9月11日(月)~14日(木)の日程で、第35回日本ロボット学会学術講演会が、東洋大学川越キャンパスで開催されました。スマートシステム学科からは、大学院工学研究科電気電子工学専攻1年生の角野君が、12日の午後のセッション「車輪移動機構」で、「極座標と仮想目標地を用いたロボット移動の一考察」というタイトルの研究発表のために登壇しました。
日本ロボット学会学術講演概要集”機械仕掛けの武者”
福山から新幹線で3時間半、東京で乗り換えてさらに1時間、埼玉県川越市の東洋大学のキャンパスまでやってきました。当日の朝は天候不良で電車が遅れるというハプニングもありながら、なんとか会場に到着です。
東洋大学川越キャンパス1号館2号館が会場
さて、角野君は沖研究室のゼミ生であり、前回報告した超小型人工衛星プロジェクトや、追従型のカルガモロボットなどに実装されているロボットの自律移動機構を研究しています。今回の発表は日ごろの研究のタマモノです。
角野君、学会発表は学部4年生のときに何回か行っており、今回の学会参加も事前にかなり準備し、発表練習も念入りにおこなっていました。なかなか堂々と発表できていたのではないかと思います。
発表風景
今回の発表内容は、移動しているリーダーのロボットに追従する子供ロボットのコントロールに関するものでしたが、質疑応答では、「リーダーのロボットが急に方向転換したり、速度を変えたらどうするの?」とか、「今後の研究の発展の方向は?」などというものがありました。角野君曰く、「今回のセンサ以外にカメラなどを搭載して高機能なロボットを製作したいです。」
質疑応答風景。きちんと対応できていました。
プレゼンテーションが終わってちょっとほっとした感じです。会場前で予稿集をもってカメラに応えてくれました。これから、秋の深まりとともに学会シーズンが到来します。学会は卒研学生や研究生にとって、お祭りの場のようなものです。しっかり研究し、発表し、貴重な体験を積み重ねていって欲しいですね。
また新たな研究意欲が沸いたそうです。
学長から一言:角野君、学会発表を重ねてどんどん頼もしく成長ですねッ!!!まだ修士課程の1年生、これからを楽しみにしていますよ!!!