2017/10/24

日比崎小学校で「ペーパーパラシュート教室」を担当(機械システム工学科)

機械システム工学科の小林です。今回は、日比崎小学校で実施された「ひびざき土曜教室2017」に参加した様子を紹介します!

「ひびざき土曜教室2017」は、10月21日(土)に日比崎小学校で実施されました。この日は、「ペーパーパラシュート教室」、「クラフト教室」、「ミニバスケットボール教室」、「野球教室」の4テーマの教室が実施されました。

私、機械システム工学科の小林は、機械システム工学科2年次生でモノづくり倶楽部の高原さんと一緒に「ペーパーパラシュート教室」を担当しました。


ペーパーパラシュート教室には3年生から6年生までの30名の参加がありました。
教室ではまず「モノづくりに必要なことは?」という話をしました。

 (モノづくりとは?)
次にペーパーパラシュートの説明です。
説明は学生の高原さんが実施しました。

 (ペーパーパラシュートについて)

スクリーンにはパラシュートではなく「はやぶさ」の写真が・・・・・・・
今回は、「「はやぶさ」が持ち帰った「カプセル」を地球にゆっくり帰還させる。」というミッションに挑戦です。「はやぶさ」が持ち帰った「カプセル」にみたてた小さなスポンジにA4用紙だけで作ったパラシュートをつけて落下時間を競っていきます。パラシュートは自由に考えて作っていきます。

高原さんは、日本モデルロケット協会のモデルロケット指導員の資格を持っているので「はやぶさ」の説明にも熱が入っています。

「はやぶさ」が帰還したのは2010年で7年前です。小学生の子どもたちは知らないと思っていましたが全員知っていて驚きました。

いよいよペーパーパラシュートの製作です。
まず、6班に分かれて、「ゆっくり落下させるには何が必要なのか?」を相談していきます。相談後に、製作するパラシュートを絵に描いていきます。設計図ですね。


 (ペーパーパラシュート制作風景)

製作後にはパラシュートの落下実験です。


 (落下実験)

同じテーマで製作していきましたが、いろいろなデザインのものが出来ました。カプセル(スポンジ)だけだと落下時間は1秒でしたが、子どもたちが作ったパラシュートをつけると落下時間が3秒を超えるものもありました。

最後に製作したパラシュートと共に参加者の子どもたちと記念写真を撮りました。
いろんな形のパラシュートができています。



 (みんなで記念写真)

みんな、モノづくりを楽しんで体験してくれたようでよかったです。

教室も終わり片付けた後も「もっと実験したい」と追加の講義と実験が始まりました。「すごく楽しかった。今度はいつ来てくれる?」「また絶対来てね?」と高原さんの手をなかなか放してくれませんでした。高原さんは「また来るね。」と約束していました。 

いつでも大学に遊びに来てくださいね。


(追加実験中! 発射台は片づけたのでマジックハンドで・・・)

参加してくれた子どもたちは、いろいろ考えて工夫しながらモノを作っていくことが楽しいと感じてくれたようです。これを機会に、モノづくりに関してもっと興味や関心を持ってくれることを期待しています。


学長から一言:計画して実行、で終わったので、子ども達の好奇心が収まらなかったようですねッ!追加実験も本格的に実施できる時間がほしかったですねッ!学生の高原さんも、良い経験になりました!!!