2016/11/18

<情報工学科>山之上教授が世界的な学会の研究会に殿堂入り!

学長室ブログメンバーの情報工学科の池岡です。

 情報工学科山之上教授が世界的な学会の研究会に殿堂入りしたので、その様子を報告いたします。

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 11月8日(火曜日)、アメリカのデンバーで開催された国際会議 ACM SIGUCCS 2016 において、工学部情報工学科の山之上教授がこの会議を主催しているSIGUCCS (Special Interest Group on University and College Computing Services)の殿堂入り(Hall of fame)を果たしました。これは、同時に受賞した藤村九州大学名誉教授とともに、日本からは初めての受賞です。


 左から、Mat Felthousen SIGUCCS会長、藤村九州大学名誉教授、山之上教授

( 山之上教授は「着る電光掲示板」を着て受賞に臨みました)

受賞記念の盾

 ACM (Association for Computing Machinery) は世界最大のコンピューターに関する学会で、1947年に設立されました。SIGUCCS は、大学や短大などの高等教育機関の情報技術に関する支援・配布・管理の担当者の人材育成を目的として活動している、ACM37ある研究会(SIG)の一つです。SIGUCCSは、当初はSIGUCCとして1963年に発足した、SIGとしてはACMSIGの中でも長い歴史のある研究会の一つでもあります。SIGUCCSの歴史については、ここで述べられています。
 山之上教授が、日本で同様の活動をしている情報処理学会DSM研究会(現在は情報処理学会IOT研究会)でSIGUCCS 2004の様子を報告してから、日本から毎年SIGUCCSへの参加者が続いています。山之上教授自身も2004年から2016年にかけて、14件の発表を行った他、座長や受付などのボランティアも行ないました。また、山之上教授はSIGUCCSの日本における支部である、ACM SIGUCCS Tokyo Chapter の設立に関わり、現在は会長に就任しています。今回の殿堂入りはこれらの業績が認められたものです。

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学長から一言:学会関係で、殿堂入りというのは、この学長室ブログ始まって以来の快挙!!!山之上教授、おめでとうございます。。。どこに行くにも「歩くor走る電光掲示板」ですねッ!