2017/09/09

2017年度第3回備後経済研究会開催のご案内

学長室ブログメンバーの井上直樹税務会計学科)です。
今回は備後経済研究会事務局(准教授)から備後経済研究会の開催のお知らせです。
--------------------------------------------------------------------------
第3回備後経済研究会
日時:2017年10月13日(金)18:30~20:30
場所:福山大学宮地会館(JR福山駅北口徒歩1分)
報告:石原 俊彦教授(関西学院大学大学院経営戦略研究科ビジネススクール)

内容:地方自治体の行財政改革と地方創生


概要:
 地域経済において地方自治体が果たすべき役割は非常に大きいと考えられています。昨今では、少子高齢化への対応、インフラ資産やハコモノの老朽化、上下水道の経営改革をはじめとして、多くの行政課題を自治体は解決してゆかねばなりません。自治体にはまた、地方創生を実現して、地域を活力ある社会として持続・発展することが求められています。現在多くの自治体では官官連携や官民連携の手法を通じて、こうした課題に果敢に取り組んでいます。研究会では、地方自治体が直面する行財政改革の課題を整理し、その解決を円滑に進めている先進事例を概観しながら、地域経済にとって特に重要な地方創生の諸問題を解決していくための方向性を確認します。もとより地方創生は行政のみで実現できるものではなく、民間企業やNPO等の活動にも、大きな期待が寄せられています。自治体がそうした民間部門とどう連携していくか。この問題について、みんなで考えてゆきたいと思います。
略歴:1989年 関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学
   1995年 第24回日本公認会計士協会学術賞受賞
   2005年 関西学院大学大学院経営戦略研究科教授(現在に至る)
   2013年 国際公会計学会(JCIGAR)会長 
    一般社団法人 英国勅許公共財務会計協会日本支部代表理事(現在に至る)
   2015年 英国勅許公共財務会計協会本部理事(現在に至る)
業績:総務省地方行財政検討会議構成員、内閣府第30次地方制度調査会委員
   北九州市公の施設に係る受益と負担のあり方検討懇話会座長、京都府参与 他
最近の単書・編著・監修書・監訳書:
 『大学経営国際化の基礎』(関西大学出版会、2017年)
 『自治大病院経営の基礎』(関西大学出版会、2016年)
 『地方公共サービスのイノベーションとガバナンス』(関西学院大学出会、2013年)他


備後経済研究会について~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
備後経済研究会は故桑原哲也教授が備後地域経済・経営の研究拠点を目指すべく、2012年に立ち上げてから、数えて6年目を迎えます。

備後経済研究会は備後地域の企業・経営者を研究し、産業集積地としての備後地域の特徴を明らかにすべく、本学教員にとどまらず、企業経営者や行政関係者、さらに他大学の研究者にもご参加いただき、研究成果の報告やそれにもとづく活発な議論を行うと同時に、企業へのインタビューや論文の公刊、備後地域の皆さんに向けた研究発表を活発に行っています。

研究会は23ヵ月に1度のペースで開かれています。高校生でも大学生でも企業経営者でも、どなたでも参加は自由です。興味のある方は一度、備後経済研究会のホームページをご覧ください。サイト内では過去の活動内容とともに、多くの研究成果(ディスカッションペーパーや論文)がアップされています。

入手できない場合は、張楓(kaede@fuec.fukuyama-u.ac.jp)までご連絡ください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

学長から一言:地方創生には、地方私立大学も重要な責務を担っています。。。福山大学も、備後地域活性化の要として、地域を愛し、地域の未来を創造し、地域から世界につながる、「未来創造人」を育成していきたいとがんばっていま~す!!!