2017/09/01

人間文化学科のオープンキャンパス(9/16)予告―模擬授業は「中国茶から見る喫茶の世界」

学長室ブログメンバー、人間文化学科の清水です。こんにちは。今回は、次回オープンキャンパスの予告をお伝えします。
と、その前に、これまで行われたオープンキャンパスの模様もご紹介します。こちらも賑やかに行われました。 
7月16日の様子。学生生活紹介のコーナー。
前回8月20日に行われたオープンキャンパスでは、小原教授が模擬授業を担当しました。「赤毛のアンとピーターラビットの舞台の地理探求」と題し、作品に登場する場所設定の舞台となったところ(小原教授が実際に訪れたとのこと)を写真で紹介しながら、時には地理に関する説明もなされ、作品についてより深い理解を促すものでした。
小原教授による模擬授業
さて、次回9/16のオープンキャンパス、人間文化学科では「中国茶で学ぶ喫茶文化」と題して、私、清水が担当します。随分前に中国茶を扱う商社にて調査翻訳などのアルバイトをしていたこともあり、中国茶はもちろん、喫茶文化については日頃から関心を持っています。

今回の模擬授業、キーワードは「喫茶」です。日本語の中には、「喫茶店」をはじめ、「○○喫茶」「△△喫茶」など、「喫茶」という言葉が多様に使われています。では、「喫茶」とはそもそもどのような言葉なのでしょうか? そして、中国茶との関係は? ナゾは尽きません。
中国語圏の地域で見られる茶館(イメージ)
そこで当日は、中国茶はもちろん、「喫茶」に関する簡単な講義のほか、理解を深めるためのクイズ、なども用意する予定です。また、珍しい中国茶もお出しできるかもしれません(茶葉の調達は、主に中国へ長期留学に行っていた学生や留学生に依頼中)。日本では、鉄観音や凍頂烏龍などの「青茶(半発酵茶)」がよく飲まれますが、発酵の弱い「白茶」はあまり知られていないです。もしかすると、この白茶もお出しできるかもしれません。
お茶を注ぐ茶器は結構小さいです(16日は紙コップでの提供予定です。すみません)

一日の中でもほんの僅かしかない(であろう)「お茶の時間」、みなさんはどう考えますか。当日は、堅苦しいことは抜きにして、「お茶の時間」を楽しみたいと思います。お茶や茶文化に興味があるという方は、是非遊びに来て下さいね。


学長から一言:少し涼しくなってくると、冷たいジュースではなく、温かいお茶を飲みながら、茶文化の日中比較というのもいいですねッ!高校生の皆さん、くつろぎながら、学びましょう!