2016/10/29

生物工学科は設立30周年!

こんにちは。学長室ブログメンバー、生物工学科・ワイン醸造所長の吉﨑です。

福山大学の生物工学科は1986年4月に他大学に先駆けて設置され、2016年度におかげさまで設立三十周年を迎えました。これまでの卒業生総数は2,100名を超え、「瀬戸内の里山からはじまる、 食と環境のバイオサイエンス」と掲げたスローガンのもと、教員と学生が一体となってますます盛り上がっているところです。 去る9月18日(日)に生物工学科設立三十周年記念式典・祝賀会兼生物工学科同窓会が開かれました。少し間が空いてしまいましたが、その様子を報告します。

記念式典は大学会館のCLAFTで開催されました。久冨泰資 生物工学科 学科長の挨拶に続いて、村井正和 生物工学科同窓会 会長より祝辞をいただき、同窓会より記念品の贈呈が行われました。

久冨学科長より開会の挨拶
村井同窓会長より祝辞
同窓会より記念品の贈呈
続いて、山口泰典 教授と元生物工学科教授で現在副学長の松浦史登 教授に記念講演をお願いしました。山口教授からはこれまでの卒業研究発表会の演題がすべて紹介され、設立時から現在までの学生実験の様子やバイオテクノロジーの今後の展望についてお話いただきました。また、松浦副学長からは初代学科長の故・山本武彦 教授と共に生物工学科設立準備に奔走された経緯や、今だから話せる文部省との折衝の様子など、大変貴重なお話を伺うことができました。
30年の歩みを語る山口教授
生物工学科の夜明けを語る松浦副学長
また、本学をご退職され各方面でご活躍中の先生方、現在も在職中の先生方から卒業生の方々へ短いスピーチをいただきました。
続いて行われた祝賀会 兼 生物工学科同窓会では皆さん旧交を温めておられました。学内での飲酒は禁止ですので、ジュースで乾杯となりました。これだけではあまりに寂しかったところですが、福山大学ワインプロジェクトで醸造したワインが試飲提供され、花を添えることができました。
退職された今岡助手(当時)と久冨学科長
歓談する同窓生
最後に会館前で記念撮影。ご参加いただきました生物工学科OB・OGの皆様、どうもありがとうございました! 久冨学科長が何度も申し上げていましたが、卒業生が帰ってくる場所をこれからも守り、40周年、50周年と続けていかなければならないとの思いを強くしました。今後も皆様より変わらぬご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。


学長から一言:学生を大切にする学科として定評のある,そしてその伝統をしっかり守っている生物工学科らしく、最後の集合写真は見事!!!大学全体のためにも、今後のますますの発展を!