今回は、福山大学因島キャンパスに新たに配備された調査船「爽風丸(そうふうまる)」の紹介です。
因島キャンパスに在る内海生物資源研究所・所長の有瀧教授から、「爽風丸」のレポートが届きましたので紹介します。
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因島キャンパスでは、瀬戸内海をモデルとして海洋生物を「育てる」「守る」「探る」「利用する」の観点から研究・教育活動を進めています。
ただ、これらの目的を達成するためには相手をよく知ることが重要になります。
すなわち、調査ですね。これまでも、沖合は実習船の第二爽風丸で定期的にプランクトンネットを用いて、魚の卵や仔魚(魚の赤ちゃん)を採集してきました。
第二爽風丸 |
また、クロダイ、スズキ、メバル、シロギス等、皆さんにおなじみの魚は、稚魚(魚の子ども)になるとごく浅いところで生活するため、藻場や砂浜海岸を人力で網を曳いて調べています。
沿岸調査 |
ただ、藻場や砂浜には残念ながら大きな船では入って来れず、人の背が立たないような調査場所がぽっかりと空いてしまいます。
そこで、この度新たに小型の船外機船を配備し、機動的で緻密な調査のできる体制を整えてもらいました。
新船の名前は・・・「爽風丸」
これは、因島キャンパスの黎明期を支えた調査船の名にあやかっています。
全長6.2m、幅1.9mの0.7トン、定員6名で50馬力のエンジンを積んでいます。
新たに仲間入りした「爽風丸」 |
今から楽しみです!!
学長から一言:福山大学の本部キャンパスにも爽風が吹いていますよ!1号館に囲まれた庭の名前は「爽風の庭」です。きっと「爽風」には、創設者・宮地茂の思いが詰まっているのでしょうね。。。そういうわけで、この夏、1号館の第1食堂を改装した折には、「カフェテリア爽風」と名付けたのですよッ!「爽風丸」の活躍を期待しています!
学長から一言:福山大学の本部キャンパスにも爽風が吹いていますよ!1号館に囲まれた庭の名前は「爽風の庭」です。きっと「爽風」には、創設者・宮地茂の思いが詰まっているのでしょうね。。。そういうわけで、この夏、1号館の第1食堂を改装した折には、「カフェテリア爽風」と名付けたのですよッ!「爽風丸」の活躍を期待しています!