2017/12/18

【スマートシステム学科】地域防災リーダー養成講座受講生、消防防災訓練で大活躍!

こんにちは、工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)学長室ブログメンバー伍賀です。

このブログでも何度か報告してきましたが、当学科の宮内教授が担当している「地域防災リーダー養成講座」に関する記事が、今年度も宮内教授より届きました。


なお、「地域防災リーダー養成講座」に関する記事は以下の投稿にありますのでご参考にどうぞ。

・ 2015/01/09
社会人向け 平成26年度「地域防災リーダー養成講座(短期コース)」開講!
・ 2015/02/09
・ 2016/03/11
・ 2017/06/16
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宮内教授より

平成29年も余すところわずか。ここ数年、大規模な自然災害が続いています。今年も例外ではありません。年明けの111日から降り始めた大雪に関連して4名が亡くなられました。327日の栃木県那須町の雪崩では登山研修中の高校生等が雪崩に巻き込まれ8名が命を落としています。また、630日からの梅雨前線に伴う九州北部地方の大雨及び台風第3号による土砂災害等により、40名以上の方が命を落としています。その後も台風による被害が相次ぎ、台風第 21 号では8名の方がお亡くなりになりました。
地震による大きな被害こそないものの、今後も自然災害はいつでもどこでも起こり得るものと思われます。
そんな中、1027日に福山大学において、福山地区消防組合西消防署、広島県防災航空隊との合同で、南海トラフを震源とした大規模地震の発生およびその後の火災を想定した消防防災訓練が行われました。
この訓練において、防災士の資格取得を目指す学生の支援を主たる目的とした「地域防災リーダー養成講座」に関連して行った「普通救命講習」の修了生が、負傷者および救助者の役割を担いました。普通救命講習で身に付けたAEDの使用法や心肺蘇生法などを早速実践に役立てました。
 AEDと胸骨圧迫を行う学生
 救急隊員によるトリアージを受ける負傷者役の学生
 負傷者役の学生に応急手当てを行う学生
 負傷者役の学生は救急隊員により救急搬送される

以下は、1014日と1021日の2回に分けて行った、福山地区消防組合の救急隊員による普通救命講習でのAED操作と心肺蘇生法の実習風景です。

福山大学では、防災士の資格取得を目指す学生の支援を主たる目的とした「地域防災リーダー養成講座」を実施しています。現在、約170名の学生が受講しています。


学長から一言:人の世(世界も日本も)も自然界も、何だか荒々しい時代になってきましたが、こんなにたくさんの学生が地域防災リーダーを目指しているなんて、「た・の・も・し・い」!!!しっかり学んでね!頼りにしていますよ!