2016/10/11

備えあれば憂いなし:資格取得に励む税務会計学科生へのインタビュー

学長ブログメンバーの張楓(税務会計学科)です。
このたび、税務会計学科3年次生の片岡知也君へインタビューをしましたので紹介します。
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片岡君にインタービューしたいと思ったきっかけは、本年93日開催の福山大学オープンキャンパス・見学会の税務会計学科会場でした。

小林ゼミの校外活動・ボランティア活動をテーマとするプレゼンテーションを担当した片岡君は、地域活性化活動ボランティア活動(走島の海岸清掃活動)などへの参加について、淡々と紹介しましたが、そのユーモラスな口調と真剣なまなざしに魅力を強く感じ、インタビューをさせてもらいました 
(オープンキャンパス見学会でのプレゼン中)
 ・たくさんの資格を取得したとの噂を聞きましたが・・・

日商簿記(日本商工会議所及び各地商工会議所が主催する簿記検定試験の略称)3級・2級はいずれも2年次生の時に取得しています。2級は2回目での挑戦で、全国合格率15%という難関を突破しての合格でした。 

3年次生になってからも、様々な資格試験に果敢にチャレンジして取得に至っています。たとえば、証券外務員2種・1種(日本証券業協会の協会員である証券会社および銀行等の役職員を対象とした外務員資格試験を一般に開放したもの)はその1つです。もう1つのFP3級(ファイナンシャル・プランニング技能検定)は現在結果待ちの状態ですが、「問題はないだろう」と合格への強い自信をのぞかせてくれました。現在、FP2級の試験準備に取り組んでいるようです。

・資格取得に関する勉強の方法:
基本的に独学です。問題集やテキストを買ってきて、大学での授業と週4日間のアルバイトの合間に、毎日少しずつ、コツコツと自分で勉強しています。わからないものが出た時には税務会計学科の先生に聞く以外にも、インターネットで調べて解決方法を見つけ出します。

  日商簿記2級)

(証券外務員1種)

・経済学部の資格取得支援の体制はいかがでしょうか。
基本的に独学していますので、大学側の取得体制はちゃんと把握できていません。私は福山工業高校機械科卒ということもあり、数字に馴染んでおりますので、独学でやってきましたが、僕の周りに特に新入生のなかに勉強の仕方がわからない人がたくさんいるようです。そういう人にむけての資格取得入門講座があってもいいじゃないかと思います。

(張准教授の研究室にて)
・なぜ、そこまで資格取得に奮闘していますか。
簿記をはじめとする資格は社会人の基礎をつくるためのものですので、希望する金融機関への就職活動だけでなく、就職して社会人としていち早く社会に溶け込み、また企業で活躍していには、資格があった方が有利だと考えたためです。今後、国家資格の宅建士取得(宅地建物取引士)をめざします。宅建士は不動産会社が行う宅地や建物の売買などの取引において不可欠な不動産取引法務の専門家となりますので、将来、独立業務としても成立します。

・勉強ばかりではないでしょう(笑)。
そうです。アルバイトの外に、大学のサークル活動にも参加しています。今度、学園祭でワッフルの模擬店を出しますので、ぜひ来てください。それから、オートバイでのツーリングが大好きです。世界では多くのオートバイのメーカーがありますが、日本のホンダ(ホンダ技研工業)とヤマハ(ヤマハ発動機)の品質と性能が最高ですね。来年の卒業論文では日本のオートバイ産業について書きたいと思っていろいろと勉強しています。

(片岡君は左から2番の人か?)

・明確な目標を定めて一歩ずつ力強く前進する姿はとても頼もしいですね。これから、FP2級や宅地建物取引士の資格勉強、卒業論文、就職活動などが目白押しですが、ツーリングでケガしないように頑張ってくださいね。


学長から一言:資格は、人生の友の一人ですねッ!全学的に多くの学生が受験する資格試験や検定試験あるいは学部・学科の教育上重要なもの(証券外務員、日商簿記等も対象)については、大学も講座を開いたり、受験料の補助をしたり、あるいはe-ラーニングを用意したりして支援しています。。。がんばって!!!
では、