2016/11/15

薬学部がコンケン大学(タイ)薬学生の実務実習を支援!

こんにちは、薬学部の学長室ブログメンバーGoです。
薬学部 杉原教授からの一報です!

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今年度で3回目になりますが、本学薬学部は、9月19日(月)から10月28日(金)までの6週間、タイのコンケン大学薬学部6年生の実務実習を支援しました。本学薬学部は、この実務実習のマネジメントを行っており、今年度も本学薬学部からの受入れの要請に対して、広島県下にある5ヵ所の地域薬局と3ヶ所の病院・医院、福山市保健所ならびに福山市社会福祉協議会から協力が寄せられました。

今年度来日した学生は、Ms.Savitree Srimuang(ニックネーム Fai)、Ms.Sayamole Khansilar(Nick)、Ms.Waraporn Paripurana(Mo)の3名です。コンケン大学の学生達は、実務実習を開始して間もなく、学長室と学部長室を訪問し、松田学長ならびに鶴田薬学部長から充実した実習となるよう、励ましを受けました(写真1,2)。
写真1 学長室を訪問したコンケン大学薬学生
写真2 薬学部長室を訪問したコンケン大学薬学生

世界各地で高齢化が進んでいますが、タイにおいても同様であり、高齢社会への進行とその対策は深刻な課題と考えられています。日本は他に類を見ない速度で超高齢社会となり、他国に先んじて、その対策が迫られています。現在日本ではその対策の一つとして「健康寿命の延伸」が推進されており、地域薬局ではその一役を担うために、今年度、「かかりつけ薬剤師制度」が導入されました。そのため、コンケン大学生達は、高齢社会における日本の薬剤師の今後の役割について、具体的に学ぶ機会に恵まれました。学生達は、地域薬局での地域住民の健康増進や介護の支援、在宅療養や医療を支える体制、医療制度などについて、タイと比較しながら幅広く学修しました。さらに、高度に整った日本の医療環境を基幹病院などで見学しました(写真3)。

写真3 基幹病院薬剤部での見学実習
写真4 医療コミュニケーション授業
写真5 学生主催のオープンセミナー

本学薬学部においては、コンケン大学生達は、医療コミュニケーションの授業を聴講した他、学生主催のオープンセミナーや大学祭などで、本学学生との交流をおこないました(写真4,5,6)。本学が参加協力している福山市主催の“健康ふくやま21フェスティバル2016”では、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の啓発活動などに参加し、地域ぐるみでおこなう「健康寿命の延伸」対策の一つを体験しました(写真7)。
写真6 お月見パーティーで本学学生と交流
写真7 健康ふくやま21フェスティバル2016
写真8 広島平和記念公園

休日には、倉敷や宮島、松山、京都など各地の観光を楽しみました。コンケンはタイ北部の内陸部にあり、しかも起伏がほとんどない平地であるため、しまなみ海道から見える瀬戸内海の光景や尾道と今治を結ぶ連絡橋、宮島の弥山中腹の獅子岩からの光景に感動したようです。また、広島では、原爆ドームと平和資料館を訪れ、平和資料館ではタイ語の翻訳機を借り、長い時間をかけて原爆の資料を閲覧しました。原爆の悲惨さに強く胸を揺さぶられたようです(写真8)。

写真9 さよならパーティー

コンケン大学生達は日本での滞在期間中、大変有意義な実習を受け、貴重な体験を数多く積むことができました。「とても充実した実習に感謝しています。また必ず来たい!日本が大好き」の言葉を残して、タイに無事に帰国しました(写真9)。日本で見聞したことや体験は、将来薬剤師としてタイで働くようになった時、様々な形で活かされると思います。多くの方々の温かでホスピタリティに溢れたきめ細やかなご指導やご厚情に深く感謝申し上げます。


学長から一言:コンケン大学の学生の皆さん、充実したよい研修になってようでよかったですね。。。関係者の皆様、お疲れさま。。。さらに、本学の学生にもしっかり世界を見せましょう!!!