2016/11/07

情報工学科生が平成28年度電気・情報関連学会中国支部連合大会で発表

学長室ブログメンバーの工学部情報工学科の池岡です。

 10月22日(土)に「平成28年度 電気・情報関連学会中国支部連合大会」が広島大学にて開催されました.本学会発表は電気,情報関連の複数の学会が共同して行う大会です.講演数は約250件,大会参加人数は500人を超えるという大きな大会です.

 今年も本学の情報工学科から多数の学生が、企業や大学の研究者に混じって日頃の研究成果を発表しました.その内容を簡単に紹介させていただきます.

「Wikiページに書かれたR言語のプログラムの実行を可能にしたBotの試作」という題目で,将来的に複数人でプログラムを開発する環境を提案しています.

山之上研究室の平田君

「処方監査における学習度の点数化の検討」という題目で,薬学部との共同研究として行っている薬のチェック能力を点数化してみようという研究です.

中道研究室の桒原君

「Beaconを活用した屋内における危険エリア通知システムの提案」という題目で,災害時に建物内で避難するときの支援法として,これ以上は危険というエリアを通知する方法を提案しています.

中道研究室の藤井君

「インタラクティブコンテンツ利用支援のための説明場面抽出手法の提案と評価」という題目で,インタラクティブコンテンツが増えてきたけど説明してくれないと使えない,という方のための説明場面の作り方に関する研究です.

中道研究室の浜君

「複数のHMDを活用したAR技術による学習支援システムの開発」という題目で、学生間で演習進捗に大きな差が生じやすいプログラミング授業を、拡張現実(AR)技術を用いて支援するシステムに関する研究です。

池岡研究室の藤

 情報工学科の関係者がたまたま集まっていたのでせっかくなので記念に撮ってみました.

情報工学科の関係者で記念写真

 外はあいにくの雨でしたが、発表後の学生の気持ちは実力を出し切ったということで、晴々としていたことでしょう。

中道研究室のみなさん


池岡研究室の藤


 来年度は,情報工学科からさらなる研究発信できればと思っています.学生の皆さん,お疲れさまでした.


学長から一言:学生の皆さん、発表の準備をすることで、自分の行っている研究の意味がよりはっきりしたのではないでしょうか。。。そして聴衆からの鋭い質問に答えることによって、まだまだ研究の意味の理解が曖昧なことも。。。今後を期待していますよ!!!