11月8日（火）に第11回広島県信用金庫合同ビジネスフェア（広島市）が、続いて11月9日（水）には、第2回しんくみビジネスマッチング（笠岡市）が開催されました。今回は、２つのビジネスマッチングの催し物における福山大学社会連携センターの活動を報告します。
「知識社会」の到来により、地域活性化に向け、新技術の研究開発や新事業の創出のための産官学連携が盛んに進められています。
最近は産官学の連携に加えて金融、労働界およびマスコミも加わった産官学金労言の連携として進める雰囲気が醸成されています。この時代の潮流によって、信用組合を中心とするこれら２つのビジネスマッチングが開催されています。
それでは、２つのビジネスマッチングの模様を報告します。
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まずは、11月8日の10：00～16：00に広島グリーンアリーナ（広島県立総合体育館内の大アリーナ）で開催された第11回広島県信用金庫合同ビジネスフェアからです。
このビジネスフェアの主催は、広島信用金庫、呉信用金庫、しまなみ信用金庫、広島みどり信用金庫、広島県信用金庫協会です。
会場の大アリーナでは、幅2.5ｍ×奥行き2ｍのブースが所狭しと336ブースも出展されていました。
ビジネスマッチングは、坪井広島県信用金庫協会会長、来賓の湯崎広島県知事、成田中国財務局長からのご挨拶の後、盛大に開会されました。
湯崎広島県知事の来賓挨拶です。カメラ目線を頂きました。
開会すると同時に会場内は産官学および企業間等のマッチングが盛んに行われています。
出展ブースの配置図を見ながら目的のブースへ移動です。
今回のビジネスマッチング会場には、有限会社ぽけっと様が福山大学薬学部の町支教授、薬学部の前原助教、社会連携センターの中村助教（私）との共同研究により製品化された天然由来の青パパイヤ洗剤の紹介をされていました。
中央の2本がその洗剤で、出来立ての「ほやほや」です。
有限会社ぽけっと様の出展ブースです。中央が檜社長で両隣が従業員の方々です。
福山大学社会連携センターの出展ブースには、14の企業・団体の方が来られましたので、産学連携の要領説明、福山大学の概要説明および求人情報の交換などを行いました。
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続きまして、11月9日の10：00～16：00に笠岡総合体育館で開催された第2回しんくみビジネスマッチングについてです。
このビジネスフェアの主催は、笠岡信用組合をはじめとする8信用組合、2商銀、笠岡市、笠岡商工会議所です。会場の笠岡総合体育館は、幅2.7ｍ×奥行き2.1ｍのブースが126ブースも出展されていました。
山本 岡山県信用組合協会会長、呉 岡山県信用組合協会副会長の挨拶の後に開会となりました。
広島グリーンアリーナで開催された第11回広島県信用金庫合同ビジネスフェアにも劣らない地域性を生かした盛況ぶりでした。
福山大学社会連携センターのブースには、9の企業・団体の方が来られましたので、広島のビジネスマッチング同様に産学連携の要領説明、福山大学の概要説明および求人情報の交換などを行いました。
このビジネスマッチンクでは、「優秀ブースレイアウト賞」の投票が行われました。上位３ブースに優秀ブースレイアウト賞が贈られましたが、何と女性が中心の出展ブースばかり・・・。
優秀に繋がるレイアウトの気配り等は女性に向いているのでしょうか。閉会式の挨拶で、そのようなコメントを述べられていました。
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福山大学社会連携センターは、企業、地域、自治体、他大学等との連携をさらに深化させて社会還元を図るために、このようなビジネスマッチングへ積極的に参加してまいります。
これからも、よろしくお願い致します。
学長から一言：有限会社ぽけっと様が、人に優しい洗剤を、近隣のパパイヤ栽培地で捨てられているパパイヤの葉から作れないかと、福山大学の学長室に相談に来られたのが今年の3月2日。。。同席してもらった社会連携センター長の町支教授が興味を示し、共同研究の話しがまとまり。。。製品化されたのですねッ！！！おめでとうございます！！！使い心地はどうなのでしょう！？！
