大学教育センターの学長室ブログメンバー、T&Wです。今回は、日本語検定のうれしいお知らせについてのミニレポートです。
日本語検定(前期6月10日実施)でのすぐれた成績をあげた団体に贈られる特別賞を、福山大学は今年も受賞しました。これで3年連続の受賞となります。過去2年は「日本語検定協会 特別賞」、今年は「東京書籍賞 優秀賞」です。近日中に日本語検定協会のホームページにも載る予定です。
日本語検定3級はレベルとしては高校卒業程度です。とは言え、多くの企業の社内研修でもこの日本語検定が導入されており、有名企業でも入社試験において、この検定合格者を優遇しているところがあります。この日本語検定の受検を、1年次共通教育の必修科目「日本語表現法」のなかで全員に勧めるとともに、検定に向けた演習を、授業や学内の学修支援システムCerezo上でも重ねています。教職課程を履修する1年生にも、今年から受検を勧めました。
大学は、資格取得支援の一環として学生の個人負担を少しでも軽減するために、検定料の約3分1の補助をしています。
データでみると、新入生の約65%が受検し、その84%が認定(あるいは準認定)という結果です。これをより向上させるために、学修内容の見直しなど、検討をまた始めているところです。
まもなく後期の検定も行われます。検定が終わっても、日々、私達は日本語のより良い在り方を求めていかなければなりません。
学長から一言:3年連続の入賞、おめでとうございます。。。誰がおめでたいかというと、先輩達の後を追ってしっかり日本語を学んだ新1年生達、そして毎年指導法の工夫を重ねながら日本語による表現法を教えている先生方!!!「お・め・で・と・う!」