2017/10/21

【スマートシステム学科】ETロボコン中四国大会に参加!

!こんにちは、工学部スマートシステム学科(学科FBはこちら)ブログメンバーの伍賀です。

9月10日のブログ(【スマートシステム学科】ETロボコン2017に向けて特訓中!)でも紹介しましたが、10月8日(日)に福山駅前の福山大学宮地茂記念館において、ETロボコン中四国大会が開催されました。

9月17日に予定されていた大会が、台風でこの日に延期になってしまいましたが、この日は好天に恵まれ、たくさんの参加者、来場者がありました。
 宮地茂記念館前の立て看板

ETロボコンの中四国大会には、 福山大学工学部スマートシステム学科から毎年チームが出場していますが、今回は、ロボットの走行タイムを競うデベロッパ部門プライマリクラスにスマートシステム学科2年生3人(岩本君、川嶋君、新木君)で構成されるチームSANZO2017-α(アルファ)、ロボットを使った企画を発表するガレッジニア部門には沖研究室白井君のチームSANZO2017-ω(オメガ)が参加しました。
 デベロッパ部門のロボット走行

デベロッパ部門プライマリクラスのSANZO2017-α、午前の試走ではかなりの爆速でのゴールができており、上位入賞の期待が高まります。今回のETロボコン中四国大会も、宇部高専や香川大学などの15の教育機関と、マツダなどの5つの企業がひしめく激戦区なのではたしてどうなるのか・・・。期待と緊張を胸に、本選が始まります。
競技スターターの岩本君

本選競技、ロボットがスタート!・・・SANZO2017-αは痛恨のロボットの転倒発生で、大きく減点されてしまいました。再スタート後には、凄いスピードでコースをクリアしていき、転倒さえなければ、と悔やまれます。
 スタートのミスが痛恨・・・67.1秒
無念・・・!のスターター岩本君

今回のデベロッパ部門プライマリクラス総合優勝はマツダ株式会社のチームGERBERA、総合準優勝は中国職業能力開発大学校のチームエフォートクリスタルとなりました。今回のスタート失敗の原因ですが、練習時には充電用バッテリーを使用していたのを、本選競技時では乾電池に変更したので重心のバランスが崩れてしまった・・・(岩本君談)とのこと。

今回のもう一つのチームSANZO2017-ωのエントリーしたガレッジニア部門。これは「「つくって動かす」センサ、アクチュエータをそれぞれ一つ以上使い、ソフトウェアで制御する。ネットワーク活用推奨」というかなり自由な企画であり、SANZO2017-ωは本ブログでも何度か紹介している小型人工衛星プロジェクトから「土砂災害予測システム」を提出しました。

 ガレッジニア部門で発表する白井君(沖研究室)

スマートシステム学科で開発中の小型人工衛星の紹介と、会場には地上行動用ロボットと通信システムを持ち込んでのデモンストレーションを行いました。 かなり大がかりなシステムで会場及び審査員の皆様から注目を集めました。発表したプレゼンテーションはこちらでご覧いただけますので、どうぞ。
 デモンストレーションのロボットが走行

競技大会はすべて終了、夕刻より懇親会が開かれました。ここでもチームSANZO2017-αは、本部大会実行委員長より、「非常に惜しかった、もっと細部にまで抜かりなく」という激励的な講評を頂き、とても勉強になるアドバイスを今後に活かしたいそうです。
本部大会実行委員長より講評頂きました

スマートシステム学科では、ETロボコンの競技をみらい工学プロジェクトでの学修テーマにも設定しています。中四国地区の開催協力校としての福山大学の存在感を示すことができるように頑張っていきたいですね。継続は力なり!

チームSANZO2017-α/ωメンバーの皆さん、引率の沖准教授お疲れ様でした


学長から一言:今回も残念な結果でしたが、もうひとがんばり、来年を期待しましょう!幹事校としての裏方も、お疲れさま!