2016/02/18

三宅正太郎教授退職記念+メディア情報文化学科卒業研究発表会

こんにちは。。学長室ブログメンバーの阿部です。

メディア情報文化学科(4月よりメディア・映像学科に学科名称変更)では、毎年この時期に卒業研究発表会を開催しています。4年生はもちろんのこと、2年生、3年生もそれぞれの研究・制作構想や進捗状況を発表することになっており、その場にいる全員にとって緊張の一日となります。

今回は、卒業研究発表会の様子と、同日に開催されました三宅正太郎教授の退職に伴う講演の様子をお伝えします。

卒業研究発表会は、学科学生のほぼ全員が発表するということで、朝から始まりました。
内垣戸准教授より、発表会の進め方や順番が伝えられると、あちらこちらからため息や歓声が聞こえてきました。
 メディア情報文化学科では、論文形式の卒業研究と、制作形式のものとがあります。実際にLINEスタンプやゲーム、CG映像、楽曲を制作し、作品を見ながら作品の方向性や進め方などを意見し合います。

メディアに関する研究はさまざまあり、私たちのもつ結婚観におけるメディアの影響を考えるものや、UMA(未確認生物)とメディア報道の関係性、マリメッコデザインとジャポニスムの関係を問うものなど、自分たちの興味関心から研究を立ち上げていきます。

熱気ある発表会はお昼を挟んで夕方まで続きました。みなさん、お疲れさまでした!

その後は、懇親会を兼ねてのお菓子パーティーへ。これだけのお菓子を見る機会はなかなかないですね・・・。学年間の交流も深めながらの懇親会となりました。

そして、今回の研究発表会では、メディア情報文化学科の前身からコース・学科運営に尽力されてきた三宅正太郎教授が今年度で退職されることもあり、三宅教授の講演の機会も設けられました。
三宅教授からは、メディア情報文化学科のこれまでのお話と、金子みすず、葛飾北斎を引用しながらの激励の言葉をいただきました。三宅教授と言えば映像制作ということで、授業やゼミに限らずサークルでも公私にわたってお世話になった学生も多く、しんみりとした雰囲気となりました。
 三宅教授の話の後には、三宅ゼミ生から花束とメッセージとが贈られました。さまざまな思いがめぐったのでしょう、涙ぐむ学生の姿もあり、三宅教授の人徳を伺える会となりました。

三宅教授には花束とともに、もう一つ贈り物を用意していました。発表会の準備の傍らで、学科全員で作った贈り物・・・、それは・・・、

こちらの寄せ書きスクラップブックです。4年生のHさん中心に、教員や学生から先生へのメッセージを募って貼りこみました。イラストもかわいらしく、三宅教授にも喜んでもらえたようです。三宅教授、長い間お疲れさまでした。今後ともよろしくお願いいたします!!!

そして、今日には中国に帰ってしまう留学生Yさんへの贈り物(こちらも涙なくしてはいられない時間となりました。写真の掲載の許可が取れ次第、アップします)。最後は、この冬からブルガリアのソフィア大学に留学することとなった3年生の森さんからの挨拶がありました。またスカイプなどでつないで、ブルガリアの今を伝えてもらいましょう!

このような形で、メディア情報文化学科のこの1年が締めくくられました。来年度からは、新生メディア・映像学科ということで、制作や地域での活動等々、また盛り上げていきたいと思います。ご期待ください!


学長から一言:いかにもメディア情報文化学科らしい、卒業研究発表会等々でしたね。。。三宅先生、長い間ありがとうございました。。。お疲れ様でした。。。グスッ。。。