2017/10/25

今年度最後の福山大学公開講座を開講!!

こんにちは(^o^)学長室ブログメンバー、野球大好き小僧のK×2です。

今回は、10月21日(土)に開催された今年度最後の公開講座(福山会場・第5回目)の様子をお伝えします。

福山大学公開講座は、福山大学教員の研究成果を地域社会に公開し、社会の人々に生活及び職業上の専門的な知識と一般教養を高める学習機会を提供し、生涯学習の振興と文化的、産業・経済的な発展に寄与する目的で、9月中旬から5回シリーズで行ってきました。(第1回第2回第3回第4回の様子)

今回は、最後の担当者であります生命工学部生物工学科吉﨑隆之講師による『福山をワインの街に!~福山大学ワインプロジェクト~』の様子をお伝えします。

最後の講師を務めた吉﨑隆之講師です。

当日の講義風景です。
                                                                                                                                  
なお、今回は今年度最後の講座ということもあり、講義終了後には修了証書(4回以上の受講者が対象になります)の授与式が、社会連携センター地域連携部長である張楓准教授より行われました。代表者の方には、快くお引き受けいただき、ありがとうございました(^o^)
                   
修了証書授与式の様子です。


社会連携センター地域連携部長である張楓准教授による閉講の挨拶です。
                         
ここで、張准教授による今年度公開講座の総括をご紹介します。

「民間調査会社ブランド総合研究所の全国1000自治体を対象とする「地域ブランド調査2016」によると、魅力度上位100市区町村ランキングに登場した中国地方の市町村は、尾道市(19位)、出雲市(29位)、倉敷市(47位)、広島市(49位)、萩市(53位)、下関市(57位)、松江市(68位)の8市でした。人口規模では、ランキング上位の広島市と倉敷市に次ぐ水準にあった地方中核都市の福山市はなんと377位であり、その魅力度の低さには驚きを隠せません。地域・都市が新たな産業、新たな活力を創生していく喫緊性が強調されている今、新たな産業や活動の創生に必要不可欠なヒト・モノ・マネをひきつけるには、地域・都市の魅力度の向上が強く求められています。福山大学の公開講座は、その一翼を担うものであります。総合大学を構成する5つの学部の研究者が強い熱意と好奇心をもって、地域の企業や行政を巻き込みつつ、長期持続的に取り組んできている様々な研究成果が地域の新たな魅力の再発見につながっていると確信しております。引き続き、地域各方面のご期待に応えられるよう、公開講座のさらなる充実化を図っていきたい所存です。」

張准教授は、今年度の公開講座を企画立案から準備してきました。本当にお疲れ様でした(*^_^*)

また、今年度最後の講師を務めた吉﨑講師からも一言感想を寄せてもらいました。

「社会人の皆さんはやはり真剣に聴いてくださる、というのが感想です。ご自身の経験や長年の疑問と重ねるからだと思いますが、現役の学生に対する講義も私自身の学生時代の経験を交えながら話すと伝わりやすいのかなと思いました。福山ワインが本物のブランドに育っていくには、地域の皆さんのご理解と応援があってのものですので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。」
吉﨑講師、お疲れ様でした。ありがとうございました。受講者の方々もかなり熱心に聞いておられた様子でしたよ(^o^)

また、受講者のコメントもいくつか紹介しましょう。
◯「ワインについて、いろいろな知識が得られたと思う。有意義な講座だった。」
◯「ワインの製造過程が理解できて良かった。」
◯「今日の話を参考にして、ワインの飲み方について試してみたいと思った。」
◯「新しい発見ができた。」
◯「ワインの種類(赤・白)について、わかりやすく説明してもらい、いい勉強になった。」
様々な激励の言葉等をいただき、ありがとうございました。

9月16日(土)から始まりました平成29年度福山大学公開講座も、無事に終了しました。受講者の皆さまにおかれましては、いろいろとご迷惑をおかけしたこともあったと思いますが、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました!!来年度も引き続き実施する予定ですので、是非受講をお願いいたします(*^_^*)


学長から一言:「魅力度上位100市区町村ランキングに登場した中国地方の市町村が8市あるというのに、地方中核都市の福山市はなんと377位!」というのには、ショック!!!福山大学、もっとがんばらなくっちゃ!!!