2016/11/26

情報工学科が地場産業フェアに出展

学長室ブログメンバーの工学部情報工学科の池岡です。

 2016年11月19日(土) – 2016年11月20日(日)にエフピコRim7階・9階福山市ものづくり交流館にて開催されました「じばさんフェア2016 ~地場産業とデザインを楽しむ~」 に情報工学科 中道准教授のコミュニケーションデザイン研究室が出展しました.中道准教授からのレポートです.

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 「じばさんフェア2016」は,(一財)備後地域地場産業振興センターが,新たなビジネスチャンスの創出や,新製品開発,新事業展開などを支援することを目的として開催しているものです.地域企業や大学・研究機関の展示,地場産品の全国物産の即売,地場産業の実演・体験,飲食,ステージ,デザインセミナーなど盛りだくさんの内容でした.


 じばさんフェア2016

 産学連携推進エリアの中央3ブース分というエリアの顔ともいえる場所にて本研究室の研究成果を展示させていただきました.そのため,3年生・4年生を中心に前日から準備作業に追われました.

当日の展示の様子

 最も人気のあったのは、遠目からも目立つ「PIKAPIKA+(ピカピカプラス)」
光の玉を操って,グーで描かれる光のラインでお絵かきします.裏側には研究室で開発された指差しによるポインティング技術が隠されています.

子供に大人気のPIKAPIKA+(ピカピカプラス)

 次は大人の方が関心を示した移動経路の可視化です.GPSを使って移動経路を記録するだけでなく,迷いボタンが付いていて,迷ったタイミングを記録できます.昨年度,福山市とともに調査した,福山駅から福寿会館までの調査結果を展示し,実験参加者の動きから明らかになった問題点などを説明しています.この技術,工学部が文部科学省より委託されている 「学校施設の防災力強化プロジェクト(H28)」においても利用し,現在まさに実験を実施しております.

移動経路の可視化の展示

移動経路を記録する端末について説明中

 これは大学祭で大学会館の中で実施した「見えない迷路」,それを実際に体験したお客様の目線で記録した動画になります.何が見えないって迷路の壁がないのです,でも端末を持っている人には壁にぶつかったことが知らされます.もとは企業との共同研究で建物内の避難誘導技術として開発していたものですが,エンターテイメントにも使えるということで作成したものです.このときにも来ていただいた大学祭で体験された地元企業の方々から,「最新技術を体験できる大学らしいコンテンツだった」とお褒めの言葉をいただきました.

「見えない迷路」の体験動画

説明に奮闘する3年生たち

 今回はおもに3年生が説明し,それを4年生・大学院生がフォローするといった形で展示をおこないました.3年生は多くの来場者からの質問を受ける中で、説明することの難しさを知るとともに,研究の理解が深まったこと、これが一番の収穫だったようです.

 学生の皆さんが積極的に動いている姿を見て,指導教員は安心して子供とスタンプラリーや福山平成大学看護学部が実施していた血圧検査(実年齢よりも2歳若かったです)を楽しむことができました,ありがとうございました.

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学長から一言:面白いですね-。。。めちゃ、面白い!!!3年生にとってもすばらしいアクティブ・ラーニングの場でした!!!