅰ・英語発展Ⅰ・英会話、それに人間文化学科の英語コミュニケーションや英語表現法にも参加してくれました。英語Ⅰや英語発展Ⅰの授業では、毎回授業の始めにパワーポイントを使って、アメリカの文化や生活について、時には自分の専門の内容をわかりやすく説明してくれました。一方的な説明で終わるのではなく、学生からの英語による発信を求めるため、時にはクイズ形式や、グループ作業を取り入れ、できるだけ学生の英語発表につなげるよう工夫をしてくれました。



↑ 生命工学科への出張授業の一場面

また英語の授業以外にも、生物工学科1年生や生命栄養学科の学生対象に出張授業を行ったり、大学教育センターの学修支援相談で学生に英会話を教えたり、この夏にアメリカ夏期集中英語研修に行く学生の事前相談など、Maddieは大活躍です。




 ↑ 大学教育センター学修支援相談にて


インディアナ大学では学外のボランティア活動を最低8時間行うことも実習に義務付けています。Maddie55日福山城公園でKids Music Festivalにボランティアとして参加し、他のボランティアの学生だけでなく、フェスティバルに参加した子どもたちと交流を持ちました。また本学学生のバイト先である塾で、塾生の子どもたちと日米独自の遊びの交流を行ったようです。また今週火曜日には神石高原町立三和小学校を訪問し、小学校外国語活動で授業をおこなう予定です。



Kids Music Festivalにて、福山のマスコットキャラクター、クワイ君と

福山大学の学生、はじめはMaddieに対してシャイでしたが、実習期間の最後のほうになると打ち解け、ある英語のクラスでは、授業中Maddieに冗談まで言えるようになりましたね(ちなみに、Maddieはクスっと笑うだけでスルーしましたが・・・)。Maddieにとっては、本国での8週間での実習を済ませ、日本という海外ではありますが福山大学での実習は、教員になるための最後の仕上げとなる段階です。Maddieは十分な大きさの声で授業を行いましたし、多少ざわついたときでも"Listen"としっかり注意をし、多少のことではへこたれませんでした。授業準備もしっかりしてくれ、何よりも明るく元気よく、そして笑顔で授業をしてくれました。本学の学生にもいい影響を与えてくれたように思えます。きっと素敵な高校の先生になることと思います。Maddieは、間もなくして福山をたち、アメリカに帰っていきます。

最後にMaddieからのメッセージです。ここはあえて訳しませんので、皆さん、しっかりMaddieのメッセージを読んでくださいね。
 Everyone has been very welcoming since I came to Japan and people here at the University are honestly interested in my life in America and here in Japan.  In any country teaching can be difficult, but while teaching here I have learned many valuable things about teaching in English language classes and interacting with students.  I have really enjoyed my time here and will miss it when I go back to the United States.


学長から一言:Maddie、よい教育実習が出来てよかったですね。。。次の来日の時は、高校の先生として高校生を連れてきてくれるのかな? こちらからも福大生をMaddieの大学に送り込みたいですね!!